隣の芝生は青い。日本人が大好きなフレーズですね。
他人の成功や幸福を、妬ましく感じてしまって自分が嫌いになってしまう…。そういう考えを持っている人は、こちらの記事を読んでマインドチェンジしましょう。他人を妬ましいと思う気持ちを、自分の成長に繋げてください。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
「隣の芝生は青い」は、自己肯定感を下げるものではなく、むしろ自分の成長に繋げる言葉です。
私たちはよく、「隣の芝生は青い」という言葉を耳にします。隣人の庭や家に興味がいってしまうのは、日本人が、他人の評価を気にする民族だからです。
他人の成功や幸福が、自分のそれよりも魅力的に見える瞬間、「隣の芝生は青い」という言葉が心に浮かぶことでしょう。しかし、その青々とした芝生の背後には、見えない努力と時間が隠されているのです。
この記事では、他人の「青い芝生」が偶然や運によるものではなく、「計算された努力の結果である」そういう視点で紐解いていきます。私たちは他人の成功をうらやむだけでなく、そこから学ぶ姿勢を持たなければいけません。なぜなら、人は成長する為に生まれてきているからです。他人の成功を糧に成長を得る為には、自分自身の心理状態に気づきを感じる事が大事です。深く自分を知ることで、成長に活かすことができるのです。
他人の成功には、必ず物語があります。それは夜遅くまでの勉強、絶え間ない練習、そして何度もの失敗から立ち直る強さが含まれています。私たちが普段目にするのは、成功の氷山の一角だけ。その下に広がる大きな塊を見落としてはいけません。
この記事を通じて、他人の努力を理解し、それを自分の人生にどのように適用できるかを考えてみましょう。隣の芝生が青い理由を知ることで、自分の芝生をより豊かに、より生き生きとさせるヒントが見つかるかもしれません。
成功への道は、他人との比較ではなく、自分自身の進歩に焦点を当てることから始まります。他人の努力から学び、自分の目標に向かって一歩一歩進んでいく。それが、真に青い芝生を手に入れる秘訣なのです。
「隣の芝生は青い」の意味
「隣の芝生は青い」とは?
他人の持っているものや他人の状況が自分のものよりも良く見えるという意味です。
これは、実際には自分の持っているものや状況も十分良いかもしれないのに、他人のものがより魅力的に見えるという心理的な傾向を指します。日本語での具体的なニュアンスは、「他人のものをうらやましく思う」ということです。
それでは、語源や類義語に迫ってみましょう。
隣の芝生は青い 語源(英語表記)
- The lawn next door looks blue.(隣の芝は青く見える)
隣の芝生は青い 類義語
- 隣の花は赤い:隣のものは目立つ。
- 隣の糂粏味噌(じんだみそ):じんだみそは糠味噌のことだそうです。
- 他人の飯は白い:同じものでも、他人のものの方がよく見える。
- 内の米の飯より隣の麦飯:隣のものは、麦飯でもよく見える。
- 無いものねだり:自分に無いものを欲しがる。
隣の芝生は青い 対義語
- 我が仏尊し:自分のものだけが素晴らしいとたてまつる。
- 隣の白飯より内の粟飯:ご近所さんに食事をもらうと気苦労が多い。
こうして並べてみると、人の心の弱さというか、ウィークポイントを刺激するいい言葉だなぁと思います。
人を落とし穴にはめるような、どことなく甘い香りがします。
英語でも同じ意味の言葉があったり、同義がたくさんあるのは、それだけ人の心を惑わしてきた歴史があるからでしょう。
本日の記事、重要なポイント
- 他人のものがよく見えるメカニズム
- 周りを見るエネルギーを、クリエイティブに使う
隣の芝生は、偶然青くない
隣の芝生は、1日にしてならず。だと思います。
なぜなら、他人の芝生だって、苦労して育てられた物で、1日や、2日でできたものではありません。そういった他人の努力を見ずに、結果だけ見ても何もうまくいかないでしょう。
手に入らないものを欲しがらずに、自分の芝生を育てる事に集中できれば、問題は解決できそうです。
どうせだったら、他人の芝の青さを利用して成長してやりましょう!
元々「隣の芝生は青い」は、海外から来た言葉です。
でも、単純に西洋から入ってきたにしては、類義語や対義語が、すごく多いですよね。
元々、人生楽しませたら右に出るものがいないくらい、エンタメが好きな日本人ですから心に響いたんだと思います。「芝生」に馴染みがなかったので、自分たちの言葉に置き換えたのかもしれません。
これだけバリエーションを増やすくらい「人の心に刺さる」便利なツールだったんでしょう。
だから、元々、「他人と比較する」意識はなかったけれど、西洋からきたこの「ギャグ」にハマって認知するようになったのだと思います。
今日は、日本人の心に深く刺さった「他人と比較する」という部分で苦しんでいる人は多いと思うので、どう接していけば良いのかを解説したいと思います。
隣の芝生が、青く見えるメカニズム
他人のものがよく見えるメカニズムは、とてもシンプルに「ジャイアニズム」だと思います。
あの有名なセリフ「俺のものは俺のもの、お前の物も、俺のもの」。あぁ、なんて甘美な言葉なんだろう。楽して手に入れるをそのまま言葉にした感じですね。
このセリフも、痒い所に手が届くというか、いまだに多くの人の心の支えになっているんじゃ無いでしょうか(笑)
これは、他人の結果だけをぶんどる所に爽快感があるわけですけど、奪わないまでも綺麗な部分しか見ようとしない人間のサガが、根底にあると思います。
隣の芝生は、青い時しか見ない
他人の芝は青く見えるというのは、青い時にしか目に入らないということです。
芝を植えた時や、育てている最中を見ても、少しも映えないですし、そんな状態でジロジロ見ていたら「手伝ってほしい」と言われてしまいそうですよね。
人は、とにかく楽をしたい生き物なので、基本的に輝かしい結果しか見ないです。
見たとしても「成功した人」の苦労話くらいでしょうか。
何にせよ、ほとんどの人は、これから失敗するのか成功するのか分からない人には、時間を使わないという事です。
でも、少し考えてみると、結果が分からない方が楽しいんですけどね。
しかも、失敗する人のケースを見た方が勉強になるかもしれません。
「こうしたら失敗する」を集めただけで、多くの人を成功に導く価値のあるコンテンツになりそうです。
楽しいもので溢れた現代では、そういう所に時間を使う人が少なくなります。
少し考えを変えると楽になるかもしれませんね。
隣の芝生は、青くない時の方が長い。人は青い芝しか目に入らない。
基本的に、芝生は青くない事の方が多いです。
何人か、芝生を育てている人を知っていますが、あれってかなり大変なんですよね。
芝生が剥がれてしまったり、枯れてしまったり、伸び放題だったり。
特別な庭師さんを雇うか、芝生の世話自体が大好きか。
多くの人が目にするであろう公共施設や、公園、ゴルフ場などの芝は、プロが手入れをしているので、本当に青く見えます。
それでも、かなりの苦労によって成り立っている事を理解しなければいけません。
他と比較して、切磋琢磨する部分は、他人と比較するメリットですが、他人を意識するあまり、リサーチばかりしていると、時間ばかりが過ぎてしまいそうですね。
↓僕自身の失敗談はこちらです。今は、十分生きていけるようになりましたが、かなり辛い時期がありました。
- 他人の芝生の青さを、自分を成長させる為のエネルギーに変換する。
- 人は、輝かしい成果しか目に入らない。入れようとしない。
- 芝生が青いのは、手入れされているから。
隣の芝生に気を取られるエネルギーを、クリエイティブに使う
自分の成長の為に、周りと比べるというのは、とても良いことです。
自分と他との差を認識して、その間を埋めていけば、いつかなりたい自分になれるからです。
そこを押さえていないと、他人と比較することが目的になってしまいます。そうなると、いずれ、調べるだけで毎日が過ぎ去り、成長にエネルギーが使われなくなります。
次第に、自分よりもレベルが低い人しか見なくなるでしょう。
そういう事の為にエネルギーを使うのはよくないです。
どんな時であっても、自分が一体何にエネルギーを使っているかを意識して、間違った方向に進んでいると感じた場合は、方向転換しましょう。
自分の芝生は、誰も育ててくれない
自分の心の芝生は、誰も育ててくれません。
庭にあるような本物の芝生であれば、プロに任せれば育ててもらえます。
コンサルのような人に頼めば、心の芝生も青くなるかもしれませんが、プロに頼むにしても、いつかは自立できるような頼み方が良いと思います。
どんなものにでも、依存関係を1つ持つだけで、身動きが取りづらくなるからです。
自分の心の芝生は、誰も育ててくれない、自分で育てるという意識を中心に据えましょう。
芝生を青くすることだけを、目的にしない
芝生は青ければ良いとも思いません。
青い所だけ注目していると、あっという間に病気が広がってダメになってしまうからです。
枯れている部分や、剥げてしまっている部分に目をやり、その原因に目を向けなければいけません。そういう小さな観察眼を養っていると、失敗する事も少なくなるでしょうし、他人の芝生を気にしている余裕は無くなるかもしれません。
良い結果ばかりを求めない。
現状をしっかり観察して、問題を直視するようにしましょう。
- 自分が何にエネルギーを使っているのかを、しっかり考える。
- 自分の芝生は、自分で育てる。
- 良い結果ばかりに目を向けない。悪い結果の中にこそヒントが眠っている。
まとめ 隣の芝生より、自分の心を育てよう
隣の芝生を意識するのは良いことです。
なんだったら、
「隣の芝生綺麗だなぁ!うちの芝生負けてるな!よし、改善だー!」
と、クリエイティブにエネルギーを注ぐのが良いと思います。
他の人の良い結果を見て、意気消沈するくらいなら見ない方が良いかもしれませんが、そこを見ていないと、あらゆる事が我流になってしまい生産性が下がりそうです。
「隣の芝は青く見える」は、人の怠け心をくすぐる良い言葉だと思います。
この言葉を使って、自分を成長させていければいいですね。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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