雨が続くと、心が沈んでくる…。
仕事のプレッシャーが強くて、最近生産性が低い…。
不安をうまくコントロールできない方は、こちらの記事をどうぞ!
こんにちは!コンじゃぶろーです!
不安は、私たちの日常にしばしば訪れる感情です。時にはそれが私たちを突き動かす力となり、時には重荷となって心を圧迫します。しかし、その不安という感情に対して、私たちはただ受け入れるしかないのでしょうか?答えは「ノー」です。実は、不安との上手な付き合い方があり、それは「視点を変えて心を軽くする」というシンプルな行動にあります。
私たちが感じる不安の大半は、未来の不確実性や、目の前に立ちはだかる曖昧な目標に起因します。このようなとき、私たちの心は「もしも」のシナリオを延々と生み出し、不安を増幅させます。しかし、この状態から一歩引いてみることで、状況を別の視点から捉え直すことが可能になります。たとえば、目標が曖昧で不安を感じるなら、まずはそのスタート地点を明確にすることから始めてみましょう。具体的な一歩を踏み出すことで、不安は次第に小さくなっていきます。
また、生産性を高めたいときには、自分が未来に達成したい姿を想像してみるのも一つの方法です。この未来のビジョンが、現在の不安を力に変え、一歩を踏み出す勇気を与えてくれるでしょう。
この記事では、不安という感情を上手にコントロールする方法をご紹介します。不安を感じたときにどのように対処すればよいのか、目標に応じた視点の変え方、そして不安と健康的に付き合っていくための心理テクニックを探求していきます。不安とうまく付き合い、心を軽く保ちながら、日々を前向きに生きていくためのヒントを、ここで見つけてください。
私たちの心は、思っている以上に柔軟です。視点を少し変えるだけで、見える世界は大きく変わります。この記事を通じて、あなたの心に新しい風を吹き込み、不安という感情と上手に付き合っていく方法を見つけていただければ幸いです。
本日の記事、重要なポイント
- 不安が増減するポイント
- 目的に応じて、視点を変える
はじめに: 心の平和を取り戻すための視点
不安をコントロールできれば最強です。
僕が若い頃は、多くの不安から自分の心を守る為に、いろいろと試してみました。
楽観的になり、不安を排除するといった方法も試しましたが、そこは落とし穴になっています。
まず、不安を排除すると、不安が持つ「問題を見つける力」を利用できなくなります。
そして、無条件で不安を排除すると、「思考を停止する」と同じになってしまう場合があります。
思考を停止しても、確実に「不安」は心の底から消えていないので、徐々に心を蝕むことになります。
今日は、不安を適切にコントロールする方法を、丁寧に解説したいと思います。
不安のコントロール: 視点による影響の理解
不安な気持ちが増加する時ってどんな時ですか?
先が見えない時だと思います。
今から、中学校の先生が急に、エベレストに登りまーす!って言い出したら不安になりますよね?
これに対して数千万円支払って参加する中学生はいないと思います。
不安がMAXだからです。
では、なぜ不安になるのか?考えてみましょう。
不安が増す瞬間: 目標の曖昧さ
目標が曖昧だと、人は不安になります。
とても遠い未来だったり、行ったことのない場所だったり、経験した事のない仕事だったり、どういう行動を取れば良いかわからない場合に不安を感じます。
ただ、この時増加した「不安」を、言葉で説明できるようになると、乗り越えるべき課題が明確になります。
不安は、現状の問題点を知られてくれるセンサーのようなものです。
うまく言葉にできないけれど、なんとなくこちらに行ってはいけない気がする。割と、直感というのは当たっていたりします。
複数の人で、1つの目標に向かって進んでいる場合は、言葉で説明できた方がチーム内でのトラブルが少なくなって良いです。
「なんとなくダメな気がする」で、納得する人は、ほとんどいません。
曖昧な説明は、他のメンバーへ曖昧な印象を与えてしまい不安を誘います。
不安を軽減する具体性: 明確な目標設定
逆に、目標が明確になっていると、不安が減少します。
いつも通っている道で、不安になる人はほとんどいないと思います。
やり慣れた仕事をしていれば、何をすれば良いのか明確で、不安にはなりづらくなります。不安材料にな理想な問題を除けば、自然と不安になりづらくなります。
戦後間もない頃であれば別ですが、「今日、偉い人がうちに来るけど大丈夫かな?」とか「明日のプレゼン大丈夫かな?」といった、今日明日のような想像しやすい範囲のことであれば、具体的にしやすいので、不安な事が出てきても、その原因を特定しやすくなります。
このように、遠い未来の事は不安に感じやすく、近い将来の事は不安感が減ります。
この特徴を利用し、現在のメンタルをコントロールする事ができます。
- 目標が曖昧だと、人は不安になる。
- 目標が明確だと、不安が減る。
- 視点を変える事で、不安感はコントロールする事ができる。
生産性向上のための視点変更
遠くの未来の事を考えれば不安になりやすく、近い将来の事を考えれば不安が減ります。
この特徴を利用して、視点を変える事で「不安感」を操作する事ができます。
なので、精神的に弱っている時は、想像しやすい今日明日の事を考えれば、不安は薄れていきます。
車の、アクセルやブレーキのようなイメージで、視点を変える練習をすると、不安をコントロールすることができ、安定した人生を歩む事ができます。
ただ、それだと「不安」にならない為のコントロールなので、少し勿体無いです。
「不安」は、問題点に気付く能力があるので、それを利用しない手はありません。
未来を想像する力
精神が安定している時であれば、単純な作業をしている時や、いつものルーティーンをしている時に不安になる事は少ないです。
そういう時は、未来に目を向ける事で、作業効率を上げる事ができます。
例えば、ファミリーレストランでお皿洗いの仕事をしている人がいるとして、お皿を洗っている最中に、少しずつ未来へ目を向けていきます。
例えば、次の給料日の事であったり、その先の休みの事だったり。
今している労働が、レストランで食事をする人の笑顔につながっているとか。
少し、大袈裟なくらい未来へ創造の風呂敷を広げてみると、モチベーションが上がるきっかけになり、生産性が向上します。
ただ、未来を想像しすぎて「お皿洗いの仕事をずっと続けないといけないのか・・・」というネガティブな思想に陥った場合は、視点を「未来」から「今」にシフトして、ゲーム感覚でお皿をやっつけていく感覚を持ったり、鼻歌などで、リズムよく仕事をするのが良いです。
昔から、労働をしながら歌う「仕事歌」があるのは、不安な未来を紛らわせて目の前の作業に集中する為の先人の知恵です。
目標不明時のスタート地点フォーカス
大きなプロジェクト等、目を背ける事ができない大きな目標が発生した時は、直近の作業に目を向けてください。
明確でないものをイメージし続けると、「不安」を溜め込む原因になりますし、遠い目標の不安は解消しづらく精神衛生上良くないからです。
今いる場所から、どういう作業をしていけばゴールに着くのかを、足元から探っていくことで、不安の正体を1つずつ整理することができます。
これは、ゲームを作っている時にも、よくやる方法です。
「ユーザーにストレスがない画面を考えてください」というオーダーが来ると非常に困ります。どこをどうすれば問題が解決できるかわからないからです。
その場合、ユーザーの目線に立って、スタート地点「ゲームを起動する」という所から考えます。
そして、「スタートボタンを押す」等、1ステップずつ想像しながら資料に書き起こしていきます。
ゲームの中でできる事を、できるだけ細かく記入し、行動した結果を付け加えていけば、ゲームの全体像が浮かび上がってきます。
このように、スタート地点(直近見えている場所)から、ゴール地点を想像し開発していく方法は、「アジャイル開発」といったりします。
全体の仕様書を作って開発すると、仕様書以上の物ができない為、あえてゴールを細かく定めず、小さなパーツの開発とテストを繰り返して全体を構築する事で、予定していた以上のゴールに辿りつくことができます。
ゲームのように、完成が明確にしづらいものを作る時に、効果的な手法です。
- 不安には、問題点に気付く能力がある。
- 未来に目を向ければ、モチベーション向上につながる。
- 明確にしづらい目標は、スタート地点から構築する。
まとめ: 不安との健康的な関係構築
以前書いた記事で、「ネガティブも必要」というのがありますが、人生にとって不安はとても大切な要素です。
不安がなければ、気づけない問題は山ほどあるからです。
でも、どうしても不安に支配されてしまい手が止まってしまう場合もあると思います。そういう時は、手が止まれば、ますます不安になり生産どころの話ではなくなってしまいます。
これまで、大きなプロジェクトを任される度に、大きな不安に苦しめられてきました。その時に、気づいたのは、不安は自分を救う為の助け舟みたいな物だという事です。
このまま進めば問題が起きる事を知らせてくれているので、それに気づき適切に問題を対処すれば、必ず解決できます。
せっかくの宝物を使わない手はありませんよね。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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