ゲーム作りに興味があるけれど、何から始めたらいいか分からない…。
そういう方にピッタリな記事をご用意しました!
こんにちは!コンじゃぶろーです!
ゲーム業界は、その華やかな外観とは裏腹に、多職種が複雑に絡み合い、一つの作品を生み出すための努力と熱意が求められる場所です。多くのクリエイターがその一員となる夢を抱き、日々スキルを磨き続けています。しかし、一人でゲームを作り上げることが、なぜそれほどまでに価値があるのでしょうか?
一人でゲーム開発を行うことは、単に技術的なスキルを向上させるだけではありません。それは、ゲーム制作の全工程を理解し、各職種の苦労を体感し、そして何よりも自分自身の創造力と直面する旅なのです。この過程を通じて、あなたはただの技術者から真のクリエイターへと変貌を遂げることでしょう。
では、具体的に一人でゲームを作るとはどういうことなのでしょうか? それは、アイデアの閃きから始まり、企画、設計、プログラミング、グラフィックデザイン、サウンド制作、そしてテストプレイに至るまで、ゲーム制作のあらゆる段階を自分一人の力でこなしていくという挑戦です。初心者が最初の小さなゲームを完成させることから、中級者がもっと複雑なゲームを構築し、上級者が既存のゲームをトレースして新たな創造性を加えるまで、それぞれのレベルでのステップアップが求められます。
しかし、恐れることはありません。この道のりは、あなたのゲーム開発能力を飛躍的に向上させるだけでなく、将来的に業界で働く上での貴重な経験となり、あなたのキャリアに大きな価値をもたらすでしょう。一人でゲームを作りきることで、あなたは自分自身の可能性を広げ、ゲーム業界で求められる多角的な視点を身につけることができます。
この記事では、一人でゲーム開発に挑戦することの重要性と、それを達成するための実践的なアドバイスをお伝えします。さあ、ゲーム開発の旅を始めましょう。あなたの中に眠る無限の可能性を解き放ち、夢に一歩近づくその第一歩を、今ここから踏み出してください。
本日の記事、重要なポイント
- なぜ、ゲームクリエイターを目指す人が、ゲームを一人で作るべきか
- ゲームを1人でどうやって作る?
↓コンじゃぶろーが、最近一人で作ったゲームはこちらで遊べます。
一人でゲームを作る挑戦:初心者から上級者までのステップバイステップガイド
そもそもゲームって1人で作れるの?
そう思った方は、なかなか鋭いです。
ゲームは、最低でも「アイデアを作る人」「絵を描く人(3Dモデルを作る人)」「プログラムを作る人」「サウンドを作る人」の4つの役割が必要だったりします。1人で複数の役割を兼ねることもできますが、なかなか、全てを兼ね備えた人はいません。
ただ、プログラムができれば、絵やサウンドは他の人が描いたものを買うという手段があったりするので、1人で作りやすい時代になったなぁと思います。
プログラム経験がなくても、Unityやアンリアルエンジンといった統合開発環境を使ったり、ゲームでゲームプログラミングが学べるSwitchソフト「はじめてゲームプログラミング」等があったりします。
こちらは、3000円くらいのソフトですし、5歳の子供でもできるから非常に入りやすいと思います。
昔に比べて、1人でもゲーム開発できる環境がかなり揃ってきています。
そういう時代にこそ、「ゲームを1人で作りきる」そういう経験は、とても良い刺激になります。
もし、プログラム未経験の人は、Switchソフト「はじめてゲームプログラミング」で「ゲームを作る経験」を手に入れて、なれてきたらアンリアルエンジンへステップアップするのが良いと思います。
↓アンリアルエンジンをやるならこれ一択
サラリーマンをやりながら、毎日1時間学習していたら、1ヶ月後にアンリアルエンジン案件受注につながりました。
ゲーム開発の一人旅:なぜ挑戦するべきか
ゲームクリエイターを目指す人が、ゲームを1人で作るメリットは山ほどあります。
規模の大きなゲームも、小さなゲームも大体大枠の構成が同じだからです。
スタートがあり、ゲーム中、そしてゴール(結果)があれば、なんでもゲームになります。
あとは、中身の質や量が増えていきます。
もちろん、ジャンルによって構成が変わりますが、小さい規模で1度作れば、大きな規模のゲームでも、その端々に意識が巡るようになります。
1人でゲームを作れば、様々な視点・立ち位置でのゲーム開発の経験値が貯まります。そして、作ってしまったあとは少しずつ要素を追加することで、どんどん経験値を稼ぐ事ができるようになります。
ゲーム業界の多職種協働の実態
ゲーム開発は、まだ若い業界ですが、年々ゲームの規模が大きくなっています。
その為、ゲームを作る職業も細かく細分化されていっています。
- プログラマ(メインプログラマ、システム、サーバー、グラフィック、サウンド など)
- グラフィッカー(メイングラフィッカー、背景、キャラクター、3Dモデル、映像、モーション など)
- サウンド(メインサウンド、BGM、効果音、音声 など)
- プランナー(メインプランナー、フィールド、シナリオ、アイテム、キャラクター など)
だから、ゲーム業界に入っても、全体像を把握しているのはプロデューサーやマネージャー、など全体を管理する人は限られてきます。
学校を卒業したての場合、一番末端からスタートするわけですから、全体はより見えづらくなります。
細分化された作業は、どれも必要な作業ですが、単調になりやすくモチベーションの維持に困ります。
プロであれば、淡々とやるべきかもしれないですが、モチベーション高い方が効率は良くなると思います。
異職種理解を深める一人開発の利点
ゲームを1人で作りきると、全ての職業を体験する事ができます。
この体験がある事で、他の職種の人と仕事をした時に、相手の気持ちを理解しやすくなったりします。
仕事をする上で、違う職種のクリエイターと話し合いをしながら開発するのは避けられません。そんな時に、相手に対する理解や思いやりがないと、喧嘩になったりします。
特にゲーム開発の場合、企画を考える人、プログラムする人、絵を描く人、音楽を作る人、それぞれが育ってきた環境が違いすぎるので、言葉が通じなかったりします。
また、クリエイターになる勉強をしている人にとっては、進路の確認にもなります。
分業化が進んだゲーム業界では、最初に選んだ職種によって、キャリアは大きく変わります。
進路を決める前に、1度作ってみて、少しもしんどくない職種が見つかったら、その後の人生はハッピーです。
企画や、グラフィッカーであっても、プログラミングの知識が少しあるだけで、開発しやすくなりますので、どんどんチャレンジしましょう。
自分の仕事を全体観で捉える術
末端の作業になると、かなり単純な作業になります。
まるで、ベルトコンベアで流れてくる瓶に蓋をつけていくような、かなり単純な作業もあります。そういう仕事を何年もしているうちに、モチベーションがかなり下がってしまう人もいると思います。
しかし、1人で全体を作った事があれば、自分の現在位置が分かり、「ゲーム開発の、一端を担っている」そう思えるようになります。
ちょっとした事ですが、人は現在位置が見えなくなると、不安になったりします。
規模が小さくても、全体を1通り経験する事で、トリの目というか、自分を俯瞰する目が養われます。
- 近年のゲームは、規模が大きく、全体を把握していないクリエイターが多い
- 様々な職種の人が集まる為、言語が通じない
一人でゲームを制作する具体的ステップ
ゲームをはじめて作るなら、それこそNintendoSwitchソフト「はじめてゲームプログラミング」がおすすめです。特にプログラム経験がなくてもゲームを作ることができます。
ゲーム作りのチュートリアル(ナビ)が充実しているので、プログラミング経験不要です。また、音楽や3Dモデルは、あらかじめ用意されていますので、アイデアさえあればゲームが作れてしまいます。
1ヶ月くらい勉強する時間があれば、Unityやアンリアルエンジンを調べてみてください。
かなり本格的なゲーム開発が可能です。
「はじめてゲームプログラミング」とアンリアルエンジンは、かなり似ている部分が多いので、スムーズにステップアップも可能だと思います。
初級編:ハイ&ローゲーム制作から始めよう
最初は、かなりシンプルなものでOKです。
最初に作る場合は、ハイ&ローゲームが良いでしょう。
ハイ&ローゲームとは、トランプを1枚引き、次に引いたカードが1枚目のカードよりも数字が上か下かを当てるゲームです。
少し丁寧に画面を作ればこのようになります。
- タイトル画面
- ゲーム画面 1枚目のカードを表示
- ゲーム画面 ハイかローの2択選択
- ゲーム画面 2枚目のカードを表示
- 結果画面 勝敗表示(タイトルへ戻る)
画像素材は、「タイトルロゴ」「1〜9の数字」「勝利ロゴ」「敗北ロゴ」
音楽素材は、「メインBGM」「勝利効果音」「敗北効果音」
最低限これくらいあれば作れると思います。
まずは、基礎的なものを作ってから、アイデアを付け足す形で面白くしていけばOKだと思います。
こういうシンプルなゲームでも、1つアイデアを出す度に、それぞれの職種に合わせた課題が出て楽しいです。
中級編:もぐら叩きゲームでスキルアップ
初級で、ハイ&ローができたら、次はもぐら叩きゲームを作ってみましょう。
ハイ&ローゲーム同様に、必要な画面や素材を洗い出してみて下さい。
モグラ叩きは、かなり応用の効くゲームです。
なぜなら、かなりのゲームがモグラ叩きの形になっているからです。
- キャラクターが登場する
- キャラクターに対して、何らかのリアクションをする
- キャラクターが反応する
この定義であれば、シューティングゲームも、モグラ叩きの構造になっています。
テトリスも、広い意味で考えるとモグラ叩きの構造と言えます。
モグラを叩いて消すのではなく、ブロックが登場して、回転させて落とすと、1列消える。
モグラ叩きの基礎を作って、魔改造すれば様々なゲームを作る事ができます。
上級編:既存ゲームトレースで理解を深める
ハイ&ローとモグラ叩きを作ったら、大体ゲーム開発の流れは理解できていると思います。
また、作った後でも色々とアイデアを出して改造することで、かなり深い経験を積むこともできます。
そこまでいったら、商品用のゲームを作ることもできますが、まだちょっとハードルが高いのでワンクッション入れましょう。
既存ゲームを完全にトレースして下さい。
販売目的ではなくて、あくまでも研究目的で完全にコピーして作ってみましょう。
現在販売されているゲームは、規模が大きいので、1人では到底作れないです。
しかし、ファミコン時代のゲームであれば、作れてしまいます。
ただ、このあたりまで到達できれば、プログラマーやグラフィッカー等、違う職種の人を加えても良いと思います。肝心なのは、それぞれの職種の人がお互いにリスペクトし合い、ゲームを作る事です。
初級や中級のゲーム作りを体験した後であれば、1人でゲームを作る難しさ、孤独感が十分理解できます。誰かと協力してゲームが作れる事に、かなりの喜びを感じるようになっているはずです。
- Unityやアンリアルエンジンがあれば、1人で作ることは可能
- それぞれの職種の人がお互いにリスペクトし合うことが大切
まとめ:一から十まで自分で作る経験で、未来が変わる
1人でゲームを作りきるメリットと、作り方に関して解説してきました。
ゲームは、総合芸術です。様々な知識が必要ですので、どんな人が作っても、その人の個性やそれまで生きてきた経験をゲームに反映する事ができます。
だから、個性的なスキルを持っていたら、それをゲーム作りに活かす事ができます。
これからの時代は、便利なAIやロボットが沢山出てくると思います。人が働かなくても着る物食べる物に困らない時代がくるとしたら、ほとんどの人がエンタメを作っているかもしれません。
ちょっと極端かもしれませんが、そういう時代が来たらワクワクするなぁと思いながらこの記事を書きました。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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