ストレスの多い職場で疲れて、オフは寝てばかりいる…。
ただただ、無意味に涙が溢れてくる…。
そういう方は、こちらの記事を読んで心を休めてください。大丈夫。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
現在は、ストレス社会です。ストレスは、高いところから低いところへ広がり、そして子供達など弱い立場の人達を、厳しい状況へ追い込んでいきます。これは、社会が抱える大きな問題で、大人の責任として、どこかでストレスの連鎖を断ち切らなければいけません。
私も、サラリーマン時代(特に20代の頃)は、とても大きなストレスを抱えていましたし、それを周囲へぶつけてしまっていました。面白いゲームを作るぞ!というストレスだから0カロリーみたいな訳のわからない理屈で戦っていた企業戦士だったので、非常によくわかります。
ストレスは、ゲームで解決できます。ゲームクリエイターが作り出したゲームの中の世界は、プレイヤーにとって心理的安全性を保った世界なので、どんなに苦しい状況の人も「勇者」として尊ばれる存在になることができます。
ストレスを抱えた人、ひどいストレスのハケグチに晒されて傷ついている人。誰かにストレスをぶつけるのではなく、ゲームの中で消化すれば、世の中のストレス量が減ります。そして、なおかつゲームは人のストレス耐性を上げる装置です。高難度のゲームを何度も繰り返しリプレイするうちに、立ち上がる力が備わった戦士が生まれます。
ストレス量を減らし、ストレス耐性を上げる。この記事を読んで、世界を平和へ進めましょう。
本日の記事、重要なポイント
- ストレス社会では、弱者へストレスが連鎖していく。
- ゲームをすれば、心理的安全性が保たれた世界に浸れる。
ゲームでストレスを断ち切る方法
ゲームは、ストレスをうまく使って、人を楽しい気分にさせる道具です。
まず、ゲームの世界に入り込めば、つらい状況を一時でも忘れる事が可能です。これは、マインドフルネスの効果と同様になります。
そして、ゲームに没頭すると、次第に抱えているストレスとは別のストレスで上書きされて、脳に新しい刺激を与えます。
人が心を病む時は、強いストレスばかりではありません。同じストレスを受け続けると、脳の刺激が少なくなり、判断力が鈍ってきてしまいます。そういう時は、さまざまな刺激を与える必要があります。
ゲームは、さまざまなストレスをプレイヤーに与え、それを発散する事で楽しむことができます。ストレスが多い時代にこそ、必要なものです。
ストレス社会の現状
ストレス社会とは、誰かにストレスを与える事で成り立つ社会です。
サービスを与える側と受ける側で、ストレスを上から下へ移し、その対価として賃金が支払われる。そういう社会では、ストレスがどんどん上から下へ蓄積されていきます。
本来、仕事とはお互いに助け合う事から発しているはずなのですが、「効率化」を求めるあまり、度が過ぎるストレスのやり取りが発生しています。
最近、サラリーマンを辞めて、フリーランスとして仕事を始めていますが、仕事をする事で誰かが喜んでくれる。そういう意識が高まっているのを感じています。お客さんとの距離が近いからか、仕事をする度に、満足感が高くなっています。本来、仕事とはこういうものの事なのかもしれないと考えるようになりました。
昭和・平成時代の効率化と上下関係
昭和や平成の時代では、戦後復興からバブルにかけて成果主義の道を進んできました。
24時間働けますか?という、今ではテレビでは流せないようなキャッチコピーに溢れていました。大きなピラミッド構造を作り、ストレスを使って効率よく仕事を流す仕組みが構築され、経済は成長を続けました。
しかし、バブルが弾けて、リーマンショックがありました。経済が瀕死の状態で、それを支える為にストレスはより強いものになりました。
しかし、コロナがやってきて、そのストレス社会に疑問の声が上がるようになりました。社会で何の疑いもなくやり取りしているストレスは、本当に必要なストレスなのかと。
労働とストレスの関連性
ストレスをやり取りする事が、「労働」と、とらえるのは、どこかおかしいです。
日本では、心の病気になり病院に通う人が420万人(厚生労働省からの引用)とも言われています。
30人に1人は病院に通っているこの現状は、非常にまずいと思います。ただ、いきなりこのストレス社会を変更する事はできません。それでなければ回らない程に、根が深いからです。
変化には時間が必要なので、世の中のストレスを減らす取り組みが必要です。
- 目標の為に、上下関係を作り効率化を目指した昭和や平成の時代
- ストレスをやり取りする事が、「労働」と、とらえる世界
ゲームがもたらす心理的安全性
ストレスは、完全に消す事はできません。
しかし、別のストレスで上書きする事はできます。
パーっと、どこか旅行に行ければいいですが、コロナでなかなか行きづらかったり、そもそも仕事の疲労感で出かける気力もないかもしれません。
そういう時に、ゲームは非常に良い働きをしてくれます。まるで別の世界の住人になったかのように思えるので、ストレスの負荷が高い状態から、精神的に安全な場所へ退避する事ができます。
人は、強いストレスにさらされ続けると、心が病んでしまうので、ゲームで心理的安全性を確保するというのは、非常に有効な手段です。
ストレスの切り替え効果
ゲームは、リハビリに利用されたりします。
もちろん、リハビリ用のゲームは、リハビリ用に作られたものなので、一般の人にはあまり馴染みはありません。しかし、ゲームは小さな世界を作ったものなので、コミュニケーションのリハビリが可能だと思います。
現実世界よりも簡単なコミュニケーションの刺激を受ける事で、脳を正常な状態に戻す事もできます。
心に病を抱えると、思考停止に陥りやすくなりますが、ゲームは楽しみながら、脳にさまざまな刺激を与えてくれるからです。
ゲームで世界中のストレス量を減少させる方法
人は、ストレスを受けると、自分よりも弱い者へそのストレスを移そうとします。
とても悲しい連鎖です。
悲しいからと言って、それをやめると、やめた人がストレスで潰されてしまうので、次第に弱い人にストレスが溜まります。その最たる被害者は、子供達ではないでしょうか。
大人からストレスを受けた子供達は、同級生をいじめるようになるでしょうし、あまり強く言えない先生達に強く当たるかもしれません。子供でなくても、サービス業の方々や、末端のサラリーマン、零細企業等も、ストレスの吐口にさらされやすい現実があります。
そういうストレスの連鎖を断ち切るには、社会からストレスとを減らさなくてはいけません。
ゲームは、ストレスを使って、ワクワクしたりハラハラしたりする遊びです。
小さな機械1つで、さまざまなストレスを味わう事ができるので、次第にストレスが楽しく感じるようになります。オンラインゲームで他のユーザーと交流すれば、孤独感も和らぎます。
ゲームをした人が、ストレスに慣れ、ストレスをコントロールできるようになれば、世の中の流れも少しは変わるかもしれません。
- ゲームは、今抱えているストレスを、別のストレスに切り替える
- 世界中のストレス量を減少させることが必要
まとめ ゲームで得られる多様な刺激と楽しみ
ゲームは、さまざまな刺激を楽しむ事ができます。
ゲームクリエイターの仕事を細かく分解してやると、ストレスデザイナーだと思わされる場面が多いです。さまざまなストレスをどのように配置してあげれば「ハラハラするか?」と、頭を巡らせてストレス値を計算します。
自分が経験してきたストレスを参考にしながら、プレイヤーが感じるストレスを設計しなければいけません。
ゲームクリエイターになるには、さまざまなストレスを経験する必要があると言えます。楽しい事も苦しい事も、突き詰めればストレスです。
「ストレスを味わう」という感覚を持てば、どんなストレスも楽しめられるのですが、もし、ゲームを遊ぶ人達も、「ストレスを味わう」という感覚が持てたら最高だなと思います。
ユーザー目線から、クレイエイター目線に立ってみて下さい。ストレスデザイナーになったつもりで、ゲームを観察してみると、見える世界は変わります。そしてそれは、現実世界の見え方をも変える方法なのかもしれません。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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