あー、良いアイデアが見つからない…。
世界のどこかで、プランナーの泣き声が聞こえる…。そんなあなたの力になりたい。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
私たちの日常は、予想通りの展開や既知のアイデアに満ちています。しかし、本当に心を動かし、記憶に残るアイデアはどこから来るのでしょうか?その答えは、意外にも「イタズラ心」に隠されています。「アイデアの種を見つけろ!イタズラ心で逆転の発想法」では、日常の小さなイタズラから始まる、創造性豊かなアイデアの育て方を解き明かします。
私たちが「面白いアイデア」と聞いてピンとこないのはなぜでしょう?それは、「面白い」という言葉が実はアイデアの流れを止めてしまうからかもしれません。この記事では、そんな固定概念を打ち破り、あなたの中の自由な発想を解放する方法をご提案します。アイデアを出す過程で直面する不安や、人によって異なる「面白い」の定義についても掘り下げていきます。
そして、アイデア発想の真髄に迫るため、私たちはイタズラ心を深く探求します。万人に共感を呼ぶエンタメの源泉であるいたずらや罰ゲーム。これらはなぜ人々を惹きつけるのでしょうか?答えはシンプルです。それは、私たちの予期せぬ反応を引き出し、日常とは異なる感情を味わわせるからです。このセクションでは、いたずら心から生まれるクリエイティブなアイデアの見つけ方を探ります。
さらに、アイデアを逆転させるテクニックを紹介します。大喜利の「こんな○○は嫌だ」というフレーズから学ぶ、思考の転換方法や、具体的な逆転アイデアの実例を通して、あなたの発想を次のレベルへと導きます。
最後に、私たちは一つの結論に達します。一見、誰もが避けたいと思うようなアイデアでも、その中には未開拓の面白さが潜んでいることがあります。このセクションでは、そんな原石のようなアイデアを見つけ、磨き上げる方法を紹介します。
あなたの中にあるイタズラ心を解放し、日常を逆転させる発想法で、新たなクリエイティブな世界への扉を開きましょう。この記事が、あなたのアイデア創出の旅の一助となれば幸いです。
本日の記事、重要なポイント
- 「面白いアイデアを考えて」は、アイデアを止める言葉
- アイデアのきっかけは、いたずら心から
- アイデアを逆転する
アイデアをひっくり返す 逆転の発想
アイデアをひっくり返すってやったことありますか?
すぐ思いつくのは、反対語とか対義語だと思います。
「立つ」に対して「座る」。「走る」に対して「歩く」。
ただ単純に反対してもうまくいきません。
100点満点中40点のアイデアを反転させたところで、−40点ですから、インパクトに欠けてしまうんです。
じゃあ、反転させても無理じゃんっと、思ってしまいそうですがそうではありません。
僕がやろうとしているのは、−60点から−90点のアイデアを、60点から90点のアイデアにする方法です。
創造性を阻害する「面白いアイデア」の落とし穴
「面白いアイデアを考えてください」って言われた事ありますか?
仕事で、プランニングの仕事をしている人はあると思います。
仕事ではなくても、学校のイベントとか、会社の行事とか、家族旅行なんかでも求められるかもしれません。
でもこの言葉「面白いアイデアを考えて」って、暴力的だと思いませんか?
人によっては、結構辛い言葉だと思うんです。
信頼関係と「面白さ」の真のつながり
プロの企画者は、面白いアイデアを無限に湧き出すべきという意見もあるかも知れません。
でも、連戦連勝の常勝企画者であればできるかも知れません。
一般の人にはきついと思います。
もちろん一般の人であっても、「面白いアイデアを考えて!」と言って、アイデアが出しやすい場合もあります。けれど、それはターゲットの事を熟知している場合に限ります。また、信頼関係も必要かも知れません。
気心の知れたグループ内であれば、「面白いアイデアを出す」そういうスタンスでアイデア出しをして問題ありません。とてもアイデアを出しやすい状況です。
ただ、テレビのタレントさんや、Youtuberさんがやっているからと、
それを自分達に当てはめると事故になる可能性が多々あるので注意しなくてはいけません。
アイデアを出す前に感じる不安とは
アイデアを出す時って、常にデリケートです。
1つでも面白くないアイデアを発表したら「面白く無いやつ」というレッテルを貼られちゃう恐怖があります。恐怖感を感じている状態で、面白い事を考えるって難しいですよね?
企画を専門にやっている人間にとってもそうですし、学校や家庭などでアイデアを出す時も恐怖があります。
上手くいっている企画者であれば、実績があるので、次から次へとアイデアを出せる人はいると思います。けどそれは尋常じゃない経験からくる技です。オリンピックのアスリートが筋肉の使い方が違うのと同じですね。
学校や家庭など、これからの生活がある状況で、「面白く無いやつ」と思われるリスクは果てしないです。
こうなると、「アイデアを出さない」が、一番有利な選択肢になります。
アイデアを出さない環境を作ってしまう事になります。
「面白い」の多様な解釈とは
多様性で、多趣味な時代に、誰かの面白い事を考えるって難しすぎる事です。
人が面白いと思った事に共感できない事があったりしませんか?面白い事を考える芸人さんって、本当にすごいことなんです。
同じネタであっても笑ってしまうのも非常に凄いと思います。
しかし、芸人さんは数多くの舞台に立って、繰り返し修正を繰り返してネタを洗練していくわけで、お客さんがどういう心理状態であっても、必ず面白く感じるように作り上げていっています。
フラッシュアイデアで人を面白いと感じされるって至難の技なんです。
喋りで笑わせる事ができる人もいますが、物凄いセンスの賜物なので、簡単には真似できません。
- 「面白いアイデアを考えて」は、暴力
- アイデアを出さない環境を作ってはいけない
- 人によって面白いの定義は違う
いたずら心から生まれるアイデアの魔法
「面白いアイデアを考えよう」というスタンスだと、アイデアはとても出しにくいです。
アイデアを出しにくい環境より、アイデアを出しやすい環境を作る必要があります。
どんなアイデアだったら出しやすいかというと、それは「いたずら」や「罰ゲーム」です。
共感を呼ぶエンタメの秘密
一昔前、昭和や平成時代にテレビで流行っていた、いたずらによるドッキリや、罰ゲーム企画は、たくさんの人が共感するからこその企画です。
ブラックユーモアに共感しやすいのは、多くの人が通る道だからです。
生まれてから、20歳くらいまでにする苦労というのは、たいていほとんどの人が経験する苦労だったりします。「親兄弟」「勉強」「学校」「友達」「恋人」「就職」。
成功は、本人の努力や運が関わってくる部分なので、あまり共感されづらいですが、苦しかった事や恥ずかしかった事を経験している確率は非常に高いです。
これが、共感につながるわけです。
いたずらと罰ゲーム:クリエイティブな発想の源
罰ゲームやいたずらを考えると、共感されやすいので、アイデアが出しやすくなります。
アイデアを出す上で、この1歩目を出しやすい環境を作るというのはとても重要です。1歩目が弾むと、その後にアイデアが出やすくなるからです。
1つ出す、それに関連するアイデアを出す。少し止まったらまた、次の1歩目が出る。そしてその関連するアイデアを出す。
1歩目が出しやすいと、アイデアが止まっても次のアイデアが出やすくなります。
アイデアを出しやすい状況にして、まずはたくさんアイデアを出してしまいましょう。
目の前に、アイデアさえ出ていれば、あとはなんとでもなります。
一通りのアイデアが出てきたら、この記事のテーマである「アイデアの逆転」が出てきます。
- アイデアを出しやすい環境を作る
- 「いたずら」をベースにしたアイデアは、出しやすい
日常を変えるアイデアの逆転技術
いたずらや罰ゲームのアイデアが出てきたら、そのまま使える場合はあります。
そもそものテーマが、ドッキリ企画や、罰ゲーム企画の場合です。
ほとんどそのまま使えます。
しかし、そういう企画を考える機会って、一般の人にはほとんどないと思います。テレビやYoutubeでやっているようなプロのドッキリ企画を素人がやると、怪我をする可能性があるからですね。
なので、ここでアイデアを逆転させます。
一生懸命考えたいたずらや、罰げーむは、100点満点中、−60点や−90点の出来になっています。
そういうのを逆転させる事で、お手軽に60点から90点の企画が出せるようになります。
「こんな○○は嫌だ」で見つける発想の転換点
例えば、学校の文化祭で考えてみましょう。
クラスの出し物で、「喫茶店」をやることに決まったとして、「こんな喫茶店は嫌だ」というテーマでアイデアを出してみてください。
- パサつく食べ物ばかりで、飲み物がない
- 椅子がなく、電気椅子を強要される
- 飲み物を選ばせてもらえない
- コーヒーを飲んでいる最中、ずっとプロレス技をかけられる
- どこから注文するできるかわからない
- 喫茶店のマスターが、たくさんいる
こんな感じでしょうか?アイデアは出しやすいと思います。
アイデアの逆転実例:視点を変える楽しさ
先ほど出したアイデアをひっくり返してみます。
ひっくり返すと言っても、反対語にするわけじゃなくて、楽しいこと(楽しそうなこと)に変換するということです。
ちょっとやってみますね。「1歩目は軽く」を心がけてひっくり返してみます。
- パサつく食べ物ばかりで、飲み物がない→飲み物を探す謎解き喫茶店
- 椅子がなく、電気椅子を強要される→筋トレ喫茶店、筋肉喫茶店
- 飲み物を選ばせてもらえない→福引喫茶店、福袋喫茶店、一人一人に合わせた健康茶調合してくれる喫茶店
- コーヒーを飲んでいる最中、ずっとプロレス技をかけられる→プロレス体験喫茶店、足ツボ整体喫茶店
- どこから注文するできるかわからない→隠し扉がある喫茶店(超プライベートバー)
- 喫茶店のマスターが、たくさんいる→イケメンマスター喫茶(とにかくイケメンがたくさん)
という感じで、ひっくり返すと面白そうなアイデアになると思います。
この時点で、すでに世に出ても問題ない喫茶店のアイデアになっていたりします。
隠し喫茶店とかは、これまでいろんな店が出店されていると思います。最近もテレビで紹介されていました。アプリを使ってかくし要素を見つけると、入れる隠しバーがあるそうです。
一通りアイデアが出てきたわけですが、ここはまだスタートラインです。
ここからもう1歩、2歩と踏み込みアイデアを練る必要があります。
付け足すアイデアも、罰ゲームを追加するつもりで付け足し、それを瞬時に良いアイデアに反転する。
これを何度も繰り返す事で、「面白いアイデア」になります。
- 「いたずら」や「罰ゲーム」を逆転させると「面白い」アイデアに変わる
- 1歩目のハードルを軽くすると、アイデアが出やすい雰囲気作りができる
まとめ:誰もが避けるアイデア、その中に秘められた面白さ
誰もが嫌がるようなアイデアは、面白い原石に化ける可能性があります。
それは、誰もが嫌がっている時点で、誰もが共感できるアイデアだからです。
共感からスタートしたら聴く耳を持ってくれる人は増えます。それで、内容が良いものであれば「面白いと感じる」わけです。
面白いと感じるには、「共感」が大切。
罰ゲームみたいな苦労話を持っている人は、良いアイデアを出す可能性が高いと言えるんじゃないでしょうか?ネガティブな経験すらも役立つアイデア出し。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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