なんだか嫌なことばかり起きて疲れる…。
不安の種が減らない…。どうして、あんな余計なひと言を言ってしまったんだろう…。
そういうモヤモヤした気持ちに苦労している方は、「おいあくま」のおまじないがオススメです。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
あなたは今、心の疲れを感じていませんか?現代社会はスピードが速く、日々様々なストレスにさらされています。それぞれの心には、時に予期せぬ形で亀裂が生じることがあります。しかし、心にも防災が必要です。予期せぬ状況に備え、心のケアをすることで、私たちはもっと穏やかに、もっと強く生きていくことができるのです。
ここで紹介するのは、「おいあくま」という特別なおまじない。これは、怒るな!威張るな!焦るな!腐るな!そして、負けるな!という、私たちが日々抱えるネガティブな感情に立ち向かうための呪文です。これらの感情は、人として生きていく上で避けては通れない道。しかし、その扱い方を一つひとつ学び、心の準備をしておけば、私たちはもっと穏やかで、生産的な生活を送ることができます。
この記事では、それぞれの感情に対処する方法、それらがもたらす影響、そしてそれらをどのように乗り越え、成長の糧とするかについて掘り下げていきます。「おいあくま」のおまじないを通じて、あなたの心に小さな変化をもたらし、日々の生活をもっと豊かで充実したものに変えていきましょう。
私たちは皆、時に疲れ、時に傷つきます。しかし、そのたびに立ち上がり、自分自身を癒し、また新たな一歩を踏み出す強さを持っています。この記事が、あなたの心のケアの一助となり、あなた自身の心の防災に役立てば、これ以上の喜びはありません。
では、心の旅を一緒に始めてみましょう。あなたの内面に潜む強さと向き合い、日々をより良いものに変えていくための、第一歩を踏み出しましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 怒るな、威張るな、焦るな、腐るな、負けるな
心の疲れを癒す「おいあくま」のおまじない
「おいあくま」に関して調べてみると、旧住友銀行の頭取である堀田庄三氏が、戒めとして社員教育に使っていたそうです。
- 怒るな(おこるな)
- 威張るな(いばるな)
- 焦るな(あせるな)
- 腐るな(くさるな)
- 負けるな(まけるな)
それぞれの頭文字をとって「おいあくま」となります。
何度も繰り返し教える事で、社員の間で合言葉として、多くの人の心を守り続けたそうです。
心の防災につながるこの合言葉によって、僕も非常に救われました。
人の悩みの原因の大半は人間関係です。
この「おいあくま」の合言葉は、人間関係の災害から心を守る事ができるおまじないです。
明日から月曜日。仕事の人も多いと思います。
何か、人間関係で苦しい事があった時に、この「おいあくま」思い出していただければ幸いです。
怒るな:感情のコントロールとその効果
ついつい怒ってしまうようなシチュエーションあると思います。
しかし、ぐっとこらえて「怒らない」と決めてしまう。
「怒るな」というおまじない。
「アンガーマネジメント」で検索すると、怒りをコントロールする方法が書かれた本がたくさん出ています。それくらい、多くの人の悩みのタネになっています。
怒る目的は、「相手に気づきを与える」事だと思います。
しかし、相手を傷つける必要はありません。
それに、怒るという行為自体が、生産性を下げる事も科学的に立証されています。
威圧して相手を屈服させるのが手っ取り早いので、その手法を使う人も多いかもしれません。
怒られるデメリットに関して3つ解説します。
・怒られた人は、怒られないように行動するようになる
・怒られる環境は、ヒューマンエラーが増える
・怒りによるストレスは、下位へ広がる
怒りとその連鎖反応
怒られた方は、怒られないように行動するようになり、言われた通りの事だけをしようとします。
言われた以上の事が求められる現代において、言われた通りの事しかできない、自分で考えようとしないスタイルになります。
組織のワンマン化。ワンマン経営者と、考える脳を持たない部下の集まり。
トップが倒れたら、その組織は終わりです。
ヒューマンエラーと心理環境
怒られると人は、ミスするようになります。
人間は、ミスをする生き物です。なので、ミスを計算に入れなければいけません。10のうち2くらいはミスする。
人のミスを計算に入れていない人も多いかもしれませんが、人間にはミスがつきものなので、AIやロボットを利用して、このミスを減らす取り組みが進められています。
人はミスをする生き物なのに、威圧され、安全が確保されていない状況になったらどうなるでしょうか?
当然、ミスは増えます。
ミスは、何もしないよりも影響があります。
1の労力で発生したミスのリカバリーに、2や3の労力が必要なのに、怒る事でその労力を増やすのって全然効率的じゃないですよね。
ストレスの伝播とその対策
怒られた人は、ストレスをかかえます。
そして、そのストレスを自分よりも弱い立場の人へぶつけるようになります。
社長が部長、部長が係長、係長が主任、主任が平社員、平社員が新入社員
父親が母親、母親が子供、子供がいじめられっ子。
暴力の形じゃなくても、言葉によって与えられたストレスは、必ず下へ伝わります。
かなしい連鎖が起こります。
もし、誰かを怒るとき、それだけ影響のある事をしているという認識をもたなければいけません。
威張るな:謙虚さが生むチーム力
「威張る」目的ってなんでしょうか?
まず、どんな事が起きても「威張らない」というおまじない。
「威張る」は、相手に対して、自分の事を凄いと認めさせる威圧行為です。
また、怒られた事に対しても、謝らずに「威張る」という事もあると思います。逆ギレに近い奴ですね。
両方とも、「うまく説明できない」という自分の苦しい部分を、手っ取り早く解決する方法として「威張る」があります。
凄いと思ってもらうのに、本当に「威張る」必要ってあるでしょうか?
威圧された人は、「怒られる」と同様に、萎縮するか、逆ギレに対する激しい怒りに心を燃やすしかないでしょう。
手っ取り早い方法では信頼は得られません。いつもカッコいい人は「威張ってない」と思います。
焦るな:心の平穏を守る時間術
焦ると、ミスが連発します。
焦っている時程、「焦るな」といいきかせるおまじない。
先ほども説明しましたが、人間はヒューマンエラーが起きる生き物です。
焦った時が、一番生産性が下がります。
極力焦らない環境を用意しなければいけません。
焦りやすい人は、準備をしっかりする。
怒りっぽい人とは、距離を置く。
焦らない環境づくりは、自分の行動で変える事ができます。
準備をしたうえで、どうしても焦ってしまった時、その時はもう開き直って他人事という気持ちで対応するのが良いかもしれません。
他人事マインドに切り替えて、おちついて淡々と事故処理しましょう。
焦る時は、「これは誰の責任だ」とか「何が悪かったんだ」とかをあれこれ考えようとしてしまいがちです。
すぐに説明ができないから焦るわけです。
ミスが起きた原因を探るのは後回しにして、事故の収束を最優先にすべきです。
腐るな:ネガティブからポジティブへ
悔しい時、理不尽な時、ふてくされてしまいますよね。
そんな時に、「腐るな」というおまじない。
腐る目的ってなんでしょうか?
腐る目的は、手っ取り早く相手を後悔させる方法だと思います。
相手が怒らなければ、腐る事もなかった。
適当に仕事をする事になったのは、あいつが悪い!このミスは、僕のせいじゃない。
見返したいけれど、見返せないのでふてくされている。
結果、まわりの人は、あなたの事を迷惑に思う事でしょう。
しかし、それが自分を苦しめる事になるという事を理解しておかなければいけません。
腐る行為は、デメリットしか産みません。
・腐る行為は、うらみを買う
・腐る行為は、まわりに伝染する
・腐る人には、仕事が回ってこなくなる
うらみの回避と関係構築
腐ることは、チームの向かっている方向とは真逆に進もうとする行為です。
それによって、負荷が増える人が必ず発生します。
場合によっては、ぶち切れられるかもしれませんが、そういう場合、腐っている人とはかかわり合いたくない為、うらみの気持ちに気づけない事の方が多いです。
すると、いつか自分が何かをしようとした時、過去にうらみを感じた人が、仕返しの為にふてくされたりします。
チームの雰囲気は悪くなる一方です。
ポジティブな感情の伝染効果
腐っている状態は、人に伝染していきます。
腐ったミカンがあると、となりのミカンも腐ってしまうように、どんどん腐った人が増えてしまいます。
腐った人がいて、良い影響なんて一つもありません。ただただ、チームの生産性を下げるだけです。
信頼と仕事への影響
仕事を渡した相手が、仕事でミスをして、ふてくされたり、いじけたりした時、あなたはどう思いますか?
相手が腐った事によって、余計に被害が増えてその責任を取るために休日出勤や残業しつづけたとしたらどうでしょうか?
ややこしいから、二度と仕事を回さないでおこうと思うはずです。
これが自然なメカニズムです。
仕事が回ってこないという事は、昇格もしないし、成長もしなくなるという事です。
腐っても、得られるのは周囲に対してのはらいせだけで、目先の快楽のみです。
長い目で見ると、損しかありません。
せめて自分だけは腐らないようにいたいというおまじないです。
負けるな:逆境を力に変える心の技
怒られたり、威張られたり、仕事で失敗して焦ったり、腐ったりと、人生にはさまざまな試練があります。
これは、どんな事が起きても気持ちでは「負けるな」というおまじないです。
心が折れて、歩みを止めた瞬間に、もう2度と勝てなくなります。
何度失敗しても、歩みを止めさえしなければ、いつか勝てます。
どんなに悔しい事があっても、悔しさをバネにして前に進みたいですね。
- 怒ると、悲しい連鎖が生まれる。
- いつもかっこいい人は、威張っていない。
- 事故の収束を最優先に動く。
- 腐ると、周りに伝播する。
- 悔しさをバネにして前に進む。
まとめ:日々を輝かせる「おいあくま」の教え
おこるな!
いばるな!
あせるな!
くさるな!
まけるな!
頭文字をとって「おいあくま」
悪魔っていったいなんなんでしょうね。
5つの言葉からにじみ出てくるのは人の心の弱さだと思います。
ちょっとした事で怒ってしまったり、
自信が無くて威張り散らしたり、
不安で焦ってしまったり、
理不尽さにいじけたり、そして強敵を目前にして負けをみとめてしまう。
人の心の中に潜んでいる弱さに付け込む悪魔は、かなり強敵です。
この5つの言葉は、人間の心にすむ弱さを悪魔から守る為のおまじないだと思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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