雑用ばっかり押し付けられる…。
今日も自分のタスクがこなせなかった…。雑用が溜まると辛いですよね。
日々の仕事に嫌気がさしている方は、こちらの記事をどうぞ。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
日々の生活の中で避けては通れない「雑用」。これら日常の小さなタスクは、多くの人にとって退屈で面倒なものとして捉えられがちです。しかし、雑用には予想以上の価値が隠されており、それを発見し楽しむことで、私たちの生活はより豊かで意味あるものに変わります。そこで、「雑用マスター」に変身し、日常のタスクを楽しむための秘訣をご紹介します。
雑用を単なる義務や負担と見るのではなく、自己成長や心の平和を促進する機会として捉え直すことができれば、生活の質を格段に向上させることができます。例えば、掃除や整理整頓は、外見上の環境を整えるだけでなく、心理的なクリアさと集中力をもたらします。また、料理や洗濯などの日常的な雑用は、創造性を発揮し、新しいアイデアを生み出す刺激となり得るのです。
雑用を楽しむためには、マインドセットの変化が必要です。面倒なタスクをポジティブな活動と捉えることで、それらをこなす過程で生じる小さな達成感や喜びを見つけ出すことができます。雑用を楽しむ工夫を凝らし、例えば音楽を聴きながら、または友人と話しながら行うことで、タスク自体の楽しさを見出すことが可能になります。
このように、雑用に対する新しい視点を持つことで、日々の生活においても大きな変化を体験することができます。雑用から得られる学びや喜びを見つけ出し、それを日常生活に積極的に取り入れることで、毎日をもっと楽しく、そして充実したものに変えていくことができるのです。
本日の記事、重要なポイント
- 雑用を高い視点でとらえる
- やらない雑用を決める
雑用を愉しむ心得

雑用を楽しむ為に必要な考え方は、2つだけです。
「雑用を高い視点でとらえる」という事と、
「やらない雑用を決める」判断力です。
どうせやるなら楽しく、やらないなら笑顔で断る。です。
雑用を楽しむためのマインドセット

雑用と聞いただけで、少しネガティブな印象を受けてしまわないでしょうか?
しかし、まず人から言われた時点で「頼られている」と思い気分を上げましょう。
自分の視点より少し上の目線で見ると、助ける人と助けられる人が見えてくると思います。
もし、逆に低い視点から見ると、自分だけの状況で考えたり、自分の後輩からみた場合に「カッコ悪い」とか「暇に見える」とか印象の悪い人に見えてしまわないでしょうか?
幸せを運ぶバス運転手の物語

こんな話があります。
自分を「世界一幸せだ」と、思っているバスの運転手がいます。
その人に「どうして世界一幸せなんだい?」と聞くと、その人はこう言いました。
「僕は、旅行が大好きなんだ」
「僕が運転するバスも、観光業の一部だろ?」
「だから、大好きな観光業の一端を担っていると思うだけで、ハッピーで仕方がないよ」
このバスの運転手は、「バスの運転」を、観光業全体の視点で見る事で、自分の幸福度を上げています。
逆に自分の事を不幸だととらえるバス運転手がいたとしたらどうでしょうか?
自分を不幸だと考える人は、自分の視点を下げていきます。
「毎日同じ路線で退屈」「朝は、渋滞になるのはしょうがないんだから、クレームしてこないでほしいなぁ」「この仕事、給料に見合っていないなぁ・・・」
視点を下げ始めたらキリがないですよね。
視点を上げる事で、自分のやっている事が素晴らしい事に感じれたりします。
雑用に隠された価値を見つける


雑用が降ってきたら、まず1つ高い視線で見る癖をつけましょう。
1つ高い目線とは、なんらかの組織であれば「自分の直属の上司」になります。
上司の目線で「雑用」をすべきかどうか判断すると、ネガティブなイメージを感じにくくなります。
上司からの「雑用」だった場合は、自分が「助けてくれる存在」になるからです。
ちなみに、上司とのコミュニケーションは頻繁に取るようにしましょう。頻繁にコミュニケーションをとる事で、信頼関係も気づけますし、上司だったらどう判断するかがすぐ分かるようになります。1つ高い視点で考えやすくなります。
会社組織に属していれば、上司の仕事は喜んで対応した方が賢いです。
評価を握っているのは上司ですし、上司は、自分よりも会社組織に認められた存在です。上司である時点で、自分よりも会社が求めている人材になるので、馬が合わない場合はその上とも合わない場合も多く、会社を変えるくらいの事を考えた方が良いかもしれません。
昇格して立場が上がっても、高い確率で上と合わないからです。
どうしても直属の上司だけが嫌いな場合は、もう1つ上の上司の視点で考えてみて下さい。
ただ、あまりおすすめはしません。もう1つ上の視点が見れるとしたら、既に昇格していないとおかしいからです。現時点で昇格していないなら、その上の上司の視点は見れないものと考えましょう。
極力は直属の上司との関係を密にするのが良いと思います。
会社の責任者は、自分と上司2人の連携がうまくいく事で会社の利益につながると判断しているので、高い視点で見れば、必ず利益につながる事になります。
逆に、上司に嫌われた状態になると、「才能」があっても無い状況と同じになるので注意しましょう。
雑用を楽しみながらこなす方法


雑用を楽しそうにすると、周りに良い影響を与えます。
逆に、イヤイヤやっていると会社の雰囲気は悪くなります。
もう2度と頼まないと思われれば、その場では雑用を回避できるかもしれないですが、仕事を助け合わない雰囲気が生まれて、社内がギスギスする事でしょう。
楽しく雑用するだけで、助け合う習慣が広がっていきます。
組織の生産性はどんどん上がっていくので、自分の仕事の生産性も高くなっていきます。
雑用して「僕は、会社の雰囲気をよくしている」そういう意識が働くようになると、より楽しく「雑用」をこなす事ができるようになります。
ただ、全ての雑用を受けていると、自分がパンクしてしまうので、やらない雑用を決める必要があります。それには判断力が必要になりますが、やると決めたなら楽しくしましょう。
- 雑用は「頼られている」と、視点を変える
- 上司とのコミュニケーションは密にする
- 雑用は、楽しそうにする
選ぶべき雑用、避けるべき雑用


1つ上の視点で見れるようになったら、次にすべき事は、「やらない雑用を決める」です。
基本的に「雑用」がふられた時、それとは別に自分の仕事があるはずなので、割り込み作業になると思います。
だからこそ、嫌なモノという印象になりやすかったりするので、やる雑用とやらない雑用を決める必要があります。なんでもかんでも雑用を受け入れていると、本来の自分の仕事ができなくなるからです。
自分の仕事がパンクしているのに雑用を受け入れてばかりいると、雑用がどんどん嫌いになってしまうので、雑用を楽しめるマインドにする為にも「やらない雑用」を決めていきます。
上司の視点で判断する:必要ない雑用を見極める


上司の視点で見た時、自分の配下メンバーが、関係の無い部署の人間から仕事をどんどん押し付けられている場合どう思うでしょうか?
何勝手に仕事ふってるの?にしかならないと思います。
他部署の仕事をこなして、自部署の仕事が滞った場合、その責任は自分にくるわけですから、迷惑でしかありません。
そういう場合は、上司に直接相談してもらうようにしましょう。
この時、どれくらい手がとられるか(影響があるのか)を伝えると協力的だとは思いますが、「すみません、自部署の仕事が詰まっていて対応できません」と笑顔で言えば問題はありません。
他部署の人に頼んでいる時、たいていは断られる事が前提でお願いしていたりするので、特にそれを気に病む必要はないです。
自分に対しても「頼りにされた」「でもやらない」この2つだけしか印象として残らないので、楽しい気持ちだけ残ります。
自分の仕事範囲を理解し、断る勇気を持つ


自分の仕事がたくさんあって、毎日残業している場合。
即やらないという判断をしましょう。
ここでも、1つ上の目線で自分を見る癖をつけていると、便利です。
雑用を持ってきた人に自分の仕事を渡して交換する提案をしてみると、お互いWinWinです。
頼んでいる方も、少し後ろめたい気があったりしますが、自分の得意分野で仕事をシェアするとお互いハッピーになれます。
やる気が出ないタスクは避ける:心理的な負担を減らす


もし、モチベーションが下がる雑用がある場合は、「やらない」と決断しましょう。
やりたく無い事をすると、自分の生産性が下がるからです。
さらに、やりたくない雑用に対して、「やる」「やらない」で悩む時間というのは、精神衛生上良くありません。そういう時間を1秒でも持たないという事は大事だと思います。
ただ、上司からの仕事であった場合は、「やらない理由」に対してしっかり説明するようにしましょう。
「やらない」と決めたなら、「やらない」で済む方法を考える必要があるからです。
できる事なら、上司と頻繁にコミュニケーションをして、「やりたくない事」に関してしっかり伝えるようにしましょう。
伝えた上で、無理にやらせようとしてくる場合は、部署移動か転職を考えても良いかもしれません。
その組織は、あなたが「あなたのやりたくない事をする事」に価値があると思っているからです。
会社と自分でミスマッチが発生しているなら、心を病む前に他に移ってしまいましょう。世の中の仕事は、それだけじゃないからです。
- やらない雑用を決める
- やりたくないことは、やらないで済む方法を考える
まとめ:「雑用」で楽しく働く職場環境の構築


雑用って割とチャンスだったりします。
誰かの為に働くって気持ちがよかったりするので、自己肯定感を高める事になりますし、助けてもらった方には「返報性の原理(他人から助けてもらったら、お返しをしたくなる感情が湧いてくる事)」が働きます。
自分が困った時に、同じように助けてもらえるので、組織の生産性が向上していきます。
僕は、徹底的に雑用を引き受けた時代がありました。
結構気持ちが塞ぎ込んでいた時だったので、何も考えないでできる単純作業はとても助かった思い出があります。それに、雑用って慣れてくるとすごく早く片付けられるようになったりします。
スイッチの切り替えが速くなるというか、考える仕事が詰まった時に、コピー機の紙のエラー音が聞こえたから紙を補充したり、機材のチェックをしたりすると考えが整理されたりします。
考えが整理されていなかったとしても、雑用が片付くだけでちょっと前進したような気にもなったりします。
「雑用」を、自分の心を上げる手段に使ってみると、あらゆる事が好転すると思いませんか?
楽しい世界を作っていきましょう。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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