社内の人間関係がギスギスしている…。
人に対して、厳しく当たってしまう…。
そういう悩みを抱えている人は、こちらの記事をどうぞ。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
余裕のない環境で、暖かい人間関係は作れません。世の中の問題の大半は、人間関係のもつれからきていると言っても過言ではないので、他の人といかに良好な関係を築けるかが最重要項目です。
私も20代の頃は、余裕のない生き方をしていました。寝る時間を削って、夜遅くまで仕事し、仕事終わりに飲みに行く。余裕なきデススパイラルに陥っていることに気づいたのは、仕事で大ミスをした30歳前半でした。
あれから、ライフスタイルを見直し、10年以上たった今、心に余裕を作ことに成功しました。その結果会社を辞めてフリーランスとして生きていくことになりましたが、その結果に後悔はありませんし、フリーになってよかったなと感じています。
結論、余裕は意図的にデザインしなければ身につきません。自然に誰かがお膳立てしくれるものではないんです。むしろ、誰もがそれを望むからますます人の心から余裕が消え失せてしまうのです。
働く時間、寝る時間、余暇の時間、意識してライフサイクルをデザインすることで、それまでうまくいっていなかったことが上手く回り出すようになります。仕事は、準備段階でその全てが決まりますから、余裕がないと準備に気が回せません。
この記事では、時間管理だけではなく、余暇の時間の過ごし方について触れていますので、実際に実践して余裕を作ってもらえればと願います。
本日の記事、重要なポイント
- 優しい気持ちは、他の人に伝染する。
- 優しい気持ちを満タンに補充する。
やさしい気持ちとは?

常に無条件で優しさを持ち続けることができる人はいないと思います。
80億人の人類の中には、何人かいるかもしれませんが、特別な能力なので、最初から求めない方が良いと思います。
心のタンクを広げるには、経験が必要だからです。僕は、若い頃から勉強に仕事にプライベートに、忙しく立ち回っていました。だから、少し優しさが足りなかったように思います。
そのせいで、人をたくさん傷つけた事もありました。なので、これからゲーム業界を目指す人に、同じ失敗をしてもらいたくなくて、この記事を残します。
未来を支えるクリエイターの為に役立てれば幸いです。
優しさの効果:心のタンクを満たす


優しい気持ちは、他の人に伝染します。
チームに優しい気持ちの人がいれば、そのチーム全体が優しい気持ちになります。ただ、優しい気持ちは無限にある訳ではありません。どんな人でも完璧な人間はいないので、人に優しくできる余裕は持っておいた方が良いです。
まず、意識しなければいけないのは、優しい気持ちは有限だという事と、ただ単純に優しくすれば良いというものでは無いという事。
そして、助け合う気持ちを持ち、どんな時にも根底には優しさを忍ばせるという心構えがあれば、そう簡単に優しい気持ちが枯れる事は無いでしょう。
他人への優しさの伝染効果


仕事でもプライベートでも、優しい気持ちがなくなると、誰かの優しさに甘えてしまうものです。
もし、チームの余裕がなくなると、チームメンバー同士で、お互いの優しさに依存し合い消耗していきます。そして、優しさが枯れたチームは、ギスギスしてしまいます。
どんなに優秀な人が集まったチームであっても、優しい気持ちがなくなるとダメです。
生産性が極端に下がるからです。優しさを感じないチームでは、心理的安全性が低くストレスが貯まります。やがて、正常な判断ができなくなります。
優しさは有限なので、誰かの優しさに甘えて依存しない事が大切です。
優しさが欠けるとどうなるか?


どんな小さな判断をする時も、その根底には優しさが必要です。
誰かの時間を搾取するのは、非常に簡単な事なので、優しさを捨ててしまいがちですが、長い目で見ると「優しさ」を中心に据えてチームを作るのが良いです。
でなければ、優秀な人はチームから去ってしまいます。
どんなに些細な判断をするにしても「そこに優しさがあるのか?」という問いかけをしつつ進行するのが良いでしょう。
優しさを放棄するのは、諸刃の剣です。目先の利益を優先させて、チームを消耗させるのは危険が方法だと認識しなければいけません。
- 優しい気持ちがなくなると、チームがギスギスする。
- どんな時も、根底には優しさが必要。
優しい気持ちを育てる方法


優しい気持ちは、たくさんある方が良いです。
すぐに消耗してしまうからです。いつも満タンに補充しておくのが良いでしょう。
では、どうやって優しい気持ちを満タンにするかというと、方法は2つあります。1つ目は、映画やドラマなど、コンテンツで補充する方法です。これは、1人でできる方法なのでおすすめです。自分の機嫌は自分でとる。大人のたしなみです。
そして、2つ目はプライベートを充実させるという事です。僕の場合は、家族との触れ合いや、友人と遊んで補充していました。独身時代は、主に友人と遊ぶ事で補充していましたが、お金を使う割にあまり補充できていなかったように思います。
結婚して家族ができてからの方が、「優しさ」を補充している実感が強かったからです。
映画やドラマ、漫画やゲームから得る優しさ


それでは、「優しさ」を補充できるコンテンツをいくつか紹介します。
■マイ・インターン(映画)
やりて女社長の元に、70歳のインターンがやってくるというお話。非常に優しい世界であふれていて、こういうおじさんがチームにいたら最高だなと思う映画です。
■エイミー(映画)
こちらは、古い映画なので、見つけづらいかもしれません。
声を出せない女の子が、声を取り戻すまでの話を描いた映画です。僕が20代の頃、面白いゲームを考える事で頭がいっぱいだった頃、気づいたら涙を流していない事に気づきました。どんな映画を観ても、細かく分析してしまい感情移入できなかったんです。
周りの人に、泣ける映画をきいて片っ端から観ていった中で、唯一涙を流した映画です。ラスト30分まで全く泣ける気配がなかったんですが、ラストのオチでボロボロ涙を流しました。音楽が非常に美しい映画です。
■ニューヨーク東8番街の奇跡
こちらは、UFOもののSF映画です。心がほっこりするので、疲れた時に最適です。
■人にやさしくなるゲーム
オインクゲームズさんが発売しているカードゲームです。
漢方薬ブランドと提携して開発されたゲームで、チームメンバーとやるとお互いに優しくなれるゲームです。1人が病気カードを引いて、内容を見ずにおでこにかざします(他の人に見えるように)。そして、周りの人は、役割に応じてアドバイスをいいます。病気役の人は、アドバイスを元に自分の症状を推理します。オインクゲームズさんのカードゲームはどれも面白くて、パッケージもおしゃれです。
家族との時間で心を満たす


コンテンツで満たすというのは良い方法ですが、それだけに頼らないようにしましょう。
家族との暮らしから補充するというのはとても大切な事だからです。
家族同士でコミュニケーションをとると、お互いに優しさを補充する事ができます。そして、優しさが枯れた状態であれば、家庭でもギスギスしてしまう事もあったりします。しかし、どこまでいっても、根底に優しさがある為回復しやすいです。
家族と向きあう事で、優しさの容量を増やす事もできます。
仕事ばかりに夢中にならずに、家族との時間を大切にする事で、将来的な幸福感も高まります。僕の場合は、結婚する前、周りは敵だらけだという意識がありました。しかし、結婚して自分を支えてくれる人が初めてできて、優しさが満タンになるようになり、働き方への意識が変わりました。
生産性も上がり、収入も増えたので、もし、家庭を持つチャンスがある人は、是非挑戦して欲しいと思います。
- 映画やドラマ、漫画やゲームなど、コンテンツで補充する。
- 家族と一緒に過ごす時間を増やして、優しい気持ちを補充する。
まとめ 優しさを意識的に育てる


今日は、優しい気持ちに関してまとめてみました。
優しさは、ほっといたらすぐに消耗してしまうので、意識して優しい気持ちを補充して欲しいなと思います。
最後に、優しさが枯れている時に気づく方法を解説したいと思います。優しさを消耗した状態というのは、意外と気づきづらいからです。どんな状況であっても「優しさ」がなくなったと気付ければ、無用な争いを避ける事も可能です。
では、どういう時に「優しさ」が無くなった状態か分かるかといえば「愚痴」がたくさん湧き起こる時です。心の中で思っているうちは、まだマシですが、声に出して言うようになったら危険信号です。
そういう時は、とにかく人と距離をとりましょう。
近づいた人を全員傷つけてしまうからです。
まずは、お散歩等をしてクールダウンしましょう。そして、コンテンツを使って少しでも「優しさ」を補充するようにして下さい。
自分が優しさを補充しやすいコンテンツを見つけておくというのも良いですし、補充しやすい場所に注目するのも良いと思います。自分の心のコップは、自分をコントロールして優しさを満タンにしておきましょう。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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