完璧主義を手放す。ドラクエの壺が教える人生のヒント

完璧主義を手放す。ドラクエの壺が教える人生のヒント さしあたり、いま思う事
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全部やらないと気が済まない…!

完璧にできないと気分が萎える…。

完璧にできなくてもいいんです。もし、完璧主義に悩んでいる方は、こちらの記事をどうぞ!

コンじゃぶろー
コンじゃぶろー

こんにちは!コンじゃぶろーです!

全てのことを完璧にしないと気が済まないと、自己肯定感は低下します。完璧な人間などいないので、確実に自己肯定感が下がるマインドです。

とはいえ、ゲームで遊んでいると、ついついコンプリートしないと気が済まないことってありますよね?ドラクエなんかも、全てのツボを調べなきゃいけない!とか、全ての村人と話をしなければいけないと思う気持ちあると思います。

完璧な人間になる必要なんてないんです。そもそも、人間のパラメータに完璧は存在しません。なぜなら、弱点が強みになったり、強みが弱みになったりするので、完璧にできないしできた時点で矛盾した状態になってしまいます。

もし、それを理解せずに「完璧主義」にとらわれてしまうと、自己肯定感が下がり生産性が落ちてしまいます。完璧にしなくても良いんです。あなたは一生懸命頑張ってます。この記事を読んで、気持ちを楽にして、グッと生産性を上げましょう。

本日の記事、重要なポイント

  • 完璧主義のデメリット、そもそもどういうデメリットがある?
  • ドラクエは、完璧主義者にはつらいゲーム

ドラクエの壺で学ぶ完璧主義の克服方法

ドラクエの壺で学ぶ完璧主義の克服方法
ドラクエの壺で、完璧主義を止める方法

ドラクエは、勇者を体験する為のゲームとしては、とてもよくできたゲームです。

それこそ、世界中の子供も大人も夢中で遊んだ時代がありました。今もオンラインゲームが稼働中で、プレイステーション4やSwitch、パソコン、ブラウザ等で遊ぶ事が可能になっています。

ドラゴンクエストX 天星の英雄たち オンライン 【Nintendo Switch】 SE-W 0034
ドラクエX オンライン

ドラクエXは、オンライン上で複数のプレイヤーが楽しめるゲームです。2013年に発売されたゲームです。このゲームにも「ツボ」の仕組みが入ってましたが、アップデートで「希少アイテム」が出てこなくなりました。ひたすらツボの中身を調べるツールを作ったユーザーがいたみたいで、修正されたみたいです。

そりゃそうなります。現実世界でツボから何かが出てくるなら話は別ですが、本当であれば「ツボに何かを入れる人」がいないと成立しません。考えられるのは「タンス貯金」なわけですけど、やっている事は盗みでしかないです。タンスからステテコパンツ出てきたら、そりゃ出てくるでしょ?って思いますけど、盗んだらダメでしょって思います。相当な変態です

それに、盗まれるのが普通の世界で、それでもツボに物を入れ続けるドラクエ世界の住民も少し変すぎますよね!

・・・すみません、ちょっと熱くなりすぎちゃいました。反省します。

それでは、そろそろ本題に参りましょう。

完璧主義のデメリットとその影響

完璧主義のデメリットとその影響
完璧主義のデメリット、そもそもどういうデメリットがある?

ドラクエで完璧主義を治す方法と言うと、「ツボ」を無視して進みましょうになるんですが、その前に大切な話をしなければいけません。

そもそもの問題「完璧主義って何がダメなの?」です。

これは、ケースバイケースと言うか、場合によりけりなんですけど、何か物作りをする際、特に予算が山ほどあって、いくらでも使える環境にある場合はプラスに働きます。

ものすごい細かい部分まで考え尽くす必要がある場合、ものすごく重宝します。しかし、一般的な印象として、完璧主義だと生産性が低くなる傾向があります。僕は、どう言う主義であっても結果が伴っていればなんでもOKだと思っています。

完璧主義がマイナスに働くケースは、成果が出ないケースです。

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自己肯定感の低下と完璧主義

自己肯定感の低下と完璧主義
完璧じゃないから、自己肯定感が下がり続けるマインド

完璧主義者がおちいりやすい落とし穴として、「自己肯定感が低くなりやすい」と言うのがあります。

理想は、完璧主義で、なおかつ適当マインドを持った人でしょうが、完璧主義者は完璧を求める傾向があります。でもどうでしょうか?本当に完璧な人間っているんでしょうか?

どんな人にも必ず欠点はあります。欠点があるから楽しい部分はあると思います。完璧な人はいない世界で、完璧を求めるって地獄じゃないですか?どこまで行っても不完全な自分と、理想を比較し続ける事になります。

どんなに頑張っても「不完全な自分」に、いつしか絶望してしまう事でしょう。なので、完璧主義の人は、突然全てを投げ出してしまったり、計画ばかりして、いつまでたっても先に進めなくなったりします。

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計画倒れの罠:なぜ前に進めないのか

計画倒れの罠:なぜ前に進めないのか
計画ばかり慎重で、いつまでたっても先に進めない

石橋を叩いて渡ると言います。完璧主義者は、石橋を叩き壊すまでやめない事でしょう。

完璧を求めて慎重になりすぎるあまり、いつまでも頭を抱えて先に進めません。結果が伴った完璧主義を目指すには、仮決定でどんどんやり続ける必要があります。ゴール地点が決まっていると思うのは幻想です。しかし、完璧主義をこじらせると、ありもしないゴール地点と、その道筋を求めていつまでも前に進めなくなります

クラスの催し物とか、飲み会とか、割と小さなプロジェクトであれば、完璧に計画して出来てしまうので、余計におちいりやすい落とし穴です。

プロジェクトの大小に関わらず「トラブル」が発生するとゴール地点は変わります。同時に、ゴールまでの道筋が変わってしまいます。また、ゴールへの道にはタイミングというものがあって、時間が経つと閉じてしまうのが普通です。

嗅覚を働かせて、仮の決定でどんどん前に進まなければいけない時期は必ずあります。そんな世界では、最初の計画に時間を使いすぎるのはとても勿体無い話です。

  • 完璧じゃないから、自己肯定感が下がり続けるマインド
  • 計画ばかり慎重で、いつまでたっても先に進めない

ドラクエの壺は完璧主義者にとって試練

ドラクエの壺は完璧主義者にとって試練
ドラクエの壺は、完璧主義者にはつらいゲーム

はい、ここでまたドラクエの話に戻ります

完璧主義の人が、ドラクエをやると、そりゃもう「ツボ」を見るわけです。世界中のツボを見るわけです。正直うんざりします。

しかしですね、完璧主義の人にとっては「ツボ」を調べるのが楽しいのかもしれないんです

だって、「ツボ」を全て調べるプロジェクトがあったとして、その計画って1秒で終わるんです。現実であれば、「ツボ」をどういうルートで調べるか計画を立てる必要があります。しかし、RPGの世界では、あまり深く考えなくても自然にゴールへ進めるような作りになっています。なぜなら、広い世界の中で、プレイヤーが迷子になったら離脱してしまうからです。

ゲームクリエイターは、細心の注意を払って、それこそ舞台役者のように次から次へと、ストーリーやキャラクターを繰り出してプレイヤーを導きます。

その道筋に、取りこぼさないように壺や宝箱を配置するわけです。

めちゃくちゃエスコートするんです。じゃないと、本当につまらないゲームになってしまいますから。実際に迷子になるようなRPGを作った事がある僕が言うんだから間違いないです。

壺の中身にとらわれない勇気

壺の中身にとらわれない勇気
もう、ツボの中身を調べなくていいよ

それでも今日は言いたい。

ツボの中身を全部調べたいと言うプレイヤーであっても、これだけは言いたいんです。

「もう、ツボの中身を調べなくていいよ」と。

今回のテーマは、「完璧主義をやめる」です。だから、声に出して行ってみてください。

「もうツボの中身を調べたりしないと。

雑な人間のマインドを楽しみましょう。ツボを見る度に、「ふふ、もう俺はツボの中身を見ないぜ」とつぶやきながら進んでください。なんだったら、宝箱も無視するくらいの勢いでいいです。もし、どうしても必要なアイテムがあるんだったら、引き返してきてとればいいんです。

このマインドで冒険を続ければ、「完璧主義」を捨てる訓練ができます。それほどに、あの「ツボ」の魅力は半端ないからです。見るたびに「中身を見たい・・・」と言う気持ちが湧き起こってくることでしょう。

でも強い意志で跳ね除けてください。「だめ!盗みは絶対ダメ!」のマインドを強く意識して下さい。

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すべての村人に話しかけない選択

すべての村人に話しかけない選択
村人全員に話しかけない、話かけたい奴にだけ話かける

村人にも話しかけなくていいです

えぇ・・・っ!?いいんですか?と、恐怖に震える人が見えます。

ゲームの中なら普通ですが、正直いないでしょう。現実世界で、全員に話しかける人。会社で、技術的なトラブルが発生しても、社内チャットで質問投げるだけで終了です。一人一人話しかけるなんて、物凄く非効率です。

チャットだけだったら、人の温かみがなくて寂しいという人もいるかもしれませんが、温もりは温もり、情報は情報、分けて考えた方が良いです。

さぁ、村人に話しかけるのもやめましょう。いいんです。

ただ、特定の村人に話しかけないと、ストーリーが進まないので、「必要だと思った人」にだけ話しかけてください。「ツボ」は「調べない」と、思考停止で実行すれば良かったですが、人はそう簡単にはいきません。

自分の頭で考える事を楽しみましょう。ちょっと難易度が高いですが大丈夫です。

本来、RPGが一番楽しい部分は、冒険する部分です。

思考停止して、総当たり(全て調べる方法)したり、とにかくレベル上げすると言うのは「冒険」を楽しむ観点から離れてしまいます。

「行けるかどうか分からない」このドキドキの回数だけ面白いのであって、「確実なる安全」を求めるのはやめましょう。知らないうちに心が疲れてしまいます。

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  • もう、ツボの中身を調べなくていいよ
  • 村人全員に話しかけない、話しかけたい奴にだけ話かける

まとめ:すべてを楽しむ感覚を手放す

まとめ:すべてを楽しむ感覚を手放す
全て楽しもうと思う感覚を捨てる

ドラクエを題材にして、完璧主義をやめる方法を紹介してきました。しかし、ゲームクリエイターとしての視点では、ちょっと複雑な気分です。

なぜなら、RPGの世界を作ると言うのは、世界を作るくらい大変な事だからです。できる事なら、100%味わって欲しいと言うのが、純粋な気持ちです。せっかく作ったのに、誰にも見られないツボや、セリフがあるのはとても辛いです。

だから、もしかしたらそういう思いが「ツボの中身を全部調べる」と言うハラスメントにつながっているのかな?とも思います。

今日の方法を試して、是非完璧主義を脱却して欲しいと言う思いと、それでも全部遊び尽くしてっ!!!!と言う思いが伝わるといいなと思いました。

この夏には、オフライン版のドラゴンクエストXが発売されるそうです(2022年夏)。これを機会に、ツボを無視するプレイをしてみてはいかがでしょうか?

以上、さしあたり、今思う事でした。

ここまで読んでいただけてありがとうございます。

皆様の良い人生の一助になれば。

ドラゴンクエストX(オンライン)
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