一人暮らしを始めて、始めて自炊するとかえってお金がかかるものですよね。
無計画にあれこれ良いものを買い揃えると、お金がかかりますし、
それが美味しくなるとは限りません。今日はそういう人に向けて代用のマインドをご紹介します。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
現代社会において、「もっと多くの物を、もっと良いものを」という思考は、私たちの心と時間を容赦なく奪っています。しかし、本当に幸せを感じる瞬間は、意外にも身近なところにあるものです。「足るを知る」—この古くて新しい哲学は、物質的な豊かさだけでなく、精神的な満足感をもたらします。代用の美学は、単に節約や合理化のためだけでなく、私たちの生活をより豊かで幸せなものに変える力を持っています。
では、どうすれば「足るを知る」マインドセットを持ち、日常に代用の美学を取り入れることができるのでしょうか? この記事では、私たちの生活、仕事、さらには心の在り方において、代用を楽しむためのマインドと方法を探求します。季節や天候による食材の価格変動への対応から、仕事の効率化、そして心豊かな生活を送るための心構えまで、あなたの日々を彩るヒントが満載です。
「代用する」と聞くと、何かを失うようなイメージを持つかもしれません。しかし、本当は全く逆。私たちが代用を楽しむことで、新たな価値や可能性を発見し、生活をより豊かにすることができるのです。この記事を通して、あなたも「足るを知る」マインドを身につけ、日々の小さな選択がもたらす大きな喜びを感じてみませんか?
物事には常に複数の側面があり、見方を変えれば、新たな発見や喜びがあるものです。この記事を読むことで、あなたの日常に新たな視点をもたらし、毎日をより充実したものにするお手伝いをしたいと思います。
本日の記事、重要なポイント
- 「代用できない」考え方の落とし穴
- 仕事に活きる「代用する」の考え方
- 生活に活きる「代用する」の考え方
「幸せを育む代用術」:日常で見つける小さな幸せ
代用する考えは、心の余裕を生みます。
世の中の全ての事は、「足りない」のがあたりまえです。
どんな事でも「足りないからできない」って事を言い出したら、きりがありません。
「何かが足りない」事の方が普通なので、ずっとそれに悩み続けて頭がいっぱいになってしまうと、
心に余裕がない状態になってしまいます。
「足りないから、代用する。」そういう考え方が出来るだけで、悩む時間が「考える」楽しさに変わります。
まずは、「代用できない」場合に、何がまずいのかを解説していきます。
「代用の落とし穴」:避けるべき思考パターンとは
代用しない場合、多くの無駄が発生してしまいます。
難しいのは、そこにあまり問題を感じづらいという事です。
料理で考えると分かりやすいです。
フランス料理のフルコースを作りたい!と思っても、レシピを調べればいくらでも出てくる世の中です。何でも作れてしまうので、ちょっと凝ったモノを作ってやろうと思う事が、1年に1回はあります。
料理に凝ってしまう時って、時間をかければかけるだけ失敗したくないもんです。
でも、料理って少し分量が変わると、劇的に味が変わってしまいます。
料理は科学だ!なんて言ったりもするくらい、分量を間違えると味が変わってしまいます。
だから、最初はみんな「失敗したくない」の想いから料理本通りに作ってしまいます。
季節や天候に左右される食材の賢い選択法
これはすごくあたりまえなんですけど、食材って季節によって値段が変わるんです。
季節外れの野菜は、高くて質が悪いです。
季節にあった野菜は、安くて質が良いです。
ただ、凝った料理を作る時って、ここを無視してしまうんですよね。
ハレの日というか、今日は特別な日と決めているから値段は見ずに買うと決め込んでいます。
あとは、あまりスーパーに行かない人も、気づかないかもしれないですね。
休日に時々料理するお父さんが、高い食材ばかり買ってきて文句言われるシーンあるんじゃないでしょうか。
使用頻度の低い香辛料と機材の上手な活用術
代用する考えがない場合、家の中に使用頻度が少ないモノがどんどん増えていきます。
毎日料理をしたり、料理をふるまったりする人であれば香辛料を揃えておくと便利かもしれませんが、1回しか使わない香辛料を、ついつい買ってしまったりします。
僕も、昔、無性にハンバーグが作りたくなり「ナツメグ」を買う事がありました。
前作った時に、買ったから既に家にあるのに、間違って買ってしまうから「ナツメグ」がどんどん増えていきました。
香辛料をある程度そろえると、何を買っているか把握できなかったりします。
実は、香辛料も代用できます。
いくつか代表的な香辛料をストックしておいて使いこなせば、無駄に大量に買う必要もありません。
香辛料は、使いこなせば人生が変わるとさえ言われていますが、「プロの味でなくても良い」と思えばなくてもいいと思います。
日本に昔からあった、「砂糖」「塩」「酢」「醤油」「味噌」
これだけあれば十分だったりします。料理酒やみりんはあってもいいかもしれませんが。
数十種類のスパイス棚、あこがれはありますけど、お金もかかるしスペースももったいないですよね。
調理器具も同じです。
料理本に書いてある調理器具が無いと作れない。そういう考えだと、部屋の中は調理器具であふれていきます。
使うのも、洗うのも面倒で、1回しか使わないミキサーやスライサー。
電子レンジ等一部の機能しか使わない多機能オーブンレンジ。
調理器具ってかさばるから、場所をとるんですよね。
「代用できない」という考え方は、とにかくお金と時間をどんどん奪う事になります。
大は小をかねる。フライパンで肉をこねてハンバーグのタネを作る。そして、それをそのまま肉をこねて脂ぎったフライパンで焼く。それでよくないですか?一つで済むので、洗うのも楽です。
ちょっと想像してみて下さい。数種類のスパイスと、調理器具で全てまかなえる世界。
必要なのは、「知識」と「アイデア」だけだとおもいませんか?
センスと節約のバランスの取り方
「代用できない」マインドとは、「考える」を放棄する思考停止のマインドです。
考えを放棄する代わりに、「時間」や「お金」、「場所」を犠牲にします。
「代用する」マインドとは、「考える」そして試すマインドです。
今あるモノの知識や経験を蓄えて、使いこなして効率化する考え方です。
「足りない」モノを、今自分の手元にある別のモノで代用する度に「知識」や「経験」が貯まっていきます。アイデアの質がどんどん上がっていきます。
「料理」のセンスが磨かれ、時間・お金・場所に余裕が生まれます。
「仕事で活かす代用のテクニック」:効率と創造性を高める方法
代用する考えは、なにも「料理」だけのはなしではありません。
仕事に関しても、「代用する」事で効率化する事ができます。
特別な技術を持ったスタッフが必要な仕事がある時の事を想像してみて下さい。
「代用できない」マインドだと、マッチする人材が見つかるまで探し続ける事になります。
「代用する」マインドだと、似たような経験者を見つけて「挑戦」する事ができます。
仕事の流れを変える入れ替えと代替えの技術
入れ替えや代替えができると、仕事は効率化できます。
最初に決めた方法で試してばかりいて、最終的にその方法で無理だったとなった経験はないでしょうか?「代用しない」マインドによって、行き止まりにぶち当たるパターンです。
これが「代用する」マインドだと、
「最初に、色々な技術を試してみて、うまくいく方法を見つけたらその方法で対応する」になります。
幅広く知識をあつめて、その中から最善を選択する。
常日頃から「代用する」マインドがしみ込んだ人は、仕事の効率や成功率も上がります。
思考力を鍛える「代用する」考え方
「代用する」考え方を鍛えるには、「代用するしかない」状況で仕事をするのが一番だと思います。
今ある人、今ある技術、今ある環境で対応し続ける。
その為にはどうすれば良いのか?という事を前向きに考え、試してみる。
何をする時も、こういう思考で対応すれば、チームの底力が増します。
自分だけでは無くて、メンバーにも「代用できた」という成功体験が生まれて、ささいな事でも「代用する」という考え方が芽生えていきます。
こういうチームはとても強いです。
設計図を設計通りに作るのが、「代用しない」マインドだとすれば、
「この部分の処理を、0(ゼロ)から作ったら1週間かかりますけど、2000~3000円で売ってるので買いましょう」と提案するのが、「代用する」マインドのエンジニアです。
メンバーにいたら、心強くないですか?
「生活を彩る代用の智恵」:満足感を高める日常の工夫
料理や仕事に限らず、「代用する」という考えは、生活を豊にする考え方です。
月に1回しか乗らない車を、持っていたり。
1度も着ていない服や靴を、買っていたり。
同じような服や靴を、いくつも持っていたり。
代用する考え方を持っているだけで、かなり効率的になる部分ないですか?
生活のあらゆる所に、「代用できる」モノは潜んでいると思います。
豊かな生活のための「足るを知る」マインド
「足るを知る」とは、古代中国の思想家「老子」の教えです。
あらゆる悩みは「今あるモノで満足する」と考える事で、精神的に楽になり、幸せになるという考えです。
あれも欲しい、これも欲しい。あれも足りない、これも足りない。
足りないモノを求める気持ちには、際限がありません。
これは、一種の思考停止状態です。
手に入れても、さらに欲しいモノが現れる。
どれだけ手に入れても、満足できない生き方。
自分の状況をかえりみて、今「生きている」それで満足じゃないかと思えば、いろんなものに開放されると思います。
無いものを求めるのではなくて、今あるモノで対応する考え方。その入口が、「足るを知る」ではないでしょうか?
「代用のマインドセット」:日々の生活を楽しむためのエッセンス
若い頃は、あれこれ色々欲しがってしまいます。
そして、手に入らないモノを見つけては、ため息を1つついて「やれやれ・・・」という。
まるで「やれやれ・・・」と言う為に生まれてきたみたいに、足りないモノを探してはため息をつく。
1回フルーツを砕く為に買ったミキサー、あれはあれで、楽しかったからOKかなと思います。
でも、代用する楽しさを知ると、今度はどこをどう代用してやろうとか、効率化を考えるのが楽しくなります。
「代用する」という考え方について解説してきました。
外にばかりベクトルを向けないで、たまには家族に向けてみてはいかがでしょうか?
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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