記憶力が低下して、大人になってから学習意欲が減った…。
仕事が忙しいから、休日に勉強しようと思わない…。
大人になったから「勉強」と向き合えない、そういう方は、こちらの記事をどうぞ。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
時間がない、集中力が続かない、なかなか覚えられない…。社会人になってから勉強しなくなる日本人は、非常に多いです。
こちらの資料は、パーソル研究所の調べで、自己成長に向けて勤務外で学習している比率です。「特に何も行っていない」と答えた日本人は「52.6%」となっています。この割合は、他の国に比べて3倍近くあります。
こちらは、大人の情報です。子供たちはどうでしょう?
彼らは新しい情報を素早く吸収し、日々新しい技能を身につけています。子どもたちは、スポンジのように記憶し学習します。かつて、私たちがそうであったように、子どもは遊びながら様々なことを学習していきます。
ただ、子供だけの特権だと諦める必要はありません。
「子供のようなスポンジ学習法」を取り入れる方法があります。実は、子供たちの学び方には、私たち大人が忘れてしまったある重要な要素が隠されています。それは、好奇心を持ち続け、楽しみながら学ぶこと。
今回は、子供たちの学習方法の秘密を探り、大人でも実践できるスポンジ学習法を紹介します。
この記事を読んで、子供の頃のスポンジ頭を手に入れましょう!
本日の記事、重要なポイント
- はじめての事をワクワクする
- なんでもやってみる行動力
- 固定概念にとらわれない
スポンジ学習。大人が参考にすべき、子供の学び方の特徴とは?
僕が、子供を観察して導きだした『子供が持つ、潜在的な学習力』のポイントは3つです。
- 自然な形で学ぶ。はじめての事にワクワクする。
- 失敗を恐れず挑戦する。なんでもやってみる行動力
- 好奇心を持って取り組む。固定概念にとらわれない
ポイントとしては、どれも平凡な事のように思えます。
ただ、改めてまとめてみると、新しい気づきもありました。
ポイント1.自然な形で学ぶ。はじめての事にワクワクする
はじめてのことだと、誰しも緊張しますが、それをワクワクする気持ちに変換すると楽しくなります。
子供と大人では、知識量や経験の差がとても大きいです。
知識量や経験の差によって、子供と大人で何かをする時の姿勢に差が出てきます。
子供は、何をするにしてもはじめてだから、結果も分かっていないので、「やらないと分からない」スタンスです。
世の中の事は知らないモノだらけだから、自然とワクワクして結果を知ろうとします。
大人は、あるていど経験した事ばかりなので、やる前に楽しさのレベルが分かってしまう。
結果が分かっているから、「やらなくても分かる」スタンスです。
知っている事が多いから、目の前に現れるモノは、既に体験済みの事がほとんど、あるいは、体験しなくても予測できる事ばかりではないでしょうか。
結果を知ってるから、どうせなら「楽しい事だけしたい」という行動になっていくのが自然です。
ここは、大人の場合と子供の場合で、大きく違う点だなぁと思いました。
『分からない事を楽しむ』気持ちが大切。
ポイント2.失敗を恐れず挑戦する。なんでもやってみる行動力
子供は、いつも行動が早いなぁと感心します。
とにかくやる。そして、「続ける」「続けない」か、それだけ。
大人との違いってなんなんだろう?
大人になるにつれて、すぐやらなくなっていくのはどうしてだろう?と考えてみました。
大人は、基本的に吸収しないスタンス
大人の場合、何か新しいものが現れた時「知っている」か「知らない」かで分別し、「知らない」場合他に似たようなモノがあるか?と、経験から結果を予測していくと思います。
そして、最終的に「吸収する」か「無視する」のかを判断している。
こんなに意識して、やっている人はいないと思いますが、無意識にたくさんの事を判断しています。
これは、最低限のチカラで、効率的に行動する為の合理的なシステムに見えますが、実質「やらない(行動しない)」スタンスで生きているのかもしれません。
子供は、なんでも吸収するスタンス
一方、子供は、目の前に来るものがはじめてなので、1ステップ目で「まずやってみる」です。
そして、あとは続けるか続けないかなんです。
大人が、あれこれ判断している労力を考えると、かなり、シンプルで、逆に省エネかもしれませんね。
子供のように、「まずやってみる」というスタンスで行動できれば、なんでも吸収する習慣になりそうです。
「まずやってみる」スタンスが、吸収する習慣を生む
ポイント3.好奇心を持って取り組む。固定概念にとらわれない
子供と遊んでいて、いつも驚くのはその素直さです。
大人であれば、考えないような視点で物事を見て、そして凄い発想をするので、いつも驚かされます。
大人になると固定概念が増えてきて思考が停止するという話は良く効きますが、どうして固定概念が形成していくのか?は、あまり考えてこなかったように思います。
固定概念のメカニズムを知る必要がありそうです。
少し、紐解いてみましょう。
大人になるにつれて増える固定概念
知識や経験によって、固定概念が増えていきます。
判断する度に、結果を蓄積していく。
同じような結果は、強く記憶する為、それが固定概念になります。
固定概念にとらわれると書くと、少しネガティブな印象になりますが、人類にとって必要だったから存在していると思います。
いちど、固定概念があるメリットデメリットをまとめてみましょう。
なぜ固定概念が必要だったのかが見えるようになります。
固定概念がもたらすメリット
◆固定概念があるメリット
- はじめから答えがあれば、無駄な思考がいらなくなる
- すばやく判断できるから、やるやらない選択も速くなる
人類が生き残ってきたのは、まさにこの固定概念があったからかもしれません。
生き残る為には、「衣」「食」「住」の確保が必須で、たくさん判断しなければいけない事がありました。
その中で、極力思考回数を減らす方法が「固定概念」です。
なので、人は普段の生活でよく発生する事に関しては、極力思考回数を減らして、より大切な「生きる」為の選択回数を増やしてきたのではないでしょうか。
固定概念がもたらすデメリット
◆固定概念があるデメリット
- 思考が停止してしまう
- 脳を使う回数が減る
現代では「固定概念にとらわれてはいけない」という言葉をよく耳にします。
思考停止する原因として、嫌われている部分が多いです。
今の時代は、食べ物も十分にあり、夜に獣等に襲われる事が無いので、生きる為に必要な判断がどんどん減っていると言えます。
平和な時代では、試行回数だけが減ってしまい。どんどん脳が思考停止状態になっているかもしれません。
こうなってくると、前述したメリットが、デメリットに転じているように思います。
子供達は、固定概念にとらわれずに行動する事ができるので、思考停止になりづらく高い学習能力を獲得できています。
固定概念にとらわれないようにする方法に関しては、色々ありそうなので、またの機会にまとめてみたいと思います。
固定概念にとらわれて、思考停止しないようにしよう
まとめ 子供から学ぶべき、楽しく学び続けることの価値
子供が持つ潜在的な学習能力に関して、3つの視点で解説してきました。
- 分からないという事を楽しむ気持ちが大切
- 「まずやってみる」というスタンスが、吸収する習慣を生む
- 固定概念にとらわれずに思考停止しない
3点のポイントからみちびきだされる事
それは、子供に知識や経験が無いからこそ、スポンジのように知識や経験を吸収していくのだと思います。
知らないからこそ、すぐに知りたいという行動につながっているようにも感じました。
子供の行動を観察してみて、子供から学ぶ部分は多いなぁと、改めて思いました。
固定概念を武器に生きてきた人類ですが、時代に合わせて変化が必要なのだと思います。
大人になると、脳の容量に限界を感じてくるような気がして、ついついインプットをおろそかにしてしまいますが、脳の容量の限界も自分で作りだした幻想かもしれません。
脳の限界は、誰にも分からないです。
まず詰め込んでみようかなと思いました。「まずやってみる」というスタンスでいきましょう。
もし、知識があふれてしまうような事があったとしても、あふれてしまうような知識なら消えてしまってもいいかなと思います。大切な事なら、何度も使って定着しているので、使わない知識があふれていくだけだと思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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