なんだか、最近身体が重い…。
やる気が出ない…。行動に移せない…。
そういう方は、少し手を止めてこの記事を読んでみてください。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
私たちの日常には、本音と建前が存在します。多くの場合は、本音を隠し建前で生きるのが一般的でしょう。しかし、いくら建前で隠しても、自分でも気づかないレベルで「本音」が私達の生活に影響を与えています。この本音と向き合うことは、時に勇気を要する行為ですが、自己成長と真の進歩への鍵を握っているのです。
人生には多くの分岐点があり、壁にぶつかる度に悩ませます。その答えは、多くの場合、自分自身の内なる声、すなわち本音に耳を傾けることによって見つかります。本音を聞くことは、自己認識を深め、自分だけの道を見つけ出す上で不可欠です。
本音に耳を傾け自分自身との深い対話を通じて、本当に価値あるもの、心から望むものを見極めるプロセスが重要になります。なぜなら、本音と向き合う勇気を持つことで、私たちは自己成長の新たな段階へと進むことができるからです。
また、自分の本音を大切にしながら、相手への思いやりを忘れないこと。これが、健全な人間関係を築く上での鍵にもなります。
この記事では、自分自身の本音に耳を傾ける方法と、それが私たちの人生にどのような影響を与えるのかを探ります。自分自身の真実を探求し、本音を生きる勇気を持つことで、私たちは本当の意味での自己実現へと一歩を踏み出すことができるのです。
本日の記事、重要なポイント
- 本音が持つ力を侮ってはいけない。
- 他人を生かす。建前の優しさ。
はじめに:自分の本音に耳を傾けることの重要性


自分の心に耳を傾ける。
そう言う事って、意外と難しいと思います。
人には「本音と建前」と言うものがあるからです。
この「本音と建前」は、日本人独特の文化であると聞いた事がありますが、「本音は、人前に晒さない」そして「建前は、本音を隠す為の嘘」そう言うイメージがあると思います。
しかし、本音は隠す物でも、潰す物ではありません。そして、建前を嘘にしてしまっているのは、その人自身であると言う事です。
本音と建前のギャップが広がる程、その人は静かに、そして確実に心を病んでいきます。
そして、それを解消するには「アイデア」が必要です。
心の声に耳を傾ける:自分自身との対話


人が持つ本音の力を侮ってはいけません。
僕自身、高校生まで親が敷いてくれたレールから外れた人生を歩み出したのも、学生あがりで友人らと起業したのも、自分の本心に従ってのことです。
10年20年と働いていて思う事は、「臭い物には蓋をしろ」の考え方で蓋をしたものが、いつか必ず蓋が開き、再び目の前に突き出されるという事。
後回しにした自分の本音は、時間が経っても消えず、強い腐臭となって鼻をつきます。
いくら蓋をしようが、必ずいつかは自分の目の前に出てくる事になります。
本音エピソード「足が動かなくなった先輩経営者の話」


僕の先輩経営者の話を紹介したいと思います。
はるか昔、ゲーム会社が総ブラック時代だった頃のお話。
その先輩は、過労が原因でサラリーマンとして勤めている会社を退職しました。
毎日終電ギリギリまで働いたり、土日も祝日も関係なく働いていたある日の事。駅の階段で足が動かなくなりました。
足だけではなく、身体全体が固まり、次の1歩を踏み出す方法を忘れてしまったそうです。
その後、そのまま病院に運ばれ点滴生活となり、そのまま退職。
先輩は、その後自分の本心に従って起業する事になります。
責任感も強く、責任の強いポジションにずっと苦しんでいた先輩。
ずっと、行きたくない。と思いながら、社会的責任を果たす為に通い続けていたそうです。
ある日、心が体を支配して、動けなくなりました。退職後は、普通に動けるようになったそうですが、なかなか刺激的な話でした。
この話を聞いて、僕もかなり無茶な働き方をしていたので、いずれこうなるのかもしれないと思うようになりました。
人が進む力は、自分の本音にこそ宿る


前に進もうとする力は、自分の本音にこそ宿る物です。
過労の先輩の例は、極端ですが、自分の本音を無視する事はできません。
自分の気持ちに蓋をして、隠したつもりはできるかもしれませんが、いずれ大きな代償となり突きつけられる事になります。
さまざまな趣味嗜好の人間がいて、それぞれ「やりたい事」があるわけなので、我慢してやりたくない事をしたとしても、それを本心からやりたいと思っている人には絶対に勝てないし、やりたくない事をし続けていれば、いつか好転する。そう思って続けても、結果的に「やりたくない事」が増えるだけです。
死ぬ間際になって「やっておけばよかった」と思っても時すでに遅しです。
どうせやるなら、自分の本音に従った方が、良い結果を残すことができます。
僕の経験則で言えば、2倍以上成果に差が出ます。
例え失敗しても、「失敗という結果が得られたから成功!」という、謎のポジティブを発揮したりします。
どうせやるなら、本心に従った方が、人類の生産性があがりそうですよね。
- 本音と建前を両立させるには、アイデアが必要。
- 嫌だという本音に蓋をして働いても、いずれ心が身体を支配して歩けなくなる。
- 本心に従った方が、生産性が上がる
建前と本音のバランス:他者への配慮と自己表現


建前の中には、優しさが潜んでいます。
なぜなら、本音をそのままぶつけると高い確率で誰かを傷つける事になるので、それを回避する為に嘘をつく場合もあります。
とても優しい考え方なので、個人的にはこういう嘘は大好きです。
でも、それによって、本心とギャップが生まれて、自分が傷つくなんて事にもなったりします。
自分についた小さな嘘も、続けるうちに大きくなって、爆発してしまったりもするので注意しなければいけません。
小さな問題を回避する為に、後で大きなトラブルになっていたらもったいないですよね。
建前の役割と本音との共存


建前が、必ず本音を潰す物だと考えてしまうから、本音と建前にギャップが生まれます。
シンプルに他者の事を考えていると、他者の事を優先して、自分は後回し。そんな判断をしてしまう人は多いと思います。
自己犠牲の強い人程、他者を優先してしまう傾向にあります。
また、気の弱い人もこの傾向にあるように思います。
自分を優先すると、他者から文句を言われるのが辛く、(何も文句を言わない)自分を後回しにした方が簡単だからです。
でも、そこが落とし穴で、自分の本音を潰すような嘘を重ねると、自分の心がどんどん追い込まれてしまいます。
相手への優しさと自分の声を同時に満たす方法


ここで必要になってくるのは、アイデアです。
自分の本音と、相手への優しさを同時に満たすアイデアを考えてみてください。
欲深い考えですが、もし、両方手に入れるアイデアがあるならば、お互いハッピーなはずです。
「自分の本音」をしっかり聞き出す。そして、影響を受ける他者の希望も聞き入れる。
これは簡単では無いですが、できないと思ってしまったらそこまでです。
できると思い続けている人の所にしか、アイデアは降ってきません。
何もない所からアイデアを考えるよりも、「両方満たす方法を考える」と明確な課題があるので、アイデアは出しやすかったりします。
アイデアの本質は、課題を解決して笑顔の人を増やす事です。
課題が重なれば重なる程、それは難しくなりますが、不可能ではないと信じ続ける事が大切です。
- 建前は、優しい嘘。優しさの表れ。
- 建前は、必ずしも本音を潰す為のものではない。
- 本音と建前を両立するアイデアを考えるのがベスト。
結論:真実の自分を生きるために


本音と建前は、とても大切な考え方です。
でも、相手だけを立てて、安易に自分が傷つく選択をするのはあまり良くありません。
その場では、相手の為になっているかもしれませんが、5年10年後につもり積もった心労によってあなたが倒れた時、相手とその周りの人に多大な影響を与えてしまうからです。
相手の事を考えるだけでも素晴らしいのに、相手の為に行動して、なおかつ自分の事も考えて守るなんて、かなり難しい話です。
でも、できると信じるからこそ、できるようになると僕は信じています。
40歳になって、僕は長年勤めた会社を辞めました。
40歳からの再スタートでは、家族を巻き込む形になってしまったので、とても申し訳ない事だと思っています。それでも、家族との時間を増やして、なおかつ経済的に豊な場所を目指す選択をしました。
学生あがりで起業した時は、個人的に失敗したと感じています。
その失敗に対して、ずっと蓋をして生きてきました。しかし、やっぱり本音の強さには叶いませんでした。これからもきっと表に出てくるに違いないので、逆に成長のエネルギーに変えようと思っています。
答え合わせは、10年後。誰もが、本音と建前にギャップを感じない未来になればと願います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
コメント