なかなか視野が広がらない…。
面白いアイデアが思いつかない…。そんな時は、インプットを見直しましょう。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
ゲーム開発の世界では、独創性が成功の鍵を握ります。しかし、どうすれば目新しく、ユーザーを惹きつけるゲームを生み出せるのでしょうか?答えは、専門性を駆使することにあります。「ゲーム開発者必見!専門性を駆使した独創的な作品の作り方」では、その秘訣を探求します。
ゲーム開発では、単にコーディングやグラフィックデザインのスキルだけではなく、特定分野の深い知識がプロジェクトに大きな差をもたらすことがあります。例えば、歴史的な背景を持つゲームを開発する際、その時代の専門知識はゲームにリアリティと教育的価値をもたらします。また、科学的な理論に基づくゲームは、遊びながら学べる体験を提供できます。専門性は、ゲームに深みを加え、プレイヤーに忘れられない体験を提供する力を持っています。
しかし、専門知識を習得し、ゲーム開発に活かすにはどうすれば良いのでしょうか?この記事では、専門家との出会いを増やし、さまざまな情報源から知識を吸収する方法から、興味のない分野の書籍にも目を通すことの重要性まで、専門性を身につけるための実践的アドバイスを提供します。
ゲーム開発における専門性の駆使は、単なる知識の蓄積ではなく、その知識を独創的なアイデアに変換し、ゲームの中に組み込むプロセスです。専門知識をキャッチするアンテナを手に入れることで、あなたのゲームは他とは一線を画す作品になるでしょう。
さあ、専門性を武器に変え、ゲーム開発の新たな地平を切り開く旅に出ましょう。
本日の記事、重要なポイント
- ゲームを作る時、「専門性」は、一つの武器になる
- 専門知識を知るには
専門家との出会いを増やす秘訣
ゲーム作りにとって専門知識は、とても便利なものです。専門知識というくらいなので、何かに特化した知識を100%マスターするには相当の時間が必要になります。
ゲームクリエイターを目指すなら、専門的分野を1つに絞って他は、要点だけ知っておく程度に留めておくのが良いと思います。
世の中にある専門知識の種類は、それこそ星の数ほど存在しています。なので、全てを100%マスターする事はできないです。1つに絞って専門性を高めるというのが一般的でしょう。天才手塚治虫先生は、医者と漫画家という2つの専門知識を武器にされていますが、かなり例外だと思います。
漫画家になりたいという気持ちがあったからこそ、医者になる為の勉強ができたのではないかと思います。なので、1つ大切な何かに絞って掘り下げるのが良いのではないでしょうか。
専門知識を1つに絞る。あとは、文献を片っ端から読んで、「驚いた点」や「ためになった部分」「共感した部分」を記憶しておく程度で良いと思います。
記憶しておけば、必要な時に思い出して、詳細を検索することもできますし、専門家に会いに言ってアドバイスをもらうこともできます。
「専門性」がゲーム開発の強力な武器に
ゲームの企画を考える時でも、ゲームを開発(プログラミング)する時でも、専門の知識は役に立ちます。例えば、CG(コンピュータグラフィック)の世界では、絵を描くツールを使う必要がありますが、それらのツールを開発するのに、カメラの専門知識が必要だったりします。
目の構造や、自然光に関する知識があるから、本物のような見た目の3Dモデルを表示することができます。ツールの中で使われている専門用語も、カメラ業界の用語がそのまま使われていたりします。
現実世界のカメラの知識が、仮想世界を実現する上で必要だったりするわけです。
このように、さまざまな専門技術を知ることで、さまざまな価値を生み出すことができるわけです。
「専門性」プラスアルファで独自の個性を生み出す
専門知識は、ゲームの企画にも役に立ちます。ゲームをする価値の一つに「教育的価値」があるからです。遊びながら、専門知識を蓄えることができるので、さまざまな教材にゲームが使われているくらいです。
もちろん、専門性だけでは厳しいとは思います。なぜなら、主目的を「勉強・学問」にしてしまうと、本を読んだり、動画をみたりした方が効率が良いからです。
なので、メインのアイデアにはしづらいです。しかし、使い古されたゲームに「専門性」が加わることで、強烈な個性になったりします。
単純な魚釣りゲームに、お魚の専門家の監修とか、有名な料理研究家の監修が入るだけで、ゲームの個性が生まれます。
監修した人の持つ専門性への信用によって変わりますが、価値に結びつきます。誰かに監修された訳ではなくても、ゲームをした人にとって「信用に足る有益な情報」が手に入れば、満足度につながります。
専門知識の効果的な活用法
専門知識をそのまま使うパターンを紹介しましたが、専門分野の情報を自分のフィールドに転用するという方法もあります。
例えば、サッカーの専門情報として、選手のポジションとその役割というのがあると思います。それを自分のフィールドに置き換えてみると分かりやすいかもしれません。
テトリスの様な落ちもの系のパズルゲームを作っていたとして、落ちてくるブロックに、「フォワード」「ミッドフィルダー」「デフェンス」「ゴールキーパー」の役割とその動き(専門知識)を入れてみる。
「ブロックを落とすたびに、そのブロックの役割に応じた映像が出て、擬似的にサッカーができる」とか、「役割に応じてできることやできないことがあって、難易度をあげる」とか、「専門性」という切り口で、アイデアを広げることができます。
- さまざまな専門知識は、価値を生む
- 専門線は強力な個性になる
- 専門知識を、自分のフィールドに転用する
専門知識の習得方法
専門知識は、たくさん持っている程便利です。それぞれ深く知識を蓄えるんじゃなくて、広く浅く知識を得るということが重要です。
誰が、その世界で1番専門知識を蓄えているか?ということさえ知っていれば、必要になった時に、実際に会いに行って話を聞いたり、その人の文献を読み漁ったりすることができます。
今は、変化の激しい時代です。毎日新しい技術が発表され、日々情報が大量に発生しています。だから、専門家も物凄い量存在します。誰が何の専門家なのかを知っているだけで、食べていける時代ではないでしょうか。
では、どうすれば専門知識を身につけることができるか?ですが、僕がやっている方法をいくつか紹介します。
多彩な情報源の活用
情報源をたくさん持つことが重要です。媒体で言えば、テレビ、映画、新聞、ラジオ、文庫、小説、漫画。人間関係で言えば、年代別、地域別、国別、職種別、趣味別、目的別になるでしょうか。
情報源が1つだけになってしまうと偏ってしまいますので、さまざまな情報源に触れる様にしましょう。それだけで、かなりの情報をキャッチできるようになります。
気になったワードの詳細を調べるだけで、「気になる」価値を持ったキーワードを貯めていくことができます。
最近では、オンライン化が進んでいますので、「オンラインサロン」に所属するのもありだと思います。様々な専門家に出会うきっかけも増えますし、同じ志を持った人が集まりやすいので協力関係を築きやすかったりします。
やすいものであれば、「1000円」から入れるものもありますので、積極的に人と交流して専門知識を手に入れていきましょう。
新しい分野の書籍に挑戦
自分に興味のない本を読むというのも効果的です。
自分の好きな分野だと、本を読んだ時に得られる情報量は少しだったりします。好きな分野の本はよく読むので、その分野の知識は自然に溜まっていきます。なので、好きな本を読み過ぎると、同じ時間を使っても、新しい知識に触れる量が変わります。
広く浅く知識を得る為には、本はかなりお勧めな媒体です。
この時、気になったワードは、インターネットを使って掘り下げてください。そうすれば、より詳しい情報が手に入ります。
ただ、注意しなくてはいけないのは、最初からインターネットで調べるのはよくありません。
何か調べる目的やキーワードがある場合は、インターネットは強力な武器になります。しかし、目的やキーワードが無い場合は、自分の中の情報の掘り下げになります。広く新しい情報を得る場合は、自分の知らない知識をインプットしなければ広がりません。
自分の頭の中にある情報で検索すると、結果的に知識を広げるのではなく、掘り下げる事になります。だから、今は知識を広げる時なのか、深掘りする時なのかを意識して、有効な方法を選択するようにしましょう。
- 情報源が1つだと偏る
- 「知識を広げる」と「知識を掘り下げる」を意識する
まとめ 専門知識を手に入れるためのアンテナを伸ばす
世の中には、様々な専門家がいます。そして、日々有益な情報を研究して頂いているおかげで、私達は豊な生活を手に入れることができています。
ただ、それらの専門知識は、夜空に浮かぶ星の様なものだと言えます。
無数に存在してキラキラしていて、どこにどんな情報があるかわかりません。ただ眺めているだけでは役立たない情報を、広く世間に伝える役割が必要だと思います。
点と点が結びついて線になり、線が集まって面になり、立体になり発展していく。そういう動きを加速させることで世界はもっと発展します。
ゲームクリエイターに限らず、エンタメを作る人は、それらの専門知識を拾い集めて、よりよいコンテンツを作り専門知識を広げる役割があるのでは無いでしょうか?
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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