自分が成長する為に何をしたら良いかわからない…。
人生を無駄に生きてきた気がする…。
そういう悩みを抱えている方は、こちらの記事をどうぞ!
こんにちは!コンじゃぶろーです!
仕事で得られる経験・キャリアを適当に考えていると、望み通りの未来を手に入れることは難しいでしょう。なりたい自分に足りないものを積み上げることで、目標に到達できるからです。
人生はとても短いので、効率よく夢に向かって進みたいですよね。私の場合は、その場その場で全力を出しているうちに今の場所にたどり着いたので、もし計画的に突き進んでいたならもっと成長できていたかなと後悔しています。
まずは自己分析して、自分に何ができるかを知ることから始めて、そしてどういったキャリアを積むべきか計画していくのがオススメです。
もし、今の状況に絶望して前に進めないと感じている人でも、落ち着いてください。これまで積み上げたキャリアを冷静に書き出してみましょう。そして、なりたい未来の自分を具体的にしていきましょう。
この記事を読んで、自分のキャリアを意識して、5年後10年後に夢を叶えてください。
本日の記事、重要なポイント
- 10年は1つに集中する
- 10年のスキルと、10年のスキルをかけ合わせる
人生を10年スパンで考える
就職1年目は、職場の環境になれるという点と、技術を学ぶ時間になります。
2年目は、経験を積み、3年目は率いる事を学ぶ(リーダーになる)。クリエイターとしての初期の成長を簡単に説明するとこんな感じになります。
だから、もし毎年転職をしている人がいたとしたら、「職場の環境に慣れる」事に時間や労力を注ぐ事になってしまいます。そこをまず頭に入れた方が良いです。
また、会社にとっても1年や2年で転職されるのは辛い事です。
採用に数十万かけ、1人前の技術者に育てるのに最低3年はかかってしまうからです。稼げるように育った技術者が、次々に流出してしまうと多大な損失につながります。
お互いにデメリットがあるので、10年同じ環境で頑張るという考え方もメリットを感じてもらえると嬉しいです。
ただ、出勤するのが苦痛な場合であったり、仕事仲間と相性が悪い場合は、すぐに環境を変えた方が良いでしょう。あくまでも、価値観が合い、自分が得たいキャリアが得られる環境である事が前提です。
10年は1つに集中する
10年間と聞くと、とても長く感じるかもしれません。
しかし、10年間は、あっという間です。20代から30代は、少し長く感じましたが、30代から40代までの10年は、本当にあっという間でした。
感覚で言えば20代の10年間は、30代の10年間の倍くらいの長さです。
だから、20代の10年間というのはとても貴重なわけです。もし1年ごとに転職を繰り返したとしたら、環境に適応する為に途方もない時間を使っている事になります。
こういう考え方もあるよと、選択肢の1つと捉えてもらえればと思います。
3年で、その道のプロになれる。
3年間1つの業界で経験を積むと、その道のプロになれます。
プロの定義としては、仕事を受けて報酬をもらえるレベルとします。
1万時間の法則というのがあって、誰でも1万時間かければ「達人」になれるというものです。月に160時間働くと考えて(平日8時間程度)、5年くらい経験すれば1万時間くらいです。
5年と言わなくても3年くらい働けば、それなりに戦えるようになります。
ただ、達人レベルになるには、5年から10年は必要かなと思います。
10年で結果を出すマインドを持つ
僕がゲーム業界でゲームを作り始めた時に、企画の師匠(取引先で、企画を添削してくれていた方:大手から大手へ転職した凄腕のプランナー)からは「10年で結果を出せなかったら諦めた方がいい」ということを言われていました。
なかなかスパルタに聞こえる言葉ですが、非常に愛のある言葉だと思います。
実際に10年20年ゲーム業界にいて、結果を出せない人は非常に多いからです。10年で結果を出さないといけない!そういうマインドで取り組んでこれたので、5年目くらいに結果を出す事ができました。
モバイルゲームの、さらにガラケー業界のゲームなので、今のスマホゲームに比べたら売り上げは少ないですが、100万DLを超える結果を出す事ができました。
もし、10年で結果を出そうと思う意識が無かったらと思うとゾッとします。
- 3年で、その道のプロになれる
- どんな事でも、10年で結果を出すマインドを持つ
10年のスキルと10年のスキルをかけ合わせる
僕は、10年間ゲーム開発に打ち込みました。
そして、その後の10年間は、組織的な品質管理に集中して人生の時間を投資しました。
これによって、20年のキャリアになっています。10年をかけてゲーム開発の達人となり、さらに10年かけて品質管理の達人になりました。
仮にゲーム開発において1万人に1人の人材になっているとしたら、品質管理面でも1万人に1人の人材になれていることになり、1万人×1万人で、1億人に1人の人材になれているという事です。
実際、それくらい珍しいキャリアを積んでいると思います。
10年ごとのキャリアを考える。
人生を豊にする為に、20代の10年と、30代の10年をどう過ごすか?というのは、非常に大きな課題だと思います。
なぜなら、40代以降の人生に大きな影響を与えるからです。
40代や50代の20年間で使った時間は、感覚的にも20代の10年よりも短く感じるので、同じ効果を得ようと思ったら60歳になっているかもしれません。
体感時間が短くなるという事を想定した上で、10年ごとにどういうキャリアを作っていくのかをイメージすると良いでしょう。
現在の取り組みが将来にどう影響するかを意識する
あまり先の事を考えすぎると、人は足を止めてしまいます。
10年スパンで考えるのが良いと説明しましたが、20年後や30年後のことまで考える必要はないと思います。
考えてもよいですが、足が止まっては意味がありません。足を止めた分だけキャリア形成が止まるからです。
直近の10年でどんな技術や経験を手に入れて、次の10年にどう活かせるのか?くらいの感覚で良いです。僕の場合は、漠然とゲーム業界に行きたいという思いだけで突っ走ってきました。
忙しい中で、あまり後ろを振り返らずに、突き進んできたので、「そこそこ面白いゲームを作れるようになる」ことはできました。
その後の10年で、ゲームの質を上げる方法を考えようと思ったきっかけは、20代で得た課題の山でした。こんな具合に10年何かに集中して取り組めば、必ず課題が見えてくるようになります。
ジタバタせずに10年分の課題をまとめれば、次の10年に取り組むべき課題が見えてきます。今の10年に集中し、学んでいる事が将来どういう力になるのかを考え続ければ、課題はたくさん出てくるので、進路に迷う事は少なくなるでしょう。
- 10年ごとのキャリアを考える
- 今、取り組んでいる事が、将来どうなるのかを意識する
まとめ かけた時間から得られる効果を最大化する
人生の時間には限りがあります。
永遠に生き続ける事は、現代の科学では不可能です。
であれば、かけた時間から得られる効果を最大化する方法を考えた方が、人生は有利に進みます。だから、あちらこちらと環境を頻繁に変えていると、タイムロスが発生するという事を認識して欲しいのです。
とはいっても、1年ごとに業界を変え続けた人が40歳になる頃、20近い業界を渡り歩いた事になるので、非常にレアな技術を身につけているかもしれません。その全てのキャリアを上手く使う事ができたなら、他の人とは違う何かができるかもしれません。
だから人生は面白い、僕はそう思います。
今日は10年縛りを考える。そういう視点で人生論を語ってみました。
みなさんも1度、自分の人生のキャリアについて考えてみてください。
きっと未来は素晴らしいものになると思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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