
こんにちは!コンじゃぶろーです!
大きな雲を眺めていると、空の大きさに圧倒されてとても自分の悩みがちっぽけに見えて前向きになれますよね。
昔、アメリカのグランドキャニオンに行った事がありますが、渓谷よりも空の雲の方が圧倒的に大きくて美しいなぁと思ったコンじゃぶろーです。たまには、空を眺めてみましょう。
はじめてゲームプログラミング「ゲーム作りはじめの一歩」
今日は、新しい仲間を紹介します。

新しい助手のモグラ型ロボット「もぐお」です。

はじめまして「もぐお」です。
高性能なので、焼き芋が食べれます。

焼き芋を消化する機能に全振りしすぎて、他には何も出来ません。

最近は、焼き芋を食べ過ぎてメタボ気味です。これからよろしくお願いします。

今日のテーマは、ゲーム作りに1番のハードルになる、最初の一歩です。
最後には、ゲーム作りの切り口をいくつか紹介しますので、お付き合い下さい。

最初の一歩が、1番のハードル?
何言ってるの?

なかなか、イメージしづらいかも知れないけれど、最初一歩を踏み出せるって本当に凄い事なんだよ。

ちょっと、何言ってるか分かんない

見てみた方が早いかな
はい、こちらが はじプロで新規作成した時の画面です。


広い、世界の広がり・・・
・・・な、何を作ろう
何も思い浮かばない・・・(泣)
もう、何も考えたく無い・・・焼き芋食べてたい・・・。

今日は、新規作成した時に、込み上げてくる恐怖・・・この症状の正体と、対処方法を紹介します。
恐怖の原因が分かれば、正しく向き合えるようになります。一つずつ紐解いていきましょう。
はじめてゲームプログラミング「新規作成」恐怖の正体は、「自由度の高さ」
新しく何かを作り始める時に手が止まる。この恐怖の正体は、ズバリ「自由」です。
自由は楽しい!と勘違いしている人は、結構多いと思いますが、人間は「自由」が大嫌いな生き物なんです。
「自由」は「楽しく無い」と自覚する事で前に進めるようになりますので、正しく理解しましょう。
人間が自由を嫌っていると思う所は、沢山あってそれを利用したサービスが山程あるのです。自分の身の回りを振り返ってみて下さい。

身の回りに、無意識に「自由」を回避するルールが沢山ある事を振り返ってみましょう。(沢山知っていると、ゲーム作りに役立ちます。)
- スマートフォン等の設定が、ほとんどの人は初期設定のまま(行動心理学)
- 旅行のとき、旅行雑誌やパンフレット、ツアーに頼りがち(時間の節約、効率化を求める)
- 内容の知らない映画は観ない(時間とお金をかけて、ガッカリしたくない)
- お見合い結婚が大半だった世の中が、急に自由恋愛が主流になって未婚率が上昇(傷つきたく無い)
世の中に、ガイドやコンサルといった職業があるのも、知らないうちに不利益をこうむるのは嫌だ!という強い意志の現れです。

「自由」を楽しむには、それなりの「センス」が必要になるので、難しい事なんです。
ゲームの提案書を初めて書くとほとんどの人が「自由度の高い〜」と書いてしまうけれど
ここで言いたいのは、
本当に自由って楽しいですか?と言うことです。
こういう経験は、ゲーム作りに限らずクリエイティブな事には、つきものです。陶芸教室等で、何でも作っていいですよ!とか言われると手が止まってしまいますし、「将来の夢は?」とか聞かれても
そんなの分かりませ〜ん!
となってしまいますが、自分を責めないで下さい。「自己責任」って、とても難しい事なので悩んで当然なのです。

責任感の強い人程、困ってしまう傾向にあるように思います。
でも、安心して下さい。これは技術で何とかなる事なんです。
人間は、全部自由だとつらいと感じますが、「ある一定のルール」内での自由だと、途端に楽しくなるんです。
「ある一定のルール」がある事で、自己責任がかなり軽減出来るので、そのルールを自分の中で設定すればいいんです。
「自由」は、「自分ルール」で回避しよう

「自分ルール」を設定する事で、何かを考える切り口が生まれる事例を紹介します。
何かを初める時は、自分ルールを設けると考え易くなります。ここでは、ゲーム作りの場合で紹介します。
- 自分ルール①お題を考える
- 自分ルール②いっその事パクる(マネしてみる)
- 自分ルール③わざと最悪な方法を考える
自分ルール①お題を考える

1番考え易い方法は、「お題」を用意する方法です。お題とは、例えば「シューティング」とか「レース」とか

本当だ!お題が出来ると、急に作るイメージが湧いて来たぞ!
ゲーム作りでお題が、設けられる事は結構あります。広告目的で、ミニゲームを作る場合に、スポンサーに合わせた内容で考えるととても考え易くなりました。
お題が思いつかない人も、安心して下さい。はじプロにはチュートリアルという最強のお題が用意されています。チュートリアル後にコピーすれば、「アレンジ」という形で作る事ができます。
「0→1」は難しいけれど「1→10」は、とても楽しい部分だったりします。
はじプロのチュートリアルは、最強の切り口になります。

- レッスン①2人対戦(2Dアクション)
- レッスン②コロコロボール(傾きセンサー)
- レッスン③エイリアンシューティング(横スクロール2D)
- レッスン④GO!GO!アスレチック(2D横スクロールアクション)
- レッスン⑤謎解き部屋(3D脱出ゲーム)
- レッスン⑥エキサイトレーシング(3Dレース)
- レッスン⑦3Dアスレチックワールド(3Dアクション)
チュートリアルをコピーして改造(味付け)する!という切り口で初めると、面倒な「自キャラを組み立てる」が不要なので、作りやすいです。

このブログでも、よくやってる簡単な検証も、チュートリアルのコピーでサクっとやってたりします。
はじプロのこの構造、とても凄い建て付けになっててゾクゾクしますね。

これなら、僕でも出来そうだ!
「ベースを何にするか?」が難しいならば、「ベースを考えないで作る」という自分ルールを設定しましょう!
自分ルール②いっその事パクる(マネしてみる)

ズバリ、いっその事パクる

禁断の果実・・・

素晴らしいゲームには、気づかない工夫が山程入ってるので、完全コピーする事で、その工夫が勉強出来るんです。
シンプルに見えるファミコンの「スーパーマリオ」あれを完コピすると天の高さを知れますよ。
あぁ、神様・・・世界の「宮本茂」大先生
企画書や、事業計画書を書く場合にも、世に広く普及しているゲームや商品、サービスの提案書を作ってみると、その凄さに気づけますよ。
「アイデアを出す」という部分がかなり難しいならば、「アイデアを出さない」という自分ルールを設定しちゃいましょう!
自分ルール③わざと最悪な物を考える

「イタズラ心」って、とてもアイデアが出し易くなる魔法です。

たしかに!落とし穴を掘るのって、世界一楽しい!

・・・分かりやすいテンプレは、「こんな○○○は嫌だ」です。
「面白い物を考えよう!」は、「面白い」の定義が人によって違うので、「落とし穴を掘るのが世界一楽しい」と言われても「うーん」となりますが・・・
「面白く無い物」を考えると、共感を呼びやすかったりします。
なので、「これは、やりたくないなぁ〜!」と思う物であればある程アイデアが出し易くなります。
「面白い物」を考えるのが難しいならば、「面白い物を考えてはダメ」という自分ルールを設定する
ここでは、いくつかその例を紹介しますので参考にしてみて下さい。大喜利大会気分で楽しんでみて下さい
- 必ず負けるジャンケン
- ジャンプすると即死する横スクロールアクション
- 弾が撃てないシューティングゲーム

「こんな○○○は嫌だ」な、アイデアは、実は「個性的なアイデア」に化ける可能性があります。
「こんな○○○は嫌だ」なアイデアをこんな風に変えてみるとちょっとやってみたくなったりします。
- 必ず負けるジャンケン→負けるが勝ちジャンケン
- ジャンプすると即死する横スクロールアクション→バレずにジャンプゲーム
- 弾が撃てないシューティングゲーム→最恐避けゲー

本当だ!何だか楽しそうだ!

今回例にあげたルール設定以外にも、色々な自分ルールを設定して楽しんでみて下さい!
ここまで、長々と見ていただきありがとうございました。
ではでは、また。皆様のよいゲーム作りをお祈りしております。
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