何をするにもレビューを探してしまう…。
レビューを探しているうちに、いつの間にか2時間経ってた…。そんな悩みありませんか?誰かの意見に耳を貸すのは大事ですが、いつの間にかレビュー依存症になってしまっている人も多いんじゃないでしょうか。
今日は、意外と、ゲームプランナーに多い不感症問題について切り込んでみます。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
あなたはいつも計画通りに物事を進めることに慣れていますか?日々、忙しく過ごす中で、次の休暇はどこへ行こうか、何をしようかと考える時間は、心地良い期待感で満たされています。しかし、その計画は本当にあなたが望む自由を与えてくれているでしょうか?
本当の自由を求める旅は、計画から一歩踏み出したところにあります。それは、奇跡を待つのではなく、見つけに行く旅。この記事では、無計画がいかにして新たな世界を開く鍵となるのか、その魅力と方法をお伝えします。
無計画を楽しむ心得から始めて、人生の日常を突然の冒険に変える方法まで、あなたの知らない自由を手に入れる旅へと案内します。自分自身の感覚を信じ、他人の意見やレビューに振り回されることなく、自らの足で歩む旅。それが、あなたに新たな色を加え、生き生きとした毎日へと導く鍵です。
近年、自分で何も判断せずに過ごす「判断しない」生活が注目されていますが、この生き方は実はあなたを本当の自由から遠ざけているかもしれません。無計画旅行を通じて、予期せぬ出来事に遭遇し、新しい自分を発見する。そんな体験が、人生に新たな刺激と喜びをもたらすでしょう。
計画に縛られず、無計画の旅に出る勇気。それが、真の自由への第一歩です。この旅から得られる学びと経験が、あなたの日常を特別なものへと変える魔法になるはずです。さあ、新たな冒険に踏み出し、本当の自由を手に入れる旅に出かけましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 知らず知らずのうちに、人のレビューばかり気にしている
- 自分で評価しない落とし穴
- 無計画旅行をしよう
自由への第一歩:無計画を楽しむ心得

周りに、わざわざつまらないことを一生懸命している人はいますか?
「変なことしている僕面白い」みたいなネタとかではなくて、前評判とかガイドブックとかを利用しない人です。
そういう人は、かなり生産性が低くなってしまうので、この情報化社会においてレアな存在だと思います。
しかし、「面白いか面白くないか分からないけれど、一回やってみる」というスタンスは、仕事でもプライベートでもかなり重要な考え方だと思います。
なんでも、自分の感性で判断するという考え方。
某有名キャラクターの言葉を借りれば、「生殺与奪の権を、他人に握らせるな!」でしょうか。
極力判断しないで生きるという選択が、思考停止に陥ってしまった結果だとしたら、脳は退化に向かう危険があると思います。
他人の意見に振り回されない生き方

いつからでしょうか?
人が、他人のレビューばかり気にするようになったのは。
誰が「面白い」と言ったかが重要になっていて、自分を置いてけぼりにしていませんか?
ものすごく単純なロジックにハマってしまっている場合があるので、まずはそのメカニズムに関して解説します。
心理①お金と時間を使って、つまらない体験をしたくない

お金と時間を使って、がっかりしたらひどく傷ついてしまいますよね。
遊園地でこんな思いをした日には、二度と来ないと誓う事でしょう。誰も、つまらない体験をしたくありません。
お金も大切だし、時間も大切だからです。
何よりも、わざわざつまらない事に時間を使ったら、人から「あいつは頭が悪い」そう思われてしまうんじゃないか?とか思ってしまわないでしょうか?
僕の場合は、面白さの頂点を目指すゲーム企画者として歩いてきたので、この圧力が凄かったことを覚えています。
極力楽しい事の、うわずみだけ救って体験する事に命をかけていました。
傷つくと、新しい事をしようという気力が湧かなくなりますし、普段の疲れた心を、楽しい体験で吹き飛ばそうとしていました。
心理②忙しすぎて、物理的に時間がない


ずっと、仕事をしていたので、時間はありませんでした。
隙間時間を見つけて遊びに行っていたので、効率重視で行くしかなかった僕は、いくつかのコミュニティに所属して、遊びに連れて行ってもらうスタンスでした。
この時、10代、20代、30代、60代のコミュニティを持っていたので、遊ぶ場所には困りませんでした。
しかし、お金は大量に使いました。普通であれば、1つのコミュニティだけでお金はたくさんいるのに、4つも同時に持っていたのでかなりお金使いはやばかったです。
ただ、仕事以外で使う事もなかったですし、時間の節約になったので、この方法を選びました。
僕のように、時間に余裕がない人って結構いるんじゃないかと思います。
趣味も、仕事も忙しい時代です。
何か新しいサービースを作る際は、ユーザーの時間をいかに奪うかを考えて設計します。
人はどんどん、時間が奪われて忙しくなっていきます。
しかも、楽しい遊びが溢れた時代なので、ちょっとやそっとの楽しさでは満足できません。
評価の高いコンテンツだけを楽しむのは自然の流れだと思います。
心理③「自分を出さない」「判断しない」が、今のトレンド


今のトレンドは、判断しない事にあります。
Tiktokのショートムービーが人気なのは、AIが見る人に合わせて動画を提案してくれているからです。
次々に動画を見せ、ユーザーが興味がないと感じたら、動画をスキップする動作を観察し、ユーザーに興味のある動画を提案し続けます。
Youtube動画もそうなっています。
人が1日に判断できる回数には、限界があるそうなので、極力判断回数を減らす考え方が主流になっています。
毎朝同じものを食べ、毎日同じような服装にする人、あなたの周りにも増えてきていませんか?ミニマリストもそういう雰囲気があると思います。
特にクリエイターは重要な部分にだけ、脳を使いたい生き物です。クリエイティブな以外の日常をすごくシンプルにしていくのがトレンドになっています。
しかし、一般の人はどうでしょうか?
普段、クリエイティブな事をして脳に負荷をかけていないのに、判断しないで済む動画ばかり見ていくと、どんどん自分で判断しなくなるように思います。
- 人は、お金と時間を使って、つまらない体験をしたくない
- 極力、脳の判断を減らす時代になっている
自分で評価しない落とし穴


自分で判断しなくなっていく時代。
余計な判断をせずに、楽しむ部分にフォーカスしていると言えば、とても効率的な気がします。
しかし、思考停止しているだけならそれは恐ろしい事ではないでしょうか?
脳は、同じ刺激ばかりだと、老化する


脳は、使わないとどんどん老化していきます。
1日ずっと誰とも話をしなかったら、物忘れが進行します。
また、楽しくても、同じ刺激ばかりだと、脳は刺激を感じなくなります。
ずっと楽しい事をしていても、やがてつまらなくなるものです。そうなると、多少面白そうな事をしても、ずっとつまらない中で日常を過ごすことになります。
脳は、使わないと老化しますが、ネガティブなストレスを受け続けても、認知症発症のリスクがあるそうです。
目の前の出来事が、楽しいかどうか判断できなくなる


人から聞いた楽しい事ばかりしていると、自分で楽しいかどうかを判断できなくなります。
結婚して、子供ができると、身の回りのことが楽しい事に変わります。
しかし、それまでの人生で「楽しいかどうか」の判断を人に委ねていた人は、困る事になります。
身の回りの事を、レビューしてくれる人はいないからです。
遊ぶことに関し、ほぼ全て他の人の感性に頼ってきた人には、人生の大事なシーンすらもつまらない物に見えてしまうかもしれません。
子供が遊んで欲しそうにしているのに、ついつい自分の娯楽を優先する人は、その傾向が強いと思います。子供が、親に対して「遊んで欲しい」と願うのは、せいぜい9歳までの事なのにです。
これは、非常に危険なリスクです。
人生の大半がつまらなくなる


朝起きてから、夜寝るまで、寝ている最中も、ずっと楽しい人がいるでしょうか?
1日だけでも、感情の波に浮き沈みがあるはずです。
つまらない事があるから、楽しく感じれると、僕は思います。
楽しい事だけ体験する。つまらない事は極力自分から遠ざける。そういう生き方をし続けてきて、楽しさって何か分からなくなった人へ向けて、無計画旅行を紹介します。
- 自分で判断しない、思考停止になっている
- 身の回りのことを、レビューしてくれる人はいない
無計画旅行のススメ


楽しい事ばっかりして生きているのは、とても良いことです。
しかし、楽しい事をしたら、その分つまらない事も積極的にやるようにしましょう。
今日、具体的に紹介する方法は、「無計画旅行」です。
これは、僕が楽しい事ばかり実施し、ちょっとやそっとの楽しさでは満足できなかった時期に実施していた、感情のリセット方法です。
無計画旅行の9割は、つまらない確定


無計画で、急に旅に出た事はありますか?
昔、バイクを持っていたので、1人用のテントを積んでふらっと旅行に出かける事がありました。
なんだか楽しそうに聞こえるかもしれませんが、9割楽しくありません。
どこに何があるか調べずにいくわけですから、あとで調べて名所に行きそびれていたり、道に迷って怖い思いをしたりします。
そもそも、旅行は、多人数でいくから楽しいわけで、1人で行って楽しいわけありません。
人の価値観によるかもしれませんが、僕の場合は、周りに人がいることが多く、多人数で旅行するのに飽きていたのでちょっと楽しかったですが、それでも相当面白くなかったです。
1人焼肉とか1人カラオケだと、数時間で終わるので丁度いいですが、1人で誰のいないキャンプ場に泊まるのは、めちゃくちゃ怖い。
最初は、あえてつまらない事をする事で、自分の感覚をニュートラルにする為にやっていました。
結果的に狙い通り、飽きていた多人数での旅行がかなり楽しくなりました。
1人きりで旅行する寂しさを味わうと、かなり寂しいです。
だから、その後どんな人と旅行しても楽しくなります。
ただ、こんな9割つまらない1人旅行でも、何度も続けていると楽しくなってくるようになります。
これが、無計画旅行の良い所です。
小さな奇跡を見つけるコツ


どんなにつまらない旅行をしても、必ず1割奇跡が起きます。
しかも、楽しい方の奇跡です。
困っている時に、誰かに助けられて人の温かみに触れたり、偶然、小さい頃に行きたかった場所に行けたりします。
写真で見るよりも綺麗な景色に出会えたり、素晴らしい人との出会いがあったりします。
計画的に旅行した場合には、絶対に手に入らない奇跡です。
計画的に旅行した場合、パンフレットの再確認になるので、損はしません。
しかし、とびきりの体験もしづらくなります。
リスクを取らない場所には、リターンなしですね。
奇跡は求めない、いかにつまらない9割を楽しむか


無計画旅行には、必ず奇跡が起きます。
しかし、あえて言いたいのは、その奇跡を求めないマインドです。
奇跡は起こらない物として、いかにつまらない9割を楽しむかに全力を注いで欲しいです。
旅先でのトラブルと思いっきりピュアな気持ちで遊ぶ。
その心構えがとても大切です。
もし、つまらない事を楽しめるマインドが手に入れられたなら、人生のどんな局面でも楽しむ事ができます。
積極的につまらない事をしてみましょう。
- 無計画旅行の9割は、つまらない
- 無計画旅行の1割は、奇跡が起きる
- つまらない部分を、どれだけ楽しく過ごせるかが人生には必要
まとめ 日常を特別に変える魔法


おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり
こちらは、明治維新に貢献した長州藩士で、爆裂活動家の「高杉晋作」が辞世の句として上の句を読み、そばにいた尼さんが下句を足して完成させた有名な短歌です。
つまらない世の中を楽しくするのは、その人の心がけ次第。そういう短歌です。
人生も、無計画旅行と一緒とまでは行きませんが、9割くらいはつまらない事なのかもしれないと思います。
けれども、どのつまらない事も、僕の心の中には宝物として残っています。
つまらない事を、どう面白おかしく生きるのか?
人に課せられた、人生の課題のように思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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