【創造の秘訣】アイデア枯渇時代を切り拓くアートの力

【創造の秘訣】アイデア枯渇時代を切り拓くアートの力 さしあたり、いま思う事
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新しいアイデアを考えても、他の商品と同じになってしまう…。

これ以上、なにも思い浮かばない…。

飽和状態にもがき苦しみ。それでも新しいアイデアを生み出したいあなたに送ります。

コンじゃぶろー
コンじゃぶろー

こんにちは!コンじゃぶろーです!

アイデアの泉が枯れたかのように感じる今、革新的な思考は一体どこから生まれるのでしょうか。この問いに対する答えは、意外にもアートの世界に隠されています。アートは、私たちが日常で無意識に固守している固定概念を破壊し、新たな創造の扉を開く鍵となり得るのです。

私たちはしばしば、自らの固定概念によって創造性を制限されていることに気づかず、似たり寄ったりのアイデアに囚われがちです。しかし、アートはその枠組みを超え、従来の見方を一新する力を持っています。アートには、見る者に新しい視点を提供し、思考の幅を広げる力があります。それは、どんな創造的プロジェクトにおいても、価値ある洞察を与えてくれます。

ゲーム業界を例に取れば、技術の発展と共に常に新しいアイデアが求められています。しかし、新しい技術だけが革新をもたらすわけではありません。真の革新は、従来の枠組みを打ち破り、全く新しい視点から物事を見る勇気から生まれます。アートが教えてくれるのは、まさにこの「枠を超える勇気」です。

歴史を振り返れば、アートは常に既存の枠組みを超え、新たな表現を模索してきました。それは、アートが固定概念にとらわれない自由な発想から生まれるからです。このアートから学ぶ姿勢を、私たちの日常やビジネスに取り入れることで、新たなアイデアやソリューションが見えてくるかもしれません。

飽和状態と言われる市場においても、アートの視点を取り入れることで、まだ誰も見つけていないチャンスを発見できるでしょう。アートは、固定概念に縛られず、常に新しい創造へと私たちを導く力を持っています。その力を借りて、枯渇したと思われるアイデアの泉から、新たな創造の流れを引き出しましょう。アートから学ぶことで、私たちの創造性は新たな次元へと進化するのです。

本日の記事、重要なポイント

  • アイデアは出尽くした?ゲーム業界のネタ探し
  • 芸術は固定概念破壊の歴史

はじめに: アートの視点で固定概念を覆す

はじめに: アートの視点で固定概念を覆す
アートに学ぶ、固定概念の壊し方

美術館に行った時に、どこを見ていますか?

日本人の多くは、キャプション(説明文)を読む事が目的になってしまっている人多いんじゃないでしょうか?

時代背景を知り、その絵を描いた画家に想いを馳せる。とても素敵な事だと思います。でも、知識欲を満たすだけにとどめておくのは、ちょっともったいない部分もあったりします。

最近は、絵画を見るビジネスマンも増えてきていて、ビジネス書や自己啓発本も出たりしているので、美術館へ足を運ぶ人が増えています。そこでのニーズは、「考え続けること」です。

絵を鑑賞した時に、うちから湧いてくる感情と向き合って、考え続けること。

そういう姿勢が注目されているのは、どの業界でもアイデアが煮詰まってきているからだと思います。

固定概念の限界: ゲーム業界のイノベーション探求

固定概念の限界: ゲーム業界のイノベーション探求
アイデアは出尽くした?ゲーム業界のネタ探し

ゲーム業界は、かなり若い業界です。まだ100年程の歴史。

されど、その100年の歴史の中で飛躍的な発展を遂げました。様々な文化や芸術の力を取り込んで、これからも益々盛んになっていく事でしょう。

ただ、今この時点で、「新しいゲームを考えてください」と言われたら、誰もが困るんじゃないでしょうか?

ゲーム企画職として、1番不安な部分だったりすると思います。もうアイデアが出尽くしているんじゃないかと、尻込みしてしまうクリエイターも多いのではないでしょうか。

もし、現段階で、世に出ていないアイデアは、まだまだあると思っている人がいたら、知識不足の可能性があります。世の中にどんなゲームが出ているかを調べるということと、世に広く広まっていない、売れていないコンテンツに目を向ける必要があります。

世に出ていないアイデアが素晴らしいとは限りません。

世に出ているけれど、誰にも見向きもされていない、そういうものは山ほど存在しています。クソゲー以下の誰も求めていないゲーム。そんなものを考えても、認知すらされません。

では、どうすれば良いのか解説していきます。

固定概念による飽和状態の真実

固定概念による飽和状態の真実
飽和状態に見えるのは、固定概念ができているから

もう、新しいアイデアは出てこない。

売れているゲームも調べた。遊んでみた。売れていないゲームもかなり遊んでみた。

次に来る考えは、「新しいアイデアが、思いつかない」という苦悩です。僕も、下手な鉄砲数うちゃ当たる戦法でゲームを作りまくっていた時、まさにそういう心境でした。

あぁ、これ以上は無理だ・・・。何度も思いました。

でも、そういう状況でも、必ず新しい価値は生み出せます。行き詰まった時、何日も悩んで考え続けていると「固定概念」ができている事に気づきます。

「これは、こういうもんだ」とか、「普通はこうだろう」と言った固定概念です。そういう概念を破壊すると、必ず突破口が開きました。

もし、アイデアに行き詰まった時は、「脳が固定概念によって固まっているかもしれない」と、思うようにしましょう。

アイデアの種を見つけろ!イタズラ心で逆転の発想法

隠れた固定概念を見つけ出す

隠れた固定概念を見つけ出す
今ある固定概念は見えづらい、でも確実にそこにある

固定概念と言っても、目の前にある固定概念は中々認識できません。人類は、固定概念を作り出すことで、余計な思考をとっぱらい、命を守る行動に全力投球してきたからです。

太古からDNAに刻まれているのが、「固定概念」のメカニズムです。

エジソンは言いました。「天才は1%のひらめきと99%の努力」1%のひらめきがなければ、99%努力しても無駄という意味です。固定概念に気づくというのは、天才エジソンでも1%のひらめきがなければ見つからない程、特別なことです。

しかし、固定概念は必ずそこにあります。

誰かがいつか必ずそれを見つけます。それは僕かもしれませんし、この記事を読んでいるあなたかもしれません。

もうこれ以上新しいものは出ない。そう言われ続けてもなお、毎年新しい商品を生み出す現代人が、その根拠です。

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  • アイデアが出尽くすことは無い
  • 固定概念が、限界を生む
  • 固定概念は気づきづらく、すぐそばにいる

芸術の教訓: 固定概念を超えた創造性

芸術の教訓: 固定概念を超えた創造性
芸術は、固定概念破壊の歴史

芸術は、かなり古い歴史を持っています。

絵を描く技術もさることながら、絵の具を調合する技術も同時に成長を繰り返してきました。様々な国や地域で芸術は根を張り、進化を続けてきました。

その中でも、1番先に発展したのは西洋芸術だと思います。「写実的」という目標の為にたくさんの芸術家がこぞって技術を磨きました。

どうして「写実的」という目標に突き進んだかというと、芸術家のスポンサーが貴族だったからです。お金をいっぱい持っている貴族は、自己肯定感を爆上げする為に、自分の肖像画を描かせました。

日本の場合は、エンタメを購入するのは町人であった為、描かれた人物の個性が重視されました。写実性を意識すると画材が高くなりますから、庶民には手が出せません。浮世絵が庶民に身近な大衆芸術として発展していったのは、そういう背景があったんだと思います。

西洋の芸術の中心はお金持ち、お金が集まる所に才能が集まるので、様々な芸術家がそこを目指しました。

「絵は、写実的にするものだ」という固定概念が生まれたんですね。

リアリズムの追求とその先にあるもの

リアリズムの追求とその先にあるもの
リアルさを求める部分が飽和状態になってからがスタートライン

西洋では、ほとんどの芸術家が「写実性」を目指していたわけですが、時間の経過と共に徐々に技術力が上がってきて、ほとんどの人が高い技術を手に入れました。

そうなると、誰が描いても写真みたいな上手な絵になるわけで、芸術家の個性が出しづらくなってきました。しかし、その当時お金が潤っていた芸術界には才能が溢れていましたから、「写実性を目指すって正しいんだっけ?」と思う芸術家がたくさん生まれ出しました。

しかし、ほとんどの場合は異端扱いされていたようです。固定概念の破壊には抵抗がつきものという事ですね。

その突破口を開いたものの一つに「浮世絵」があったという説がありますが、僕は「写真」の登場が固定概念を破壊したのではないかと考えています。

19世紀(1826年)初めて写真が登場しました。

絵を描くよりも早く、そして正確に写せる写真の登場で、芸術家は、その存在意義を破壊されました。多くの貴族が「写真でよくね?」となり、写真が重宝されるようになります。多くの芸術家が困った事でしょう。

ただ、この大事件をきっかけに芸術は発展することになります。今思えば、これが芸術のスタート地点だったのではないかとさえ思えます。

失敗から学ぶ!イノベーションを生む意外な発見

継続的な挑戦: 破壊と創造のサイクル

継続的な挑戦: 破壊と創造のサイクル
考え続けること、破壊し創造をくりかえすこと

19世紀後半、西洋の芸術家は頭を殴られたように「写実的」から他の道を探り始めました。それまで脈々と受け継いでいた技術が、写真という化学の力によって破壊されたからです。

しかし、思い切り破壊されたという点と、世界の才能がそこに集まっていたという奇跡が、芸術を一気に成長させました。

才能溢れた芸術家が、考え始めたんです。西洋の芸術が1番優れているという価値観すら破壊して探し始めました。この頃、モネやゴッホが、日本の「浮世絵」に感激したという逸話が残っています。この頃は、日本が鎖国をやめて万国博覧会に美術品を出品していた時代です。その美術品を包んでいたのが、庶民に愛されていた浮世絵だったそうです。

捨てるほどあったから、美術品の緩衝材に使われていて、それを見た西洋の芸術家がかなり影響を受けました。浮世絵リスペクトから、海外の美術館の方が浮世絵をたくさん所持しているんじゃないか?とさえ言われています。(実際、海外の美術館に行くと、浮世絵を目の前で見せてもらえるそうです。日本では、直接見れる機会が少なかったりします。)

そこからは、もう歯止めが止まりません。次々に固定概念を破壊する作品が生まれました。芸術家が生み出した固定概念を、他の芸術家が壊して進む。集合する知性による、芸術の爆発が起きたわけです。

固定概念によって思考を停止し、考え続けることで固定概念を破壊する。人類はそうやって、種の力を高めてきたように思います。

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  • 固定概念の破壊には、抵抗がつきもの
  • 固定概念の破壊が、新しい力を生む

結論: 飽和市場に潜む新たなチャンス

結論: 飽和市場に潜む新たなチャンス
飽和状態の中にこそ、チャンスがある

芸術の歴史を紐解くと、ゲーム業界は、その一端にいるのではないかと思えてきます。

ゲームは、総合芸術だと言われるくらい様々な芸術が合わさって出来上がっているからです。様々な天才クリエイターが、素晴らしいゲームを生み出し続けている中で、「これ以上新しいアイデアはない」と考えるのは勿体無いのではないでしょうか?

飽和状態だ・・・と、思えた人なら、どこに固定概念が潜んでいるのか見えるはずです。

考え続けてみてください。この記事を読んだ人の中で、将来固定概念を破壊する人が現れれば幸せです。

以上、さしあたり、今思う事でした。

ここまで読んでいただけてありがとうございます。

皆様の良い人生の一助になれば。

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