ついついつまらないと分かっていても続けてしまう…。
知らず知らずのうちに無気力になってしまっている自分に気づく…。
そういう悩みを抱えている人は、こちらの記事をどうぞ。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
私たちの日常は、さまざまな「つまらない」ことに囲まれています。
それが仕事のルーチンであったり、日常の習慣であったり。しかし、その「つまらない」ことにどれだけのコストがかかっているのでしょうか?
時間、労力、そして何よりも心のエネルギー。これらのコストを意識的に捨てる勇気が、私たちの人生をより豊かにする鍵となるのです。
「つまらない」と感じる瞬間、それは私たちの心が「これは本当に必要なのか?」と問いかけているサイン。興味と退屈の境界は、一体どこにあるのでしょうか。そして、その境界をどうやって見極め、行動に移すのか。この記事では、そんな「つまらない」に対する新しい視点と、それを乗り越えるための具体的な方法をお伝えします。
私たちの脳は、日々の生活の中で「つまらない」と感じることに対して、さまざまな反応を示しています。それを理解することで、自分自身の行動や選択をより良いものにするヒントを得ることができるのです。
「つまらない」ことに気づき、それを「やめる」力。それは、私たちがより充実した人生を送るための大切なスキルです。この記事を通じて、そのスキルを磨くためのヒントや方法を学び、日常の「つまらない」を断ち切る勇気を持つ手助けをしましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 「つまらない」と、感じる事に敏感になる
- つまらない事に気付き「やめる」力を育てる
『つまらないこと』をやらないと、決断する勇気

子供は遊びの天才ですから、面白い事しかしません。
新しいおもちゃを買ってあげても、飽きたら動画を見たりしています。
これは、非常に当然の行動です。
つまらない事を続けるメリットが無いからです。
でも、大人になればなるほど、つまらない事でも続けてしまったりします。
「誰かに勧められたから」「ストアの評価が高い」とか、「オシの絵描きさんがキャラクターを描いてるから」とか、あれこれ理由を作って続けてしまいます。
そのうち、他にする事がないからと、つまらない事で、暇つぶしをするようになります。
こうなると、大切な人生の時間も無駄に消費してしまう事になりかねません。
「つまらない」と、感じる事に敏感になる

つまらないことを、つまらないと分かっていて続けるのは問題ないと思います。
なぜなら、それは続ける「理由」があるからです。
問題は、「つまらない」に気づかずに、ダラダラ続けてしまう事です。
そうなると、徐々に思考停止体質が身についてしまいます。
判断しなくなってしまうんです。
実際に、ソーシャルゲームを攻略しようと本気でプレイするのは、5%だそうです。それ以外の大半のユーザーは、挑戦せずにステータスアップをしているという。
「能力が上がる」というのが、根源的に楽しいことで、「失敗するリスク」を捨てるだけで傷つく事を回避できるわけですから、思考停止して続けてしまうのもうなづけます。続けているだけで本当に本人の能力が上がったり、コミュニティーでの信頼がたまるならいいんですけど、時間だけ消耗するのは、とても勿体無いですよね。
おもしろい、つまらないの境目はどこ?

「おもしろい」と「つまらない」の境目はどこなんでしょうか?
境目は、「作業」に対して、満足度が低くなるポイントです。
価値観や経験に左右されるので、答えは、人によって違います。
面白いと感じるポイントは、人の価値観に左右されるからです。
人の価値観は、十人十色なので、全ての人が満足いくものは、作ることができません。
万人が面白いと感じるゲームが作れないのも、そういった理由になります。
もし、万人に受け入れられるゲームが作れたとしたら、それは大味すぎて「つまらない」かもしれません。
面白いゲームというのは、尖っている部分が心地よいから、面白いんです。
もし、尖っている部分が一切なければ、誰の好みにも引っかからないモノになります。
作業に対して、満足度が低くなるポイント


ゲームは、「作業」の連続です。
いろんな作業をプレイヤーに与えて、その満足度の積み重ねによって楽しいと感じてもらう事ができます。
なので、ゲームの各要素を「作業」という視点で分解し、どれくらいの満足度があるのかを計算すると良いです。注意しなくてはいけないのは、ゲームの各要素を「作業」レベルに分解してしまうと、全てつまらなく感じてしまうという事です。
ゲームプランナーは、「作業」の繋がりをイメージし、プレイヤーが作業に対してどのように感じて満足度を得るのかを考えながら、仕様を組み立てなければいけません。
「つまらない」モノに囲まれた状態で、「つまらない」に敏感に反応しなければいけないんです。
- おもしろい、つまらないの境目はどこ?
- 作業に対して、満足度が低くなるポイント
つまらない事に気付き「やめる」力を育てる


「つまらない」に気づく事が、どれだけ大切なのかを、解説して来ました。
では、「つまらない」に、敏感になるにはどうしたら良いでしょうか?
一番良いのは、子供の行動から学ぶ事です。
子供は、楽しいことしかしません。
ただ、なんでもかんでも「つまらないから」という理由で、やめられないのが大人でしょう。
「つまらないことをやめる」と言っても、そう簡単ではありません。
なぜなら、「気づく」と「やめる」の2ステップ必要だからです。
どちらか片方だけできても、やめられません。両方を同時にできるように鍛えないといけないんです。
「つまらない」は、脳の刺激で気づく


まず、「つまらない」事をしていると、気づく必要があります。
気づいていない事を、やめることはできません。
どうやって気づくかは、人によって違ったりしますが、僕の場合は「脳の刺激量」で判断しています。
脳への刺激が低くなると、思考停止になります。
ぼーっとしたり、寝てしまったりです。
疲れた時に、徹夜明けで映画を見にいくと、つまらない映画の場合寝てしまいます。
疲労感等で、思考停止しやすい状況でも楽しめるゲームは「面白い」と言えます。
だから、ぼーっとしてるなぁと感じたら、「つまらない」と思っている。
そう感じる練習をしましょう。
「つまらない」に費やしたコストを捨てる勇気


「つまらない」に気づいたら、それをスグに辞める練習をしましょう。
つまらない事をやめると、「時間を有効活用できた!」という報酬が支払われる。
頭の中で強く意識します。
人は報酬があった方が良いので、やめるメリットを強調して下さい。
これを続ける事により、「つまらない」に敏感になっていきます。
ただ、多くの人は、それまでに費やしたコストを考えると辞めることができないでしょう。
だから、つまらない事を辞めた時に、「それまでに費やしたコストが無駄になる」というデメリットが記憶されていく事になります。
これが、少し前でも説明した「つまらない」を続けてしまう仕組みです。
「つまらない」と感じたら、即辞める。
そして、新しい道を歩み出す。そういう勇気を持てば、ゲーム開発だけじゃなく、人生も楽しくなります。
- 「つまらないに」気づく力は、ゲーム開発に必要
- 「つまらない」に費やしたコストを捨てる勇気
まとめ 「つまらない」に向き合う事は、とても大切


人は、ついつい「つまらない」を許容してしまう生き物です。
「つまらない」は、猛毒ではないので、拒絶反応が出づらいからです。
じわじわ、真綿で締め付けられるように、受け入れてしまうでしょう。
すると、次第に思考停止になる時間が増えて、ワクワクしなくなってしまいます。
全ての「楽しい」の根源は、このワクワクなので、(ゲーム開発をする人は特に!)つまらないという感情に、真正面から向き合わないといけません。
本当は、みんな気づいている。
気づいていても、辞められない理由があるのだと思います。
それがなんなのか、一度考えてみませんか?
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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