昔の恥をかいた経験で、今も行動できずにいる…。
できることなら、恥ずかしい思いはしたくない…。
そういう方にこそ、伝えたいことがあります。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
失敗から学ぶ勇気を持つこと、それは私たちが成長し、より良い未来を切り開くために不可欠なプロセスです。この世界は完璧を求めがちですが、実は、私たちの「失敗」や「恥」こそが、最大の教師であり、挑戦するマインドを養う貴重な糧となり得るのです。
日本において、「恥」という概念は深く根付いています。他と異なること、期待に応えられないことへの恐れが、私たちの行動や思考を縛り、時には自分らしく生きることを躊躇させます。しかし、恥を恐れずに挑戦する心があれば、そこには無限の可能性が広がっています。
社会的な孤立を感じた時、自分の理想と現実のギャップに直面した時、私たちはしばしば恥を感じます。しかし、その感情を直視し、受け入れることで、自己成長への一歩を踏み出すことができるのです。恥は、私たちを縛る鎖ではなく、自己発見と成長のためのスプリングボードとなり得ます。
この記事では、日本特有の「恥の文化」を深堀りし、それが個々の心理や行動にどのように影響を与えるかを考えます。また、恥を感じることの心理学的背景、そしてその感情を乗り越え、自分らしく生きるための具体的な方法についても触れていきます。
一見、恥は私たちを制限するもののように思えますが、実はそれを超えることでしか得られない価値があるのです。恥をかく勇気を持つことで、私たちは自分自身をより深く理解し、本当の意味での成長を遂げることができるのです。自分自身に正直でいること、そして自分のペースで前に進むことの大切さを、この記事を通じて共に学んでいきましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 日本は、恥の文化
- 恥は、無難におさめようとする心の動き
はじめに:恥とは何か?社会的な意味と個人的な感覚
恥の正体って何でしょうか?
恥は、「無難におさめようと思う自分を乗り越えるヒント」です。
ネガティブな感情で捉えると、「恥」は避けるべきものですが、ポジティブに捉えると、「恥」は自分の殻を破るチャンスです。
恥を感じるのは、社会的関係というか、誰かと自分という関係が必須になります。
もし、地球上に自分以外の誰もいなかったとしたら、この「恥」の感情は発生しないと思います。
一人だと寂しいけれど、二人だと恥ずかしい。
どっちに転んでも苦手という、本当に、人間という生き物は、生きづらい生き物だなと感じます。
ただ、寂しいと思う心も、恥ずかしいと思う心も、恥をかかせてしまったという感情も、全て自分の内側から出てきた感情です。
自分で作り出した感情であれば、コントロールできると思いませんか?
恥を感じるポイントの解説と、それらをポジティブに転換する方法を解説します。この記事を頭の片隅に置いておくだけで、昨日よりポジティブな明日へ進む事ができます。
日本の恥の文化:社会的同調圧力とその影響
日本人は、恥をネガティブなものと捉えがちです。
恥を美徳とする考え方が根強くて、僕も好きな感情だったりします。
羞恥心が無い人がいたとして、ちょっと怖いと思いませんか?
ただ、実際に羞恥心をあまり感じない人とコミュニケーションを取ると、かなり楽だったりします。
自分が「恥をかきたくない」という感情も大きいですが、「相手に恥をかかせたらどうしよう・・・」という感情の方が圧倒的に強い感情だからです。
日本では、一緒にいる近しい人に恥をかかせない為に、注意しながら行動している部分がとても多く、子供を教育する時もそこに意識を向けて育てています。
日本人が他と違うことを恐れる理由
恥を感じるタイミングは、人それぞれ様々なパターンがありますが、やっぱり一番恐れているのは、他人と違う事をしている時ではないでしょうか。
日本は村社会なので、「出る杭は打たれる」社会です。
テレビでやネットでは、誰かを持ち上げて叩き落とす場面が大々的に報道されています。毎日のように、村八分の「見せしめ」パーティが繰り広げられているので、「ああはなりたくない」という感情の英才教育になっています。
他と違う事を恐れる日本人を育てているのは、日本教育であり、テレビやネットや雑誌です。
ここまで、村八分文化を徹底的にやっている国はないんじゃないだろうかと思います。
自分の価値を他人の評価で測る心理
日本人は、自分の自己評価を、低く見積りがちです。そして、自分の評価を、世の中全ての人が考えている評価だと思い込んでしまっています。
でも、どうでしょう?
来る日も来る日も、誰かの評価を下に見積もっている事ってありますか?
それよりも、他の人が自分の評価をどう思っているか?とか、自分の評価を上げる事に注目していませんか?
自分以外の他人は、そこまで自分の評価を気にしていません。
いつも、心は、自分の評価に注目しているから、他人にまで気が回す暇がありません。
どうして、こういう状態になったかというと、日本人の教育が大きな影響を与えていると思います。
それは、「人からされたら嫌なことを、してはいけない」です。
誰もが、そのように育てられています。
電車に乗る時は、静かにする。授業を受ける時は、静かに座って聞く。他の人に協力する。
どれも素晴らしい日本の文化です。
しかし、ここに1つ付け加えたいのは、「他人はそこまで自分の事を見ていない」という事です。
人の目を気にするあまり、自己評価を過小に見積り、恥ずかしいと思って辞めてしまうのは、とても勿体無い事だと思います。恥はチャンスと思う点はそこにあります。
- 日本は恥の文化。
- 他人の目を気にする日本人。他人は、そこまで自分に関心がない。
- 日本人は、他人が思っていない事を、思っていると思い込みがち。
恥の感じ方:社会的孤立と自己認識のギャップ
海外の人に比べて、「恥」を感じやすく、他人からの評価を低く見積りやすい国民性の日本人。
数多くの優れた文化を作ってきた日本人は、この「恥」の文化とうまく付き合ってきた結果だと思います。
というのも、恥を感じるような時は、チャンスである事が多いからです。
チャンスが多いというよりも、チャンスそのものだとさえ感じます。
僕が、恥をチャンスと考えるポイントは2つです。
1つ目は「社会的に孤立を感じる」ところで、2つ目は、「自分の理想とのギャップに気づける」ところです。両方ともチャンスを掴むのに必要な要素だと感じています。
社会的孤立感との向き合い方
恥を感じるタイミングとして多いパターンに、社会的孤立があります。
誰も手をあげていない場面で手をあげてしまったり、急に大きな音を出してしまって注目を引いてしまう等、他の人と違う事をしていると感じた時です。
この孤立感が大きければ大きい程恥ずかしいと感じます。
孤立感が大きくなるという事は、他に同じ事をやっている人がいないという事です。
少なくとも、日本で生活していると、恥ずかしい事を率先してやる人は少なくなりますので、ブルーオーシャンになりやすいです。※ブルーオーションとは、競合がいない状況のこと。逆に競合が多いとレッドオーシャンと言ったりします。
だから、恥を感じた時、それは誰もやっていない事をしている可能性が高いという事です。
ビジネスに置いて、競合がいないというのは、かなりのアドバンテージになりますので、恥ずかしいと感じている時は、ブルーオーシャンビジネスに挑戦できている証です。
つまり、これはチャンスを手にしているという事になります。
理想と現実のギャップに気づく瞬間
他人が感じている自分の評価を、低く見積りがちですが、なりたい自分の目標は割と高く持ってしまっている。そんな人はいませんか?
僕は、結構多いんじゃないかと思います。
他人が感じている自分の評価も、なりたい自分の姿も、両方とも自分で設定しているものなのに、多くの人はそのギャップに苦しんでいるように感じます。
なりたい理想の自分は高く、他人からの自分の評価は低くなりがちな状態は、まるで、気分を落ち込ませる為だけのメカニズムに見えます。
何だか滑稽に思えてきませんか?
でも、これが人間だと思います。夢や希望は高く、そして、他人から思われている評価は低く。そう考えてしまう生き物です。
放っておけば、気分が落ち込むだけのような仕組みで、傷つき続けてしまう。
ただ、ここがチャンスだと考えます。
恥ずかしいと思った時は、「ギャップ」に気づく事ができるタイミングだからです。
ギャップに感じたら、どこにギャップを感じたのかを分析する。そして、その正体がわかったらそこを伸ばすと成長につながります。
そして、恥を作り出したのは自分なので、うまくやればコントロールも可能です。
自己評価をググッと下げるんです。明石家さんまさんの座右の銘「生きてるだけで丸儲け」を思い浮かべながら、ギャップで傷つかないレベルまで自分の理想の姿を下げれば、挑戦者の気持ちで、新たな1歩が踏み出せたりします。
- 恥は、チャンス。
- 社会的な孤立は、ブルーオーシャンの現れ。
- 恥は、なりたい自分や、目指すべき目標に気づけるセンサー。
まとめ いくつになっても恥をかきにいく
「恥」に関して解説してきましたが、「恥」はチャンスだと思っています。
これは、年齢に関わらず、何歳になっても言える事です。
初めての分野へ踏み出す時も「恥」を感じますし、慣れ親しんだ業界で挑戦するのも「恥」を感じる部分です。
どちらか片方でもいけないように思います。
恥を感じるからこそ、競合が少なくなり、チャンスは広がります。そして、恥を感じるからこそ、足りない何かに気づく事ができます。
日本人が持つこのセンスをフルに使って、素晴らしい仕事をしてみようと思いませんか?
いくつになっても挑戦する人が増えるといいなと願います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
コメント