1年日記を書くと、1年後の未来まで予測できる。
そんなことを聞いた事はありませんか?
今日は、そんな、日記の魅力の1つを紹介したいと思います。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
日記を書く。その習慣を持っていない人にとって、その効果は過小評価されがちでしょう。また、もし、日記を書いている人だとしても、本当の効果を見落としているかもしれません。
普段の生活の中で感じた些細な体調の変化や気分は、天気の影響を受けています。毎年、同じ時期に頭が痛くなったり体調が悪くなっているのは、気圧が同じだからです。もし、今後1年の天気がわかっていたとしたらどうでしょうか?天気と体調の変化が分かっていたとしたら、どうでしょうか?
もし、頭痛が来ると分かっているなら、対策ができるでしょう。私たちの生活は飛躍的に良くなります。しかし、そんな夢のような話があるでしょうか?そんな夢を現実に変えるのが日記です。
毎年の気圧変化は大体同じなので、過去1年分の日記があれば、これから起きる1年の気圧の変化を知ることができるのです。
この記事では、個々の日記がどのようにして私たちの健康管理や病気予防につながるのかを解説します。日記に記されたデータから、季節の変わり目に頻発する頭痛のパターンを見出し、その対策を立てる方法や、医師がこの個人的な記録からどのように有用な情報を読み取るかについても詳しく説明していきます。
日記を書いて、未来を予測する力を手に入れましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 人の体調は、天気に影響を受けやすい。
- 自分の身体は、他人の身体とは違う。
はじめに:日記が明らかにする、あなたの未来
日記をなんの為に書くかと聞かれると、その理由を1つに絞るのは難しいと思います。なぜなら、さまざまな効果があるからです。例えば、記憶媒体としての役割であったり、1日のストレスを緩和するマインドフルネス的な効果。あるいは、何かの目標に向けて、毎日願掛けを繰り返す。そういう使い方をしている人もいると思います。
今日は、そんな日記の効果の中から、未来の健康管理をするツールとしての一面を紹介したいと思います。ひどい頭痛持ちだった僕の症状が改善した方法をまとめますので、もし、同じ症状で苦しんでいる方がおられましたら、お役に立てると思います。
日記から見える未来予測
人の体調は、非常に天気の影響を受けやすいです。もう少し正確に言えば、気圧の変化に影響を受けます。これは水圧でも同様です。ダイビングの講習に参加したりすると教えてもらえるのですが、ダイビング中は耳が痛くなったり頭痛が発生したりします。
人の頭の中にはいくつか空洞があり、水圧によって外圧と内圧が変わる事で、頭痛が発生したりします。深く潜るほど、自分の体の上にある水の量が増える為、痛みが増します。
水中と同様に、空気も圧力の変化があります。見た目には気付きづらいですが、1平方メートル(1m✖️1m)にかかる圧力は、1tです。1センチ平方メートル(1cm✖️1cm)だと1kgになります。人々に頭痛やさまざまな体調変化をもたらします。
季節と体調の関連性
人は天気によって影響を受けやすい生き物です。コンビニの購買意欲にも関わる為、商品販売のマーケティングに天気データが活用されています。
季節の変わり目や、天気が変化した際に、気圧が大きく変わる為、体調の変化が起きるというわけです。だから、もしこの天気が予測できれば、事前に自分の体調の変化を予測することができます。
日記を利用した頭痛対策
僕は、20代の頃から、ひどい頭痛に悩まされていました。タバコを吸ったり、徹夜していたので、最初はそれが原因だと思っていました。周りにも同じように頭痛で悩んでいる人は多かったので、そういうものだと諦めていた気もします。
しかし、タバコをやめて規則正しい生活をしても頭痛が改善する事はありませんでした。そこで、腕時計型の血圧計を使って24時間サンプリングを始めました。すると、自分が隠れ高血圧である事がわかったのです。
隠れ高血圧は、健康診断等では発見しづらい病気です。朝起きた直後にだけ高血圧で、さまざまな頭痛を引き起こします。内科へ事情を説明し対処する事ができました。血圧計を購入し、朝起きた直後だけ血圧が高かったら赤信号です。
隠れ高血圧は、日中や夕方等は正常値なので、健康診断で発見しづらいです。その為、非常に悪化してから発見される事が多く注意が必要です。
- 季節の移り変わりによって気圧は変わる。
- 日記から体の異常を予測し、頭痛に対処した。
自分だけの体調管理法の発見
頭痛の原因が全て天気のせいであるとは限りません。体の基本的な構造は同じでも、あらかじめ持っている持病であったり、骨格の形や血管の状態により症状は変わるからです。
自分の身体は、他人の身体とは違うので、自分で把握する必要があります。そういう時に日記を書いていると、非常に便利です。
日記を用いた個別の症状管理
毎日、症状を日記に記録しておけば、季節ごとにどんな症状が発生するかが予測できるようになります。寝る前に、1年前の日記を読み返すと、体調不良が起きやすい時期と症状が書かれていたりします。
1年以上前からの日記があれば、その予測精度は高まります。僕も日記を読み返していましたが、大体同じ時期に同じような症状が出ている事が山ほどありました。
そういう時は、早く寝るとか、運動やストレッチ、マインドフルネスを実施するなどしてケアすれば、症状が発生しづらくなったりします。
医師と共有することのメリット
もちろん、自分だけの判断であれば精度は低くなります。気のせいという事もあるからです。そういう場合は、かかりつけ医に相談してください。
去年にも似たような症状がある事や、最近の血圧の変化に関して正確に伝える事が可能なので、より高いレベルの医療を受ける事が可能になります。
僕の場合は、隠れ高血圧でした。健康診断の結果は、中性脂肪が少しだけ高いくらいだったので病院には行ってませんでした。しかし、内科に受診し中性脂肪を改善する薬を飲んで治療を続けました。すると、驚くほど頭痛が発生しなくなりました。
クリエイター業をやっていると、忙しいので、無理して働きがちです。頭痛が治ってから、恐ろしく快適な毎日に変わったので、もっと早く調べておけばと後悔しました。
- 日記に症状を記録する。
- 専門医が読み解けば、予測の精度は上がる。
まとめ 健康管理における日記の役割
長年クリエイターをやっていると、肩や背中が痛くなったり、あちこちガタがきます。そういう時に、感覚に頼ってしまうと、症状の発見に遅れてしまったりします。
喉元過ぎればなんとやらで、あれだけ痛かった頭痛も季節が安定してくると忘れてしまいます。そうして、また季節が変わるたびにさまざまな症状がぶり返して生産性を下げてしまうわけです。
僕も、頭痛以外に、鼻や喉、背中といった各パーツに不調を感じながら仕事をしていました。今思えば「痛い」と思ったその日に病院へ行けば良かったと思います。
あれだけ痛いのに、記憶だけに任せているとすぐ忘れてしまいます。日記をつける事で、クリエイティブの生産性を上げてもらえればと思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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