ゲーミフィケーション。成功体験を見える化して職場の絆を深める

さしあたり、いま思う事
この記事は約9分で読めます。

職場のコミュニケーションが減った…。

最近、誰とも話をしてない気がする…。

そういうコミュニケーションの悩みを抱えている方は、こちらの記事をどうぞ。

コンじゃぶろー
コンじゃぶろー

こんにちは!コンじゃぶろーです!

仕事に夢中になりすぎると、自然に会話は減ってきます。徐々に会話が減ると、会話がないことが当たり前になり、いつのまにかチーム全体が無意識にコミュニケーション不足になります。そして、情報共有が雑になり深刻なトラブルに発展するのです。

私もゲーム開発していた頃は、無言にさせてしまっていたなと思います。運よくメンバーの中に頼りになるエンジニアのリーダーがいて、「雑談」をベースにしてチームのコミュニケーションを高めてくれたのでとても助かりました。

コミュニケーションは意識して実施しなければいけません。後輩は先輩に、部下は上司に話しかけづらいものですから、先輩や上司から積極的に話をするのが良いです。

ただ、それでも部署を超えてコミュニケーションをとるのは難しいですよね。会社の規模が拡大すればするほど、話をしたことがないメンバーが生まれてしまいます。せっかく同じ会社にいるのに会話しないのはもったいないですよね。

コミュニケーションが希薄になってきたことに気づくのは、たいてい問題が起きてからなので、今の自身の周辺環境がどうなのか?について、今一度よく観察する必要があるでしょう。

今回の記事では、ゲームを使って職場でのコミュニケーションを活性化する方法を紹介しますので、是非試して見てください。

本日の記事、重要なポイント

  • ゲーミフィケーションとは
  • オススメのゲーミフィケーション

ゲームを通じたコミュニケーション。ゲーミフィケーションのススメ。

ゲームを通じたコミュニケーション。ゲーミフィケーションのススメ。
ゲームを通じたコミュニケーション。ゲーミフィケーションのススメ。

ゲーミフィケーションは、職場の様々な問題を解決する手段として注目されています。

ゲームは、元々コミュニケーションツールなので、会話を広げることが得意な道具です。だから、これをうまく使う事によって、職場はもちろん、学校や家庭でのコミュニケーション状況を改善する事ができます。

企画会議の前に、簡単なミニゲームをする事によって、アイデアが出やすくする事も可能なので、いろいろ試してみると良いと思います。

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションとは?
ゲーミフィケーションとは

ゲーミフィケーションとは、ゲームを通じてコミュニケーションを深めたり、ゲームそのものの仕組みを、職場環境に取り入れて生産性を上げる事を指します。

前者であれば、ボードゲーム等をする事で、会話が弾みコミュニケーションが円滑になります。後者であれば「アプリ」を使用し、ゲーム感覚で「目標(ゴール)」「報酬(結果)」「コミュニケーション(会話)」の3つの要素が見える化された状態になり、行動や習慣づけが可能になります。

いずれにせよ、「会話」を柱として、コミュニケーションを円滑にして、組織の生産性を上げる事を目的としています。

会話を増やすゲーミフィケーションの効果

会話を増やすゲーミフィケーションの効果
ゲーミフィケーションで会話を増やす。

問題が多いチームは、コミュニケーションが低下したチームです。

最近では、リモートワークが盛んになっている為、コミュニケーションが低下しがちです。多くの経営者も頭を悩ませる事でしょう。特に0⇨1(ゼロイチ:無からアイデアを生み出す仕事)の仕事であった場合、コミュニケーションの低下はかなり危ないです。

リモートワークでなくても、しゃべりにくい環境では生産性が低下してしまうので、「雑談」が盛んなチームは強いです。

ボードゲームを利用する事によって、しゃべりやすい職場にする事ができます。

成功を叶えるゲーミフィケーション。エンゲージメントとモチベーションを高める最強の戦略。

小さな成功体験の見える化

小さな成功体験の見える化
ゲーミフィケーションで、小さな成功体験を見える化する

仕事をしていると、「成功体験」を感じるタイミングは、なかなかやって来ません。

しかし、小さな成功体験がないと、モチベーションも上がりづらいです。仕事でなくてもダイエットでも同様ではないでしょうか?

そんな時に、ゲーム感覚で達成感を得られれば、モチベーションも上がりやすくなります。

ソーシャルゲームの仕組みをふんだんに盛り込んだ運動アプリとして有名なのが「Nike Run club」です。「目標(ゴール)」「報酬(結果)」「コミュニケーション(会話)」の3つの要素が全て盛り込まれた、優秀なランニングサポートアプリです。

ゲーミフィケーションアプリを作る場合は、非常に参考になります。

  • ランニング中の音声サポート
  • 様々なミッション
  • ランニング成果の記録
  • コミュニケーション(SNS)要素
Nike Run Clubアプリ
Nike Run Clubアプリで、すべてのランを力に変えよう。ランの記録や友達との競争ができるほか、走り続けるあなたをサポートする機能が勢揃い。
  • ゲーミフィケーションで会話を増やす。
  • ゲーミフィケーションで、小さな成功体験を得る。

オススメのゲーミフィケーションゲーム

オススメのゲーミフィケーションゲーム
オススメのゲーミフィケーション

コミュニケーションを円滑にする為のボードゲームを2つ紹介します。

1つは、5分程度でサクッと遊べる会話型の五目並べ「クアルト」と、1〜2時間ガッツリ会話を楽しむ「カタン」です。両方とも、ゲームクリエイター仲間で熱中できるボードゲームです。

面白いゲームを作っているゲームクリエイターが、何度遊んでも飽きない仕組みがここにあります。

どんな人とでも会話が弾むので、社内の空気も改善し風通しが良くなるでしょう。

クアルト:短時間で楽しめる会話型五目並べ

クアルト:短時間で楽しめる会話型五目並べ
2人でサクっと遊べる(5分程度)。会話型五目並べ「クアルト」

クアルトは、五目並べです。普通の五目並べと違う点は2つです。

  1. コマが白と黒だけじゃない
  2. 対戦相手が選んだコマを配置する

この2つが普通の五目並べと違うポイントで、なおかつ会話をうむポイントです。

コマには、色(黒か白)、穴(有り、無し)、形(丸、四角)、高さ(長い、短い)の4つの要素があります。

縦横斜めで、(4つの要素のうち)どれか1つの要素を揃えると勝ちです。

ただし、お互いが置けるコマは、相手が選んだコマになります。自由にコマを選べないので、会話を有効に使わなければクリアできません。クリアする時は、相手が選んだコマなので、勝利した時の喜びは2倍です。

サクッと5分で遊べるので、飲み会の席に持っていくとすごく盛り上がります。見た目がオシャレなのもいいですね。どこにでも持っていける「ミニバージョン」がオススメです。

クアルト解説動画

カタン:会話を促進する戦略ボードゲーム

カタン:会話を促進する戦略ボードゲーム
「会話」が重要なボードゲーム「カタン」

ボードゲーム業界では、知らない人がいないくらいの秀逸なボードゲームです。

ゲームクリエイターが、何度遊んでも飽きないです。ガッツリ1から2時間程かかるので、時間に余裕がある時にオススメです。

このゲームでは、「資源」を上手く利用した人が勝利できます

しかし、必ず「資源」には偏りが生じるようにデザインされている為、「交渉」が重要になります。

カタン紹介動画
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  • 2人でサクっと遊べる(5分程度)。会話型五目並べ「クアルト」
  • 「会話」が重要なボードゲーム「カタン」

ゲーミフィケーション導入のコツと注意点

ゲーミフィケーション導入のコツと注意点

ゲーミフィケーションを職場に導入する際には、いくつかの重要なコツと注意点を押さえることが必要です。

目標設定を明確にする

目標設定を明確にする

まず、導入の目標設定を明確にすることが重要です。例えば、社員間のコミュニケーションを促進したいのか、業務効率を向上させたいのか、具体的な目的を設定することが成功の鍵となります。目標が曖昧だと効果が見えにくく、導入が失敗する可能性が高まります。

適切なゲームを選ぶ

適切なゲームを選ぶ

次に、適切なゲーム選びが成功のポイントです。参加者の興味や職場の文化に合ったゲームを選ぶことで、より多くの社員が積極的に参加するようになります。簡単に始められるゲームからスタートし、徐々に複雑なものに移行することで、自然な導入が可能です。ただし、難しすぎるゲームや興味を持たれにくいゲームを選ぶと、参加者の興味が薄れてしまうため注意が必要です。

インセンティブを設定する

インセンティブを設定する

インセンティブの設定も効果的です。ゲームの成果に応じた報酬やポイントシステムを用意することで、競争意識が高まり、参加意欲が向上します。ただし、過度な競争は逆効果になることもあるため、インセンティブのバランスを考慮することが重要です。

シンプルなールールで運用する

シンプルなールールで運用する

ゲームのルールはシンプルで分かりやすく設定し、全員が理解できるように説明することが必要です。複雑なルールは混乱を招きやすく、不公平感を生む可能性があるため、明確で公正

なルール設定が求められます。ルールが不明確だと、公平性が損なわれ、参加者の不満を招くことになります。

適切なフィードバックと改善を繰り返す

適切なフィードバックと改善を繰り返す

導入後は、定期的なフィードバックと改善を行うことが大切です。ゲーミフィケーションの進捗や効果を定期的に評価し、参加者からのフィードバックを収集して改善を図ります。フィードバックを無視すると、問題点が解消されず、長期的な導入が難しくなります。

チーム全体が積極的に参加できるようにする

チーム全体が積極的に参加できるようにする

また、チーム全体の参加を促すことも重要です。全員が積極的に参加できる環境を作り、孤立する人が出ないように配慮します。これにより、チームビルディングの一環としてゲーミフィケーションを行うことができます。特定の人だけが楽しむ状況を避け、全員が関与できる仕組みを整えることが必要です。

なんだかんだ言って、楽しいこと

なんだかんだ言って、楽しいこと

最後に、楽しさを重視することです。ゲーミフィケーションの最大の目的は楽しむことです。楽しさを感じることで、自然と参加意欲が高まり、コミュニケーションも活性化します。しかし、楽しさを追求しすぎると、本来の業務目的から逸れてしまう可能性があるため、バランスが大切です。

以上のコツと注意点を守りながら、ゲーミフィケーションを導入することで、職場のコミュニケーションを豊かにし、成功体験を見える化することができます。これにより、社員間の絆が深まり、より良い職場環境を作り上げることができるでしょう。

まとめ:ゲーミフィケーションで職場のコミュニケーションを豊かに

まとめ:ゲーミフィケーションで職場のコミュニケーションを豊かに
仕事以外のコミュニケーションを増やす

職場でのコミュニケーションを円滑にするには、仕事以外でのコミュニケーションを増やす必要があります。

仕事での会話だけでは、言いづらい事もありますし、見えない部分もたくさんあるからです。

ゴルフや飲み会をして、職場以外でのコミュニケーションを重要視する人も多かったですが、最近ではゴルフも飲み会も消極的な人が増えました。

こういう時代だからこそ、コミュニケーションの機会は増やしたいですね。ゲーミフィケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか?

以上、さしあたり、今思う事でした。

ここまで読んでいただけてありがとうございます。

皆様の良い人生の一助になれば。

成功を叶えるゲーミフィケーション。エンゲージメントとモチベーションを高める最強の戦略。
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