最近、心がワクワクしたり、ときめかない…。
新しいことを始めようと思っても、何も思い浮かばない…。
好奇心がなくてお困りの方は、少しだけお時間ください。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
私たちが日々過ごす中で、忘れがちなものの一つに「好奇心」があります。子どもの頃は何でも新鮮で、知らないことへの探求心が自然と湧いてきました。しかし、大人になるにつれ、日常の忙しさや責任感に追われ、心の隅に追いやられがちになります。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。本当に私たちの好奇心は失われたのでしょうか?もし、それを取り戻し、日々の生活に組み込むことができれば、どんなにポジティブな変化が待っているでしょう。
好奇心は、単に新しいことを学ぶこと以上の意味を持ちます。それは、私たちの創造力を倍増させ、人生をより豊かにする鍵となります。では、どうすれば好奇心を再び輝かせることができるのでしょうか?この記事では、好奇心が未来を切り開き、創造力を倍増させる生活習慣を探求していきます。
好奇心を育むことは、新しいアイデアや解決策を生み出し、日々のルーティンから脱却する手助けとなります。また、他人との深い関係を築く上での基盤ともなり得ます。好奇心豊かな人は、周囲の世界に対して開かれた姿勢を持ち、それが結果として自身の精神的な満足感や幸福感を高めるのです。
しかし、現代社会は好奇心を削ぐ要因で満ちています。情報の過多、社会的なプレッシャー、短期的な成功への追求など、好奇心を抑え込む要因を挙げればきりがありません。それでもなお、私たちには好奇心を取り戻し、それを日常生活や仕事に生かす力があります。
この記事を通じて、好奇心を育てるための実用的な方法をお伝えします。好奇心がもたらすメリットを再確認し、好奇心を失う社会的要因を理解することから始めましょう。そして、職場での創造性の育て方や好奇心を刺激する仕事のあり方について掘り下げていきます。
好奇心とは、未知への扉を開く鍵です。この記事を読むことで、その鍵を手に入れ、日々の生活に新たな刺激と意味をもたらす第一歩を踏み出しましょう。未来は好奇心豊かな心が切り開くもの。今こそ、その無限の可能性に目を向ける時です。
本日の記事、重要なポイント
- 日本では、「好奇心」を無くす環境になっている
- 自分の好奇心を育てる方法
好奇心の重要性:創造力の源泉
創造力を鍛える為に必要なのは「好奇心」です。
何かに興味を持って、行動して、新しい知識を得る為の原動力になるものです。好奇心が無いとどうなるかというと、とても困ることになります。「暇だ」が口癖になり、あらゆる事に興味関心が薄れてしまい。他の人に興味を持たなくなります。
次第に外へ出るのが嫌になり、簡単に人を傷つけてけてしまうようにもなります。ただ、興味関心のメカニズムを知ると、日本人がどうして「好奇心」が薄くなってしまったのかが分かるので、そのあたりのメカニズムを丁寧に解説していきます。
好奇心がもたらすメリット
好奇心は、さまざまなメリットを与えてくれます。
- 学習効果の向上:好奇心は新しい知識やスキルを学ぶきっかけになります。学習機会が多ければ、その分成果は増えます。
- 創造性の向上:好奇心の高い人は、従来の方法に疑問を持ちやすく、新しい解決策を思いつきやすくなります。周囲に対しても、イノベーションを促進します。
- コミュニケーションの向上:他人への好奇心は、そのまま深い対話や相互理解を促します。相手に興味を持つことで、信頼関係を築きやすくなり強固なつながりを作り出します。
- 適応能力の向上:好奇心は、未知の状況や困難に対する柔軟な姿勢を生み出します。変化を好む体質は、不安になりづらく、どんな状況でも積極的な行動を生み出します。
- 精神的な満足感の向上:きっかけが全て「疑問」なので、「解決」に至ることで幸福感が得られやすくなります。
好奇心が湧いて始めたことは、一生の仕事につながりやすいです。「あれ?、これどうなってるんだろう?」と思った事をきっかけに体験すると、記憶への定着も良いという研究結果もあります。
「◯◯したら、どうなるんだろう?」とか「◯◯してみたい!」など、世界の偉人には、好奇心をうまく利用していた人も少なくありません。
好奇心を失う社会的要因
好奇心を失うタイミングは、人によってさまざまです。ただ、残念ながら今の日本の状況は好奇心が失いやすくなっています。昨日今日始まったことではなくて、数十年前からこの状況になっています。
- 教育システムの問題:詰め込み式の教育や、一方向的な情報の提供。これは、子供たちに「受け身」体質になれと英才教育しているようなものです。
- 情報過多:インターネットの普及により、世の中にはニュースやエンタメ等のコンテンツがあふれています。このような社会では、何に興味を持てば良いのか分からなくなってしまうでしょう。
- 社会的なプレッシャーと期待:社会や家族から過度の期待を受けると、一定の成果を出す為に自らの好奇心を抑える要因になります。好奇心に従って行動することは、遠回りに見えるからです。
- リスク回避の文化:失敗を恐れる文化や、間違いを許さない社会的な雰囲気は、新しい挑戦を許しません。
- 短期的な成功を重視する社会:成果や成功をすぐに求める傾向は、長期的な探求や好奇心を持つことを軽視するようになります。
私自身、日本という世界でずっと生きてきました。その中で、やはり苦しいなと初めて感じたのは、学生時代に2週間程ヨーロッパを旅した時でした。世界を見て体験する事で、日本国内での息苦しさに気づくことができたのです。
あれから20年以上経ちましたが、やはり日本国内には「好奇心」を持たないようにする施策が山ほどあるなと感じます。
好奇心を喚起する:あなたの興味を掘り下げる方法
好奇心が少ないと、1日の中で「暇を持て余す時間」が増えていきます。
「暇つぶし」というのは、そもそも好奇心が無いから暇を潰してしまいます。もし、何か興味がある事やモノがあれば、暇にはならないんです。
僕自身も、さまざまな人と会って、刺激を受けるうちに自分の「好奇心」が足りていないという事に気づき、なんでも首を突っ込むようになりました。
知らず知らずのうちに、世の中に興味を無くしてしまうメカニズムに関して解説します。
新しい体験を求めて
人が何かに興味を持つ時は、このようにサイクルになっています。
- 見て、知って、触れて、気になる:きっかけ
- 調べてみる:行動
- 発見がある:報酬
この3段階目で、「脳」が喜ぶ物質が分泌されて、好奇心が成長します。
最初は、小さなことから興味を持ち、大きなことに興味の矛先が向いていきます。重要なのは、最初から大きなテーマに興味関心は向きづらいということです。
野球をやったことがない人に、プロ野球の応援する球団を決めて欲しいとお願いしてもピンとこないと思います。
必ず、「野球が好き」「好きな人が応援している」「面白い試合を見た」「好きな選手がいる」「偶然サインをもらった」等の、小さなきっかけと出会って、少しずつ大きくなります。
好奇心を成長させないと、「夢や目標が見つからない」そういった考えに陥りやすくなります。
日常からの脱却:ルーティンを打破する方法
日本の教育方針は、好奇心が100%湧かなくなるように設計されています。
教育現場だけではなく、家庭も世間も全てが、寄ってたかって「好奇心」を無くす人間を育てる仕組みを運用しているので、「好奇心」モンスターは、自然には生まれづらい世の中になっています。
- まず好奇心を否定される:大人を質問攻めにして、大人から怒られ「好奇心はダメ」と覚える。
- 行動を制限するルール:厳しい校則や世間体によって、行動を否定されます。
- 調べる前に答えが用意される:興味を持つ前に、問題と答えが用意されている。
先ほど、紹介した好奇心のメカニズムと照らし合わせてみると、日本国民が寄ってたかって子供から「好奇心」を奪っているように見えませんか?
多数決を推奨し少数意見を罰する、厳しい世間体による行動制限、1問1答を強要する社会。
学校のテストでは、授業で教えていない方法で解いたら不正解とするニュースを見た時、そういう傾向があるなと強く感じました。
この日本で育つ子は、「好奇心」を失ってしまう。
だからこそ、どんな年齢の人でも「好奇心」を育てる方法を知らなければいけないと思います。
- 暇つぶしは、好奇心が低い証拠。
- 好奇心は、何もしなければ成長しない。
- 日本は、国民総動員で子供から「好奇心」を奪っている事を自覚しないといけない。
創造性を育てる環境:刺激を受けるための空間づくり
「好奇心」を育てる時に、気をつけなければいけないのは、最初のきっかけは「小さな」ものでなければいけないという事です。
いきなり大きなテーマを狙いすぎると、逆に「興味をもつ事は悪い事だ」と、脳が覚えてしまいます。これは、かなり危険なので、いきなり大きなテーマを狙わないようにしなければいけません。もし、1日の中で、「暇だな」と呟いた人は、これから紹介するような小さな事から初めてみてください。
もちろん、好奇心モンスターの人も毎日習慣にしたら良い方法になります。
好奇心を刺激する場所とは?
好奇心を沸かせる為には、自然に触れる方法と、知識を詰め込む方法があります。
自然に触れる方法に関しては、「空の雲の動きを眺める」「公園でお散歩する」といったものがあります。
また、知識を詰め込む方法に関しては、「図書館に行く」「本屋に行く」というのが良いです。
図書館のある街は、住民の寿命が長いという統計結果もあります。それくらい人の知識というのは健康にも影響を与えるものです。
旅行記を読んで、旅行に出かけたくなったり、料理本を読んで料理をしてみたり。
最初の入り口として、本を読むというのは、「好奇心」を育てる良いきっかけになります。
知的好奇心を養うための資源
普段しない事とは、これまで自分が避けてきた「情報」そのものです。
なので、興味はおそらくほとんど湧かないと思います。しかし、最初のうち「好奇心」というのは、微かな信号なので、気づきづらいです。本当に興味が無い事をしてみた時の感情を「脳」に記憶させる事で、ちょっと気になる事を体験した時に、その微かな違いに気づけるようになります。
例えば、絵を描くのが嫌いな人の場合、外で絵を描いてみます。全然興味が無い絵を描いても基本はつまらないと思います。ただ、続けていると、誰かに話しかけられたり、風が吹いてきたり、時間帯の変化に気づいたり、様々な変化に気づく事ができます。
完全に好きなことをやっていると、それに夢中になって気付けない事でも、気づけたりします。自分が何に興味を持っているか、意外な一面に気づける場合もあります。
- 好奇心のきっかけは、小さなものから始める。
- 興味が湧きやすい場所に行く。
- 普段しない事をして、微かな心の動きに気づく。
好奇心と仕事:創造性をビジネスに生かす
ビジネスの世界では、創造性は重要な資産の一つです。
新しいアイデアや斬新な解決策は、競争が激しい市場で生き残るエネルギーそのものです。しかし、創造性を発揮するためには、好奇心が欠かせません。好奇心があれば、従業員は常に新しい技術、方法論を探します。また市場のニーズに対してより良い答えを出し続けようとします。
このような環境をつくることができれば、革新が生まれ、ビジネスの成長につながるでしょう。
職場での創造性の育て方
- 自由度の提供: 従業員が自分のアイデアを自由に表現できる環境を提供することが重要です。ルールやガイドラインが必要ですが、創造性を発揮するための「遊び場」も同じくらい必要です。
- 失敗を許容する文化の醸成: 創造性は試行錯誤のプロセスです。失敗を恐れずに新しいことに挑戦できる文化を作ることが、創造性を育むうえで非常に効果的です。
- 多様性の尊重: 異なるバックグラウンドを持つ人々からなるチームは、より多様な視点を持ち合わせています。これは新しいアイデアや解決策を生み出す豊かな土壌となります。
- 好奇心を奨励する: 社内でのワークショップ、セミナー、または自己啓発の機会を提供することで、従業員の好奇心を刺激します。また、彼らが自分の興味を追求できるように時間やリソースを提供することも有効です。
口で説明するのは、非常に簡単ですが、これらの事を実行に移すのはとても難しいことです。しかし、実践しなければ、長い目で見て不利になるので早いうちに改革を行なった方が良いでしょう。
好奇心を刺激する仕事のあり方
- 問題解決へのアプローチを変える: 従来の方法に疑問を投げかけ、問題解決のための新しいアプローチを常に模索することが重要です。これは従業員に新たな視点で物事を見る機会を提供します。
- 横断的なコラボレーションを促す: 異なる部門やチーム間でのコラボレーションを促すことで、異なる知識やスキルが交差し、創造的な解決策が生まれやすくなります。
- 目標設定を見直す: 目標を達成するための一つの方法だけでなく、複数のパスを探索することを奨励します。目標に対する創造的なアプローチを評価し、報酬を与えることが大切です。
- インスピレーションを提供する: 業界のトレンド、先進的な事例、または関連する分野の最新の研究結果を共有することで、従業員の創造的な思考を刺激します。
好奇心と創造性は、ビジネスにおいて重要な役割を果たします。職場でこれらを育むことは、企業の持続可能な成長と革新の鍵となります。従業員が自分の好奇心に従って探究できる環境を整えることで、組織全体の創造力を高めることができます。
- 創造性は重要な資産の一つ
- 職場での創造性の育て方
- 好奇心を刺激する仕事のあり方
まとめ:好奇心は永遠の学び
好奇心は、勝手に育たないものです。
しかも、傷つきやすいので、放っておくと次第に殻に閉じこもっていきます。そして、様々なものを「拒絶」するようになり、世間と壁を作ってしまいます。そうなると、好奇心が育っている人と比較して、シンプルに手に入る情報が少なくなります。
知識が少なくなると、選択肢も狭くなってしまいます。普通に生活するにしても、日本の教育システムに頼らないそれぞれの教育が必要です。クリエイティブな仕事を目指す場合には、それこそアスリート並みに鍛える必要があります。
さんざん日本の教育システムに関してひどい事を言ってきましたが、日本人は、かなりクリエイティブな民族です。
元々、限られた島国の中で、恐ろしく細かい所に目を向ける好奇心おばけの民族だと思います。
その証拠は、様々な言葉の端々や、色の名前に表れているからです。明治維新以降の教育改革で出来上がった仕組みを、少し長くひきづりすぎただけです。
本来の力を取り戻すだけ。僕はそう思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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