夏休みに海外旅行いきたいな…。
社会人になったら1ヶ月も休み取れないらしいし…。
長期休暇が取れるのは学生の特権!海外旅行に行こうかどうか迷っている学生の方はこちらの記事をどうぞ!
こんにちは!コンじゃぶろーです!
青春とは、冒険と発見の時期です。この貴重な時間をどのように過ごすかは、一人ひとりの選択に委ねられていますが、海外旅行は青春を彩る最高の方法の一つです。なぜ学生時代に海外を経験すべきなのか、その理由を探求していきましょう。
学生時代は、新しいことへの好奇心が旺盛で、学びや成長に対する意欲が高まる時期です。海外旅行は、これらの欲求を満たし、さらには自分自身の可能性を広げる絶好のチャンスとなります。異文化に触れ、未知の世界を探検することで、視野が広がり、多様な価値観や生き方を肌で感じることができます。この経験は、自分だけの財産となり、人生の指針ともなるでしょう。
しかし、海外旅行の魅力は、ただ異文化に触れることだけではありません。カルチャーショックを経験し、自分自身の変化を実感することも、この旅の重要な部分です。例えば、信号がほとんどない国での交通の流れ、自動販売機の不在、食事の価値観の違いなど、日本では当たり前のことが、海外では全く異なる場合があります。これらの経験は、自分の価値観を再考させ、柔軟な思考を育てる素晴らしい機会となります。
また、普通に生活できない、身の危険を感じるような状況に直面することもあります。衛生面の不安、夜の治安の悪さ、カロリーの高い食事など、海外旅行では様々な挑戦が待ち受けています。これらの挑戦を乗り越えることで、自己管理能力や危機対応能力が鍛えられます。そして、それらの経験は、自分自身の成長に直結します。
最終的に、海外旅行を通じて、育ってきた環境の良い面、悪い面が見えてきます。自国の文化や社会に対する理解が深まり、よりグローバルな視点を持つことができるようになります。この視点は、将来どのような分野で活躍するにしても、貴重な財産となるでしょう。
海外旅行は、ただの冒険ではありません。それは、自分自身を発見し、成長させる旅でもあります。学生時代にこの経験をすることで、青春の一ページをより鮮やかなものにしましょう。そして、この旅から得た学びや気づきを、これからの人生に生かしていくのです。
本日の記事、重要なポイント
- 海外で感じたカルチャーショックと、自分の変化
- 普通に生活できない、身の危険を感じる海外
はじめに:学生のうちに海外旅行をする価値
今は、コロナが明けるまで、海外旅行は厳しいと思います。ただ、情報を集めてバーチャル旅行するのは自由だと思うので、ちょっとの間でも旅行した気になって記事を読み進めてほしいです。
僕が海外旅行に行ったのは2回です。夏休みにヨーロッパへ2週間行ったのと、卒業旅行でアメリカに行きました。
ヨーロッパ:イタリア、スイス、エジプト、ドイツ、フランス、イギリス。
アメリカ:サンフランシスコ、ロサンゼルス。
当然ですけど、国によって言葉も文化も人も違うわけですから、ルールが大きく変わります。
このルールが変わると言う点が非常に勉強になるポイントです。特に、ゲームを作る時、ルールを決めるセンスが求められるので、一度日本を離れて海外のルールを知る体験はかなり重宝します。
海外でのカルチャーショック体験記
海外に行く前に感じていたのは「言葉が通じない」ことへの不安感でした。
でも、大した問題ではありませんでした。
元々大陸にはたくさんの言語があって、隣の人の言葉は分からないのは日常の事ですし、日本人同士であっても言葉が通じない事はあるので、生活に必要な「衣」「食」「住」は言葉が通じなくても問題ありませんでした。
「住」に関しては、ツアー会社の人が全部やってくれたので、「衣」「食」だけかもしれませんが。
そんな言語問題よりも、海外に行って一番驚いた事は、「日本人が少ない事」でした。
そりゃまぁ、日本じゃ無いから当然なんですけど、ヨーロッパやアメリカには、驚く程様々な人種の人が同じ場所で生活していて、日本人がほとんどいない事に衝撃を受けました。日本人は、どうして日本にたくさんいるんだろう?そういう思いが込み上げて来ました。
1つ気づきを得ると、次から次に気になる部分が出て来ました。
まるで、ダムが決壊するように、今までストップしていた思考が動き出すような感覚がありました。
信号のない道路で学ぶ、異文化の交通ルール
人生で初めての海外であるイタリアに到着しましたが、飛行場でいきなり皆とはぐれてしまいました。
バスに乗る前に飛行場で集合していたんですけど、トイレに行って出てきたら誰もいませんでした。まだ1日目だったので、添乗員の方も僕の顔を覚えていなかったようです。
取り残された僕は、なぜか落ち着いていて、今日からこの国に住まなきゃなぁとか、考えていました。
この時、空港を出て初めて外国の景色を見たんですが、信号が全然無い事に違和感を感じました。
その前に、はぐれた事に衝撃を受けるべきなんでしょうけどね。
その後、無事に他の人と合流できて事なきを得ましたが、バスの中から街中を見ても信号が圧倒的に少ないんです。
どこの国に行っても信号が少なすぎて、信号がある事の方が珍しかったです。
この国はちゃんと機能しているんだろうか?と思いました。
数カ国回って日本に帰ってきた時、改めて日本の街中の風景を見た時、日本に信号が多すぎるんだと理解しました。
信号は事故を防いだり自動車が円滑に流す為のものですが、信号の少ない海外では事故が多かったり渋滞になったりしている訳ではありませんでした。
運転は多少荒っぽいですが、人を轢きそうになっても寸前で止まるし、歩道の歩行者も平然と道路を渡ったりしていました。
教訓は、「無ければ無いでなんとかなる」ですね。
自動販売機の不在とその意味するもの
海外では驚く程自販機がありませんでした。20年前の事なので、今は充実しているかもしれませんが、数カ国回って自販機を見たのは、1回だけフランスのホテルの中だけでした。
しかも、売っているのはエビアンだけです。
日本に帰ってきて、日本が多すぎる事を理解しました。
また、飲み物の種類もかなり多いと思います。海外で見かけたのはコーラと炭酸と水。あとは色のついた甘い飲み物でした。日本では、いくつかのメーカーがそれぞれ同じような飲み物を販売しているのは皆様ご存知だと思います。
教訓は、「結局、水が一番美味しい」です。
高額な食事代に隠された価値観
海外は食事がかなり高いです。
イギリスで食べたカツ丼。久しぶりの日本食が恋しくて食べたカツ丼は、12ポンドでした。
その時は、12ポンドかぁと思いながら払いましたが、食べてから冷静になって考えてみると、その時の1ポンドが160円くらいだったので、カツ丼が1,900円です。
しかも、味は学食のカツ丼の方が美味しいんじゃないか?っていうくらいの品質です。
元々海外では、家で食事をするのが普通らしく、外食はかなり高いのだそうです。
ちなみに今は、3,600円くらいらしいですよ。
20年前に比べて、それほど物価が上がっていない国は日本くらいらしいです。清潔な所で食事できて、しかも美味しいのに500円以内で食べれるなんて凄い事だと思います。
コロナ禍前に、アジアからの旅行客が多かったのは、日本が安い国だったかららしいです。
教訓は、「安くてうまい日本食は有難い」です。
エンタメ不足の国で見つける生の楽しみ
20年前の日本を歩いていると、ゲームセンターやカラオケショップ、バッティングセンター、パチンコ店、居酒屋等の遊ぶ場所が山程ありました。
しかし、海外の街を歩いていてもそういった店が、ほとんど見当たりませんでした。
街の景観を壊すような娯楽が見当たらなかったんです。
本屋さんによっても、エンタメらしいモノはアメリカンコミックか日本から輸入されたジャンプ漫画でした。
(日本で言う所の京都とか)世界遺産周辺を回ったからかもしれませんが、こういう地域で育った人は日本に来ると、普通の街が遊園地に見えるだろうなと感じました。
ただ、皆幸せそうだったので、何か別のエンタメがあるのだと感じました。
教訓は、「エンタメを、外に求めすぎない」と言う事。
「ありがとう」の言葉が教えてくれること
海外旅行中は、とにかく「Thank you」を言いまくっていました。
レジで並んでいると、他の外国人が皆「Thank you!」と言うので、自然に言えるようになりました。
サービスを受けたら、ありがとう。道を教えてもらったら、ありがとう。
何をするにも「ありがとう」を言い続けていましたが、苦もなく自然に心が温まる日々でした。
日本に帰って来て税関職員にパスポートを私、ハンコを押してもらった時に思わず「Thank you!」と言った時、ん?としかめつらされて、現実に引き戻されました。
テーマパークで買った帽子を、駅でそっと袋にしまう感覚・・・伝わりますかね?
ここでの教訓は、「日本人は、ありがとうを言うのも言われるのも慣れていない」と言う事。
- 衣食住は、なんとかなる海外
- 海外旅行をすると、脳にさまざまな刺激がある
海外生活のリアル:挑戦と危険
海外での経験は楽しかったです。
スイスや、イタリアなど、一生ここで住めそうだと思った場所も山程ありました。
ご飯も美味しいし、住んでいる人々とのコミュニケーションも楽しいし、心がオープンになっていくのを感じました。
ただ、かなり贔屓目に見ても、やっぱり身の危険を感じるような部分もありました。
異国の衛生事情とその対策
高級なレストランで食事をした時、お皿が汚れていたので取り替えて欲しいとウェイターに頼んだら、指でスッと馴染ませてくれました。
おっさんの指の油で、汚れを広げ馴染ませるという…。
あぁ、せめて見えない所でやって欲しかった。と思いましたが、こういう国だと受け入れる事にしました。NOと言えない日本人。
海外で食事をすると、日本のレストランの綺麗さに驚きます。たまに24時間営業の店とかで汚い所がありますが、お腹を壊す事はあまりないと思います。
エジプトのバーで、皆と飲みに行った時。機嫌よくビールを飲んでいたら、途中で麦茶みたいな味のビールが出てきてそこにいた6人中5人が腹を壊して病院に行きました。
おそらくエジプトの水道水(現地の人でも時々お腹を壊す)を入れられたんだと思います。
1人だけ、幼い頃から毎日納豆を食べている子がいて、その子だけ無事でした。
教訓は「納豆は凄いから毎日食べろ」です。
日本に帰ってきて納豆を食べた時、こんなに美味しいものがあるのかと感動しました。
夜の治安と安全に過ごすためのヒント
海外の夜は、とにかくどこもかしこも治安が悪かったです。
エジプトは、意外と夜の方が人通りが多くて安全でしたが、フランスはかなり治安が悪かったです。
アメリカでは、差別的な言葉を言われながら唾を吐きかけられたりしました。
街灯がまず暗いと思います。日本の場合繁華街は明るいですし、コンビニが嘘みたいに山程あるのでホッとできますが、海外ではランニングもしづらいんじゃないかなと思ったりしました。
夜に限らず、地下鉄で現地の人に髪を引っ張るなどして絡まれたりした時は肝が冷えました。
教訓は、「夜でもランニングできる日本って最高だな」です。
高カロリー食の誘惑と健康への影響
海外の食事は、どこで食べても美味しいです。
ただ、日本食を頑張って模している食事は、どれも不味かったです。
エジプト食(枝豆のコロッケとかシシカバブとか)がかなり美味しかったんですけど、エジプト食が嫌だった人達が頼んだスパゲティーはかなり見た目が不味そうでした。(味も不味かったらしいです。)
現地の人が美味しい食事は、美味しいので、食べる機会があったら食べてみて欲しいです。
しかし、美味しくてもどれもこれもカロリーが高そうな食事ばかりでした。
かなり大きめのスタイルの人が多かったので、ここに住むとこういう体型になるんだろうなと思いました。
すらっとした人も多かったですが、下半身が異常に大きかったりしていたので、きっと大きくなってしまうんだと思います。太ましい方がモテるんじゃないか?とさえ思いました。
教訓は、「日本の食事はヘルシー、日本の女性はダイエットを意識しすぎかも」です。
- 日本は、とても恵まれている
結論:海外旅行を通じて見える世界と自己理解
今日は、僕の旅行記のような記事になってしまいました。
20年も前の話なので、今は状況は変わっているかもしれません。
日本が優れている部分も、劣っている部分もあると思いますが、いつも見ている物を普通と考えてしまうと、それ以上その良さについて考える事がなくなってしまうと思います。
その状態で生きていると、思考停止になってしまうので、海外に行かないまでもいつもと違う環境に身を置いて、今生活している場所のありがたみを感じてみるのはいかがでしょうか?
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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