最近、気の許せるコミュニケーションが減った…。
歳のせいか、思考が鈍ってきた…。
そういうお悩みを抱える方は、こちらの記事をどうぞ。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
ゲームと言えば、単なる娯楽や時の過ごし方と思われがちですが、実はそれ以上の意味を持っています。画面の向こう側には、ただの仮想世界ではなく、人々が交流し、支え合い、新しい社会を形成している場所が存在します。この記事では、ゲームを通じてコミュニケーションが芽生え、活力を育む方法に焦点を当て、私たちの生活にどのような影響を与えているのかを深掘りします。
かつてゲームは一人で黙々とプレイするものでしたが、今ではオンラインを通じて世界中の人々と繋がることができます。この変化は、単にゲームの楽しみ方を変えたのではなく、人々のコミュニケーションの形を根本から変えました。ゲーム内で築かれるコミュニティは、多くの人々にとって安全地帯となり得る場所です。ここでは、現実世界の様々なストレスから一時的に逃れ、自己表現や自己探求の旅をすることができます。直近で開発されたパルワールドというゲームは、2週間で1900万人がプレイするゲームになりました。もし、世界中の人が同じゲームで仲良くなる未来があったとして、その世界で戦争は起きるでしょうか?
ゲームによる、絶対的安全地帯でのコミュニケーションは、単に現実逃避の場に留まりません。不安障害や依存症を抱える人々にとって、ゲーム内コミュニティは回復への一歩となり、新たな自分を見つけ、現実世界での生活に活力をもたらす源泉となるのです。さらに、ゲーム内での交流は、多様なコミュニケーションの形を提供し、プレイヤー間の絆を深めます。共に課題を乗り越え、達成感を共有することで、画面を超えた真の友情が育まれるのです。
この記事では、ゲームがもたらすコミュニケーションの力を詳しく掘り下げ、ゲーム内で育まれる絆がいかに私たちの心に活力を与えるのかを明らかにします。ゲーム内で芽生える新しい社会、それは単なる娯楽の場を超え、私たちが真の自己を表現し、互いに支え合うコミュニティなのです。それでは、バーチャルの架け橋を渡り、ゲームが織りなす豊かな人間関係の世界へと足を踏み入れてみましょう。
本日の記事、重要なポイント
- ゲームはコミュニケーションツール
- ゲームの歴史「コミュニケーションの形が変化してきた道筋」
- コミュニケーションがもたらす活力
ゲームの新しい地平:コミュニケーションと活力の源泉
昔の大人の言い分というか気持ちになって考えてみると、「勉強しないでゲームばかりしている」そういう子供達に不安感を持っていたんだと思います。
レジャーがたくさんあった時代では無かったので、それも仕方なかったのかもしれませんね。
人の親になった今では、少しその気持ちが分かる気がします。
親として、ゲーム以上の楽しさを提供できていない不安感。
今の時代で言うなら、「動画に夢中になる子供を見て、少し不安になる」のと一緒でしょうか?
でもその当時の僕は、ゲームは楽しかったけれど、親兄弟とのつながりは特別なモノでした。
だから、今でも家族の思い出は残っていますし、一番大切にしています。
家族で買い物したりキャンプした記憶なんて、昨日の事のように思い出せます。
うちの親も、結構厳しいほうだったので色々厳しくされました。
ゲームに夢中になると、勉強する時間は減ってしまうのはあると思います。
ただ、ゲームの根本にあるものは、「コミュニケーション」です。
このコミュニケーションが、生きる力を生んでくれます。
バーチャルの架け橋: ゲームを使ったコミュニケーション手法
ゲームの楽しさは何か?
と、問われたら、僕は「コミュニケーション」だと答えます。
元々、テレビゲームが出る前は、テーブルの上でトランプ等のカードゲームや、ボードゲームをするのが一般的でした。
「ゲームマスター」と呼ばれる場の支配者が、参加者に対して設定を説明し、サイコロを振らせて遊ぶ「テーブルトークRPG」は、今でも熱烈なファンがいます。
パソコンやファミコンが登場して、「ゲームマスター」がいなくなったように見えるので、「コミュニケーション」が姿を隠したように見えますが、テレビの向こう側にいるゲームクリエイターとのコミュニケーションがあります。
しかもすべて「自動化された」コミュニケーションでした。
世界は、この新しいコミュニケーションに熱狂しました。
- ゲームの根本にあるのはコミュニケーション。
- ゲームは、自動化されたコミュニケーション。
時を超えるゲームの旅: コミュニケーションが織りなす歴史
30年程昔であれば、ゲームは会話の中心にいて、学校ではゲームの話題で持ちきりでした。ゲームの種類も今ほど多くなかったので、みんな同じゲームをしていました。
新しいゲームが出たら、皆こぞってプレイして、誰が1番最初にクリアするかを競っていました。
20年程前になると、オンラインゲームの世界がひらけて、チャットツールとしての機能がつき、見ず知らずの友人が誕生するようになりました。
時には海外のプレイヤーとも遊ぶようになります。
10年程前には、スマホにうつりSNS化が進みました。近くの友人より、遠くの友人。そういったものが一般的になりました。
現在は、ゲームはYoutubeで手軽に中継されるようになり、情報発信ツールになっています。
数人でゲームを始めたプレイヤーが、数万人を相手に発信を始めているって凄いですよね。
ゲームの根底にあるのは、「コミュニケーション」です。
- ゲームの根底にあるのはコミュニケーション。
- コミュニケーションの矛先が、世界規模に成長している。
活力の源、コミュニケーション: ゲームが支える心の健康
人が不安でどうしようもなく苦しい時というのは、コミュニケーションが不足した時です。
他の人が、自分に対してどう思っているか理解できなくなった時、コミュニケーションをとるのが急に怖くなったりします。
直接人と人が出会ったり、触れ合ったりすると、当然ですが相手がどう思っているかなんて分かりません。
なので、余計な事をあれこれ考えて、苦しくなってしまうと思います。
僕自身も、会社を追い出された経験があるので、人間不信に陥ってしまった事もあります。
今は情報化社会。人とつながる手段が山ほどあるから、よけいに人間不信に陥ってしまう人も多いと思います。
ただ、今も昔も同じで、人の心は100%分からないです。
そこはずっと変わりません。
変わったのは、情報量です。
レアな存在であるコミュニケーション強者の、その表面ばかりが情報としてあふれると、何が起こるのか?
それが普通に思えるようになります。
相手の話を、少し聞いただけで相手を100%理解するような、魔法使いみたいな熟練者を見て、自分にも簡単にできると思ってしまいます。
たとえ思わなくても、それが普通と思って、自分に失望します。
親密になった友人や家族であれば、阿吽の呼吸というか、自然と通じ合っているのが普通という幻想が生まれてしまっているのだと思います。
もし、家族に対して幻想をいだきすぎると、不満しか湧いてこなくなります。
ゲームを通じた癒やし: 不安障害・依存症の克服
不安障害や、アルコール依存の患者を治療する時、有効なのは人との絆です。
家族では近すぎるので、完全に赤の他人同士を集めて輪になり、自分の話をする。
赤の他人なので、話をしやすい。
見た目が怖そうな人から出てくる、かわいらしいエピソードや、おとなしそうな人から出てくる破天荒な経験に笑いも生まれるかもしれません。
時には怒り、時には泣き、ゆっくりと心の氷を溶かしていく。
定期的にそういった会を何度も繰り返しているうちに、症状が改善していきます。
人間関係を構築するのにかかる時間を、ゆっくりと身体にしみこませる事で、簡単に人と人が通じ合わないという事や、他人の事なんて分かりっこない、そういう意識が芽生えていきます。
そして、自分の事を知ってくれている人が、この広い地球に存在する。
そういうものが出来るだけでかなり不安が解消されます。
安心の空間: ゲームという安全地帯
ゲームは、コミュニケーションツールの最高峰です。
人間関係を作る上で、不要なモノを極限までそぎ落としたコミュニケーションを実現しています。
例えば、オンラインで遊べるボンバーマンや、格闘ゲーム。
一応、チャットを用意されているモノもありますが、ほとんどはゲームだけでコミュニケーションが完結しています。
どんなに嫌われ者でも、人気者でも、たとえ、しゃべれない人であっても、同じ土俵でコミュニケーションが楽しめます。
完全なる、安全地帯でコミュニケーションを楽しむ事ができます。
- コミュニケーションが不足すると、人は不安になる。
- 情報社会では、コミュニケーション強者の表面部分が一般的だという幻想が生まれる。
- ゲームは、コミュニケーションツールの最高峰。
ゲーム内で育む絆: コミュニケーションの形とその影響力
ゲームは、その短い歴史の中で、コミュニケーションの形を進化させてきました。
人と人が絆を結ぶ為に必要な舞台は、もう十分完成しています。
だからこそ、いじめられたり、引きこもったり、社会からはじかれてしまった人々のセーフティネットにもなっています。
ゲーム内での交流: コミュニケーションの多様性
最初は、カードゲームや、ボードゲームで出来る「会話」によるコミュニケーション。
次に、「話題性のあるモノ」としてのコミュニケーション。
昔であれば、「ドラゴンクエスト」や「ゼルダの伝説」といった、続編モノの新作という話題性。
最近であれば「NFT(ブロックチェーン)を利用したお金を生み出せるゲーム」や「開発費100億円のゲーム」といった具合でしょうか。
共通の話題を話す事で、会話が楽しくなります。
オンラインゲーム化により、チャット機能が充実しました。
アバターと呼ばれる3Dのキャラクターを躍らせたり拍手させたり。表現力も多彩です。
今、ゲームの中で起こった事を、すぐに表現して共感し合えるようになりました。
また、この頃からチャット内での荒らし行為(乱暴な口調で、人を傷つける)に対する対策がとられるようになり、よりクリーンなコミュニケーションが楽しめるようになりました。
そして、ゲームはソーシャル化を進めていきます。
24時間、いつでもゲームにつながった状態になりました。
「現実での生活」と、「ゲームの仮想世界」が混同した、ファンタジーになっています。
そして、現代、ゲームをプレイしている所をライブ配信するようになりました。
コミュニケーションが不特定多数へ及び始めています。
ゲームは今後も、想像できない程の進化を進めていくことでしょう。
深まる関係: ステージを超えた絆の構築
人間は、最初から難しいコミュニケーションをする事はできません。
コミュニケーションが苦手な人は、無理に難しい所から勝負していないでしょうか?
ゲームであれば、再現性の高い方法で、簡単なモノから順に楽しむ事ができます。
自分の精神レベルに応じて、コミュニケーションを選択する事ができます。
小さな「絆」を育ててみてはいかがでしょうか?
(難しい)会話:ゲームオフ会への参加
(やや難しい)ソーシャルゲーム:グランブルーファンタジー、ウマ娘 プリティーダービー、キングダム乱
(普通)オンラインゲーム+チャット:ドラゴンクエスト10、ファイナルファンタジー14
(簡単)オンラインゲーム:オンラインぷよぷよ、オンラインテトリス、オンラインボンバーマン
(超簡単)オフラインゲーム:コンピューターとのコミュニケーション
- ゲームは、コミュニケーションを進化させてきた。
- ゲームは、いじめや引きこもり等、社会から弾かれてしまった人のセーフティネット。
まとめ ゲームと共に続くコミュニケーションの旅: 終わらないつながりの価値
心が弱っている時に、無理に難しいコミュニケーションを選択する必要はありません。
しかし、コミュニケーションの活動を止めてはいけません。
もし、少し疲れた人は、会話が必要のないゲームで遊んでみて下さい。
ゲームの向こう側には、どんな時にも向き合ってくれるゲームクリエイターがいます。
世界中の人が敵になったとしても、ゲームは裏切らずにそばに居続けてくれます。
つらい事があったのなら、社会から離れてゲームの世界に逃げ込んだっていいと思います。
そうやって、コミュニケーションの活動を辞めない環境を作る事が、生きる活力につながると、僕は思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
コメント