起業したいけれど、お金がない…。
家族がいるから、脱サラできない…。
挑戦したいなって思っている人は、挑戦する前にこちらの記事をどうぞ!
こんにちは!コンじゃぶろーです!
クリエイターとしての道は、情熱と創造性が織りなす芸術作品のようなものです。しかし、夢を形にするためには、想像力だけではなく、お金という現実もしっかりと把握しておく必要があります。多くのクリエイターが直面する「お金の問題」は、深刻な問題をはらんでいます。
学校ではなかなか教えてもらえないお金の知識ですが、義務教育に「お金」が組み込まれても成果が出るまではまだ時間がかかるでしょう。なので、お金に関する事は、私たちが自分自身の責任で学ぶべきです。それは単に貯蓄や投資の話ではなく、クリエイティブな仕事を続けていくうえで直面する一番の問題が「お金」だからです。
クリエイターが、お金の勉強を始めるベストタイミングはなるべく早い方が良いです。だから、自分の子供には、なるべく早くお金の勉強をさせてあげましょう。もし、クリエイターとして生きる予定がなかったとしても、知っていて損はしません。
金融リテラシーを高めることで、クリエイティブな活動に専念できる環境を整え、自分の夢をより大きく広げていくことができるのです。
クリエイターとして歩む人には、これから多くの挑戦が待ち受けています。その旅をより豊かなものにするために、お金の勉強をしてくれる人が増えてくれたら幸いです。
本日の記事、重要なポイント
- お金の勉強は、早い方がいい
- クリエイターこそ必要な「お金の勉強」
はじめに:クリエイターがお金の勉強をしなければいけない理由
まず、お金がない事の責任を、「外」に求めないようにしましょう。
なぜなら、何も改善しないからです。
今、経済的に苦しい事であったり、お金の知識に乏しいのは、国のせいだとか、学校が教えてくれなかったからと言っても、何も解決しません。
もし、今、経済的に困っている人がいたなら、まず自分の責任と捉える所から初めてみてください。
やむを得ない事情はあるかもしれませんが、ここ日本においては、かなり保証体制がしっかりしているので、学ぶ意欲さえあれば、衣食住で困る事はありません。
例えば、出産費用を例に挙げてみます。
出産時の費用は、平均40〜50万です。
20代で、僕の周りにそこまでお金を蓄えている人はいませんでした。しかし、ここで知識があれば、出産一時金40万円、出産手当金65万円、育児休業給付金が120万円(額はそれぞれ人によって異なります。)を受け取れる可能性があります。その条件はとても簡単です。
また、自治体によっては、その間の通院費用が無料で受けれたりもします。
これらの補助は、人によって、受け取れる額は変わりますが、条件や保証内容は、とても簡単に手に入れる事ができます。日本は、家族を作る事に関して、かなり手厚く保障された国です。
しかし、知識がなければ、一切の補償を受ける事ができません。
それは、別に国が予算をケチっているわけでもなく、全国民に定期的にアナウンスすると、莫大な費用がかかるからです。全国民に7100万枚の布製のマスクを配達するのに、3億5千万円かかったりします。
1枚あたり4円で送れるのに、7100万枚も送ると、3億5千万円になります。
そこにお金を使うよりも、補償にお金を使うのは悪くない選択だと思います。
それに、今は、アナウンスしなくても、Web上で確認できる場所が用意されていますし、産婦人科等でも教えてくれたりします。国の機関が、公式LINE等を用意して告知してくれたりしています。
誰でも簡単に手に入る状況なのに、その知識が無いだけで、200〜300万損する世界がここにあります。
お金の勉強は、早い方がいい
お金の勉強は、早い方が絶対に良いです。
将来的に、お金を使わない人はいないからです。
もし、「私の子供は、一生お金を使いません」という方がおられたら、勉強させなくても良いと思います。
しかし、一般的な人であれば、必ずお金を使う人生になります。
お金を勉強したばかりに、投資に手を出して失敗したらどうするんだ!?と言う方もおられるかもしれませんが、お金の勉強をしなくても「投資」もしくはもっと酷い「ギャンブル」に手を出す事になります。
どうせ、手を出すならば、せめて「知識がない事による危ない橋」を渡らないようにしてあげるのが、親の勤めではないでしょうか?
知識さえ入れておけば、回避できる不幸は山程あるからです。
↓100万円分の投資で、生まれた子供が65歳になる頃に2000万円になっている話
お金の勉強をしなかったばかりに、10年ロスする
お金の勉強をしていないと、お金だけじゃなくて時間を損してしまうケースがあります。
ちょうど僕がそれに当たりますが、30歳前後の時、一番アブラが乗って勝負をかけようと思ったタイミングで、お金がありませんでした。
今、思えばあのタイミングで起業できていたら最高だったと思います。
ただ、もしその時にお金の知識があったとしても、起業はしなかったように思います。
ビジネスに対する知識もなかったので、どうしても会社を辞めて勝負する気にはなれませんでした。
30歳からお金の勉強を初めて、40歳で独立するまでに10年かかりました。
家族もいたので、お金を貯める必要がありましたし、独立してお金を稼ぐ方法を学ばなければいけませんでした。ただ、30歳から始めた勉強を、20歳から初めていたなら、かなり変わった人生になったと思います。
これから話す、僕の勉強方法は、20歳からでも十分始められる内容です。
30代から初めたお金の勉強
30代から始めたお金の勉強は、「確定拠出年金」からでした。
↓確定拠出年金に関しては、こちらの動画で勉強できます。(15分程の動画です。)
それまでは、お給料は全額「遊び」に投資していましたし、「リボ払い」などを利用して未来のお金もガンガン使っていました。
リボ払いの支払いは、毎月1万円でしたが、毎月半分以上は利子を支払っている状態で、かなり地獄の入り口にいたと思います。
↓リボ払いの恐怖は、こちらの動画でご確認ください(こちらも15分程の動画です。)
確定拠出年金は、会社で導入が決まって流れで始めたものでしたが、お金に対する考え方が変わった瞬間でもありました。
シミュレーション機能等があって、10年後にどれくらい増えるかが分かるようになっていて、それをみた時に、10年前からやっておけばよかったと、非常に後悔しました。
確定拠出年金から、投資信託のインデックスファンドを初めて、毎日の値動きに夢中になりました。
毎月3000円ずつ積み立てしていたくらいなので、大した投資ではないんですけど、1日に「+100円」とか「ー300円」と表示されるたびに一喜一憂していました。
投資信託は、すぐに売り買いできるわけではないので、一喜一憂してもしょうがないんですけど、それによって「心の変化」が生まれました。
それまで、かなり散財していた生活が一変したんです。毎日の100円や200円の値動きに注目するようになったので、普段使っているコンビニ等の支出が気になり始めました。
そして、お金の支出を見直して、1つずつ負の財産や行動を整理していきました。
毎月3000円を積み立てる。日々の値動きを見る。それだけで毎日の意識が変わっていきます。
楽天証券の口座で始めましたが、口座開設もすぐにできるので、とてもおすすめです。
↓手続きはとても簡単です。「楽天証券 口座開設」で検索すると、解説が山程出てきます。
- お金の勉強は、学校や国政策に依存しない方が良い。
- お金の勉強をしないと、人生の時間を無駄にしてしまうケースがある。
- まずは、3000円の積み立てから初めてみる。
クリエイターに必要なお金の知識
クリエイターをしている人の中には、「お金」の話をすると「銭げばですか?」とか、卑しいものだと感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、クリエイターであろうと、一般職であろうと、お金の勉強は必須です。
将来的に独立する為に、ずっと貯金している人がいたとして、肝心な「お金」の使い方を知っていないと、無駄に大金を使ってしまうケースが出てくるからです。
必要以上に大きなビジネスを始めてしまったり、騙し取られてしまったりします。
また、貯金する事で、物価が上昇した時に、貯金したお金の価値が減るという事もあります。
こちらは、100円の貯金をしていて、10年後に物価が2倍になった時、10年前に100円で買えていたものが200円になって買えなくなる(貯金していたお金の価値が半分になる)という現象です。
物価なんてそうそう上がらないよ、と思っている人もいるかもしれませんが、この日本も物価が1万倍近く上昇して、それまでのお金の価値が紙屑並みになったことがありました。
それはそこまで遠い時代ではありません。つい100年程前の大正時代、大卒の初任給は50円でした。人類が成長を続ける限り、物価は上がり続けます。
お金の問題が夢を潰す前に
クリエイターとして、自立をする為には、夢を続ける事ができる環境を用意しなければいけません。
やる気や能力があったとしても、経済的に続ける事ができなくなったら、即退場となるからです。
夢や希望だけでは、乗り越える事ができない壁があります。
自立する為には、「税金」に対する知識が必要です。
同じお金を稼いでも「税金」の知識がないと、損をしてしまう事が多いからです。
クリエイターは、身一つでできる事も多いので、うやむやにしがちですが、「税金」の知識があるだけで、生活が楽になります。
生活が楽になるという事は、夢を目指す為の寿命が伸びるという事になります。
↓「年収」と「所得」の違い、税金とうまく付き合う方法が分かりやすくまとめまられています。
スモールスタートのススメ
ビジネスは、小さく初めて徐々に大きくするのが良いです。
1000万円貯めたからといって、それまでゲームを作ってなかった人がゲームを作ると、必ず失敗します。
そういう場合は、ゲームブックやカードゲーム等、規模の小さなものから着手した方が良いです。
大きなスポンサーがいた場合や、経験や実績に裏付けされた勝算があるなら勝負に出ても良いと思いますが、その場合でも極力リスクの少ないビジネスから始めた方が良いです。
大手企業程、利益は少ないけれど、とても安全で必ず黒字になるような事業をやっていたりします。
華やかな部分だけ見て、事業を始めないように、しっかりと「お金」の基礎を勉強した上で、身の丈に合ったビジネスを始めるようにしましょう。
- クリエイターこそ「お金」の勉強が必要。
- 夢や希望があっても、経済的に持続不可能であれば即退場となる。
- ビジネスは、小さく始める。
まとめ:お金の知識を自分で学ぶ重要性
お金の勉強というのは、いくら必要だと言われても当事者になるまで始めなかったりします。
僕自身、若い頃にいくらでも投資信託に手を出すチャンスはありました。
ただ、20代の僕には「おじさんたちのやる事」みたいな意識しかありませんでした。
それで、かなり散財し続けるわけですが、将来に不安を感じたり、結婚や独立が頭をよぎった時などに「お金」がないと、せっかく意識が芽生えても行動に移せない場合があります。
そう思うまでの間に、お金を貯めておく事で、将来の選択肢は山程増えます。
お金を貯金に回しているだけならまだ良いですが、不要な保険に山程入ったりして、いつの間にかお金を搾り取られてしまったりします。
お金に目が眩む必要はありません。
ただ、夢や希望を持つ為の選択肢を広げてくれるものなので、やりたい事が見つかる前に「お金」の知識を貯めておく事で、将来の選択肢を増やすというのは、とても大事な事だと思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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