ゲームの専門学校ってぶっちゃけどうなの?
ゲーム会社に行くなら、大学に入学した方がいい?
そういう悩みを持った方は、こちらの記事をどうぞ!
こんにちは!今日も元気よく行きましょう!
ゲーム業界への第一歩
ゲーム業界への情熱を胸に、あなたはその夢を実現するための第一歩を踏み出そうとしています。しかし、激戦区のゲーム業界で成功するためには、ただの情熱だけでは足りません。
重要なのは、ゲーム制作の技術と理論をしっかりと学び、現実のプロジェクトで活用できる実践的なスキルを身につけることです。専門的な技術を学ぶ為には、専門学校という選択肢を忘れないようにしましょう。最近、日経新聞で、大学卒よりも高校卒の方が、就職率が上回ったという記事が出ていたりします。それぐらい、「勉強」する為の環境選びが重要だということでしょう。
今回の記事では、就職氷河期にゲームの専門学校へ通い現在ゲーム業界で仕事をしている私が、ゲームの専門学校へ行くメリットを紹介します。
ゲーム専門学校は、ゲーム開発の基礎から応用までを学ぶことができる環境を提供します。座学のみの学習だけでなく、実際のゲーム制作プロジェクトへの参加を通じて、現場で求められる技術やチームワークを経験できる専門学校は非常に魅力的です。さらに、業界で活躍するプロフェッショナルから直接学べる機会も豊富にあり、これは他の教育機関ではなかなか得られない貴重な経験と言えるでしょう。
この記事では、ゲーム専門学校がゲーム業界を目指すあなたにとってどのように有益なのか、そのメリットとデメリットを詳しく掘り下げていきます。卒業生の成功事例を交えながら、あなたが夢に一歩近づくための道しるべを提供します。
本日の記事、重要なポイント
- メリット①入学時:プログラム未経験者が多数いる
- メリット②在学中:ゲーム業界を目指す友達ができる
- メリット③就職後:違うゲーム会社に友達がいるメリット
- 専門学校のデメリット集
専門学校の選択:なぜゲーム業界を目指す人に最適か
ゲーム開発に特化した専門学校がお勧めできる点は以下の3点ですね。
・実践的なスキルの習得:学校で学べること
現役のプロや、プロと繋がりのある講師陣によって、最先端の技術を学ぶことができます。通常のIT系の大学であれば、サークルで得られる情報しかないので、どうしても情報が少なくなってしまいます。(ゲームの専門学校が作っている大学であれば、この点は大丈夫でしょう。専門学校の運営会社はとても大事ですね。)
・業界へのネットワーキング:人脈形成の重要性
ゲームの専門学校へ行くと、当然ですがゲーム業界へ進む意思のある学生が多くなります。なので、自然とゲームを作る友達がたくさんできます。
学生時代の友達が、様々なメリットをもたらしてくれますので、3つ紹介したいと思います。
時系列順にならべるとこのようになります。
ゲーム専門学校のメリット一覧
- 入学時:プログラム未経験者が多数いる
- 通学中:ゲーム業界を目指す友達ができる
- 就職後:違うゲーム会社に、友達がいる状態になる
入学時、通学中、就職後のメリットを詳しくみていきましょう。
ゲーム学科の強み。メリット①入学時:プログラム未経験者が多数いる
ゲームの専門学校には、毎年「ゲーム作りたい!」という楽しそうな餌につられて、わんさか学生が集まってきます。
そのほとんどは、プログラム未経験です。
プログラム未経験者が、つまづくポイントって結構一緒だったりします。なので、先生達も教え方に慣れているし、同じ課題をあれこれ友達同士教えあいながら習得できるのは、とても大きなメリットです。
なにより、落ちこぼれた時に、傷をなめあえる仲間の存在って、めちゃくちゃ大事だと思います。
あの時、友達がいなかったら、乗り越えられませんでした。
その後、社会人になってからも、一人でこつこつ新しい技術を勉強する事はありましたが、最新技術だと全部英語で、近くに勉強している人もいないので、何度も心折れそうになりました。
学生時代、何度も立ち直った経験があったから、社会に出てから乗り越えれた壁も多かった気がします。
ゲーム学科の強み。メリット②在学中:ゲーム業界を目指す友達ができる
夢をかなえるのに必要なのはライバルです。
「強敵」と書いて、「友(とも)」と呼ぶ!
同じゲーム会社を狙っているライバルがいると、張り合いが出ます。たとえ、希望する会社に入れなくても、切磋琢磨した結果、実力がつくので、何も問題ありません。
同じゲーム会社を狙っている人を蹴落とすような人は、成長できないのでそのマインドはやめた方がいいです。
たとえ、同じ学校の友達を全員蹴落としても、ゲームの専門学校は山ほどありますから、そういう人は確実に負けます。
もし、足を引っ張ってくる人がいたら、時間がもったいないので距離を置きましょう。
僕は、そういう人ともガンガン絡んでいくタイプでしたけど(笑)。タフにはなりますけど、時間がもったいないかなと思います。
◆様々な、業界関係者と友達になれるのもメリット
入学してくる学生の中には、大学卒業後に来た人や、脱サラして入学してくる人もいます。なんと、中には会社を持っているデザイン会社の社長が、若い優秀な学生をゲットする為に、入学してくる人もいるそうです。後輩に聞いてびっくりしました。驚いたけど、めちゃくちゃ天才かも(一度呑みに行きたい)。
◆OBともつながりが出来る
ゲームの専門学校ですから、卒業生はゲーム会社にいっているわけで、そういう人とつながる事もできます。卒業後にOBや後輩からのつながりで仕事をもらえた事もありました。
(ゲーム学科以外の)大学は、ゲーム業界志望者以外の人がとても多いです。
当然ですが、ゲーム業界に進む為に(ゲーム学科以外の)大学に進学する人は少ないです。
ゲーム開発のサークルに入れば友達はできるかもしれませんが、多数派ではありません。
ゲーム業界に入った人は、会社を辞めて転職してもゲーム業界にいく事が多いので、大学経由だとゲーム業界の経験者に会う事も少ないと思います。
【大学から目指すメリット】 大学の新卒からしか採用しない会社もあります。
それでも、大学生からしか採用しないゲーム会社もありますので、注意が必要です。
公式に、専門学校生からは採用しないと言っている会社は、あまりなかったように思いますが、実績として大学生しか採用していないという会社はあります。そういう方針の会社に入りたい場合は、専門学校では無くて大学を目指しましょう。
最近は、ゲーム開発の大学も増えているので、特にその傾向が強いですね。
どの会社が該当するかは、毎年の採用情報をチェックすれば、だいたい分かると思います。
不景気な時は、即戦力である専門学校生が強いですが、好景気の時は大学生が強い印象です。
大学からゲーム会社へ入りたい場合の攻略方法
ゲームの専門学校のメリットばかり書いてきましたが、そんなメリットを跳ね返す方法をご紹介します。
- 圧倒的な作品(ゲーム)を作る(学生のうちに販売したり賞をとって実績を作ってしまう)
- 大学卒業後に、新卒採用されなかったらゲームの専門学校(2年制)に入る
- ゲームの専門学校生と、積極的にからむ(SNSの活用)
圧倒的な作品があれば、誰でもゲーム業界へ行けます。ゲーム会社によって、採用したい人の特色が違ったりするので、希望のゲーム会社へ入れるかは分かりませんが、そこは専門学校と同じ条件です。
大学卒業後に、専門学校へ入るという選択は、かしこいと思います。プログラム未経験でゲーム会社に入る場合、育てるのに1~2年かかるので、その費用を自分で出すという熱意は、評価されると思います。
とはいえ、2年は学生を継続する事になり、それがもったいなかったりするので、ゲーム会社の入社試験を受けて、落ちたら専門学校に進学するっていうのが良いと思います。
あと、最後に、コネクション。
圧倒的にここが、大学生の弱い所ですが、ご安心下さい。
今は、SNSがあります。積極的にゲームの専門学校生とからんでいけば、専門学校と同等のコネクションは手に入ると思います。
そして・・・
じつは、
ゲーム学科のある大学もあります(驚)。
ちょっと、それ、無敵じゃない?
僕の学生の頃は、なかった・・・。
ゲーム学科のある大学やばっ!
まだ、できたばかりの学科も多いと思いますが、5年後10年後はヤバそうです。
ゲーム学科の強み。メリット③就職後:違うゲーム会社に、友達がいるメリット
ゲーム業界へ進む友達がいるという事は、違うゲーム会社に知り合いができるという事です。
10年たつと、その友人は少しえらいポジションなります。20年たつと、なかなか会社の中で権力を持った状態になります。
これは、確実に業界での生存率を高めます。
- 会社を辞める事になっても、友達の会社へ転職できる
- 他の会社の社風を、人伝いに感じる事ができる
- 起業する時に、人脈を得やすい(場合により、専門学校の就職担当から紹介してもらえたりします)
- 会社に専門家がいない時に、友達経由で会社間の協力ができる
- IT業界へ就職した友達が、山のようにいる(多数のエンジニア人脈)
在学中に、積極的に人脈を広げる活動をすると、それだけで生きていけます。
大学生の場合は、幅広い業界へ就職するので、それはそれで強みです。業界を超えたコラボレーションは、これからの時代にかなり強いと思います。
同じサークル内だけの人脈に頼らない事が大事。
専門学校の、デメリット集も紹介
これだけ、専門学校のいい所ばっかり紹介して、悪い所を紹介しないと、入学してから困る人も出てくるので、悪い所も紹介します。
- 上位5%に入らないとゲーム業界にいけない
- 入学してから、卒業するまでに半数以上中退する
- アルバイトや、新聞配達しながらだと勉強できない(タフさはすごくなる)
- 勉強しろと言ってくれる友達が少ない
- 専門学校によって当たりはずれは大きい
- 遊んでばかりの、だらだらした人間も多い
専門学校には、色んな人がいます。
お金さえあれば入れるので、正直やばい人がいます。
でもそんなやばい人達が山ほどいる環境は、大学でも変わらないかなと思います。
結局は、流されないことが大事。
自分の強い心「熱意」があれば、多少の問題は関係ないと思います。
他人のせいにしようと思えば、なんでも他人のせいにできます。
全ては自己責任のマインドで挑みましょう。
まとめ ゲーム業界を目指すならポイントを押さえて選択肢を持つ
ゲーム業界を目指す場合は、ゲームの専門学校へ進む事をおススメします。
ゲームの専門学校にいくメリットとデメリットは、前述にした通りです。
大学在学中に、各種ゲーム開発イベントに参加し、積極的にゲーム専門学校生と仲良くなれば、専門学校に行く必要もないかもしれません。
今は風の時代。SNSっていう便利なツールがあるわけですから。いくらでも可能性はあります。
すべては自分次第です。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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