いつまでたっても時間がない…。
いつまでたっても余裕がない…。
日常がなぜかいっぱいいっぱいで、余裕がない方はこちらの記事をどうぞ。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
私達は、日常で「通知」の洪水にさらされています。スマートフォン、メール、ソーシャルメディア、各種アプリからの絶え間ない通知…、この通知を放置して溜めているとそれだけで脳の容量を圧迫してしまいます。
私もサラリーマン時代は、日々の忙しい中でパニックになりながらメールやアプリの通知をほったらかしにしていました。そして、数百の通知が溜まった待ち受け画面を見ながら思考停止していたんです。
通知は、すぐに処理するようにしましょう。通知が来ても放置しておけば良い…というのは大きな間違いです。通知がくるアプリを削除して、物理的に通知の量を減らすのも有効です。とにかくいつもスマホの状態をニュートラルにする意識がとても大事になります。
もし、通知を放置してしまうと、「こんな簡単な処理もできない」と自分を責めてしまいます。1つ1つは小さくても、積もり積もって脳を鈍らせていきます。咄嗟に判断が求められるような要件が出た時に、パフォーマンスが下がっているのはもったいないですよね。
ゲームプランナーは、ディレクションの仕事を兼任することがとても多いので、常にさまざまな情報に晒されています。五月雨式に仕事を処理していくことが多いので、比較的コントロールできる「通知」は、コントロールして大事なことに注力していきましょう。
この記事を読んで、即レスマインドを身につけましょう!
本日の記事、重要なポイント
- 通知を溜めるデメリット。脳の判断力を圧迫し、行動を鈍らせる。
- 作業効率を落とさない、即レスの方法。
チリも積もれば山となる。通知の圧迫から脳を解放しよう
メールやアプリの通知というのは、通知がくるタイミングをコントロールする事はできません。
いつくるか分からないものです。
まとめて処理した方が効率が良いんじゃないかと思った事は何度もあり、その都度様々なやり方を試しましたが、結局「即レス」が一番パフォーマンスが良かったです。
ただ、やり方を間違えると、非常に生産性を下げてしまうので、今日は「通知を溜めるデメリット」と、「即レスする方法」に関して解説したいと思います。
通知を溜めるデメリット。脳の判断力を圧迫し、行動を鈍らせる
まず、通知を溜めるデメリットに関して紹介します。
通知というのは、「通知音」を切れば済む問題ではありません。通知音を切ったとしても、通知は届いているからです。そして、全ての通知に目を通さないといけないルールです。
なぜなら、不要な通知が99個あったとしても、1つくらいは重要な通知があるからです。どれくらい重要な通知がきているかは、内容を確認しないとわかりません。そして、そんな不確定要素が、100個や200個溜まった状態は、「見ないといけない」という圧力に変わります。
この見えない「圧力」がかかった状態で仕事するのは、非常に効率が悪いです。人は、「解決方法が曖昧な問題」を抱える程、思考が弱まって来ます。だから、100件通知が溜まるという事は、100件解決方法が分からないタスクが積み上がったと意識してしまいます。
たとえ100件の通知を対応するのに2〜3分で事足りるとしても、通知を放置している間、作業しながら無言の圧力に苦しむ事になります。
通知の処理時間:先にやる vs 後回し
通知の処理時間は、先にやろうが後回しにしようが変わりません。
メールが来た瞬間に内容を確認したら1時間かかるけど、1時間後に対応したら1分で終わるというような事はありません。1時間待とうが、すぐにやろうが対応時間は変わりません。
メールのタイトルを読み、読む必要があるかないか判断する。読む必要がある場合は、内容を読む。レスが必要か不要か判断し、レスが必要なら返事を書いて送る。
判断が2回と、タイトルを読む、内容を読む、レスをする。5ステップくらいでしょうか。
この作業量は後回しにしても変わりません。
放置した時のコストとメリット
メールやアプリの通知を、即レスせずに後回しするだけで思考は鈍っていきます。
対応方法が分からない幻想のタスクがどんどん積み上がってくるので、焦りも生まれ冷静さを欠いていきます。
僕の経験として、ゲームを開発している最中は、「自分ではどうしようもないタスク(技術解析後しか判断できない事や、クライアントの判断待ちになる事など)」が、山程発生します。
こういうのは、早めに判断して処理したくて処理できません。だから、処理できるタスクは、極力早めに処理して十分余裕を確保した方が良いです。
メールやアプリの通知は、比較的イージーで、すぐに処理できるものです。プレイベートな通知の中に爆弾が入っている事もあるので、早めに処理した方が良いです。
トラブルは最速で対応するのが鉄則なので、通知を先に処理するメリットは非常に大きいです。
- 通知の処理時間は、先に対応しようが後回ししようが対応コストは変わらない。
- 放置した時のコストと、先に処理した時のメリットをしっかり考える
作業効率を落とさない、即レスの方法。
即レスが良いのは分かってもらえたと思いますが、即レスの方法には注意が必要です。
全ての通知に対して、「1秒以内に反応して処理する」には、常に通知に目を光らせる必要があるからです。それだと、作業効率が非常に悪くなります。
人は、たいてい1つの事にしか集中できない為、横目でチラチラと通知を確認していると生産性が大きく下がってしまいます。もし、この世に2つ以上の仕事を同時に処理する事ができる人がいたとしても、そういう人こそ1つに集中した方が生産性が上がるでしょう。
無理にパフォーマンスを落とす必要はありません。
作業中の通知対応法
作業の途中で通知が来たら、今の作業をメモして通知を確認してください。
すると、通知を処理して復帰した時に、すぐに作業の続きから対応する事が可能です。人は、動き始めのコストがとても高いので、通知が来るたびに立ち止まっていると、なかなかトップスピードが出せなくなってしまいます。
なので、すぐに復帰できるように、今何をしているか?がわかるメモ書きを書くようにして下さい。すると通知の処理をして戻ってきてもすぐに復帰できます。
慣れないうちはメモが必要ですが、慣れてきたらメモなしでも復帰できるようになります。
また、これは、仕事中の「質問」や「依頼」といった割り込み対応にも効果的です。作業に没頭している時は、すぐにメモして割り込み対応するようにしましょう。これは「通知」よりも優先が高いからです。
人に話しかける方がハードルは高いので、重要な割り込みである確率が高いです。
そして、トラブルを抱えている人は、相談事を文章にまとめるのが苦手です(文章ですらすら説明出来る人は、そもそもトラブらない)苦手な文章で説明しようとすると非常に時間がかかります。さらにそういう人のメールは読みづらいので、メールよりも口頭で対応した方が効率が良いです。
納得して解決したら、備忘録の為にメールしてもらいましょう。本人の理解度を確認する事もできます。
定期的な通知巡回の習慣
通知はすぐに処理したいですが、気づかない通知もあります。
そういう時に、チラチラメールやアプリを見ていては、作業に集中できません。だから、気づかなかった通知に関しては、1時間おきに通知を巡回するようにします。
人の集中力は、1時間程度なので、集中力が切れる頃に通知を確認して下さい。この一手間で、作業効率はかなり向上します。
座りっぱなしだと健康にも良くないので、1時間おきに休憩を入れるとよいです。すると、周りもそのタイミングに話しかけやすくなるので、情報キャッチアップのタイミングを作る事ができます。
通知処理時間の記録の重要性
最後に重要なのは、通知の処理にかかった時間を記録するという事です。
意外と「通知」の処理ってそれほど時間がかからないんですけど、多くの人は必要以上に長時間かかると思っています。僕も昔はそのように思っていました。
メールを見ている時間が無いと思い込み、内容確認を後回しにしてトラブルに発展したケースもあります。メールを読む時間を計測すると、すぐにそこまで時間がかからない事に気づけます。
一度試してみて下さい。作業を中断した時のメモに、中断した時の時間を記入し、復帰した時の時間を記入すればOKです。頭の中で計算して、意外にかからなかったな・・・と実績を記憶させる事で、通知の処理はどんどん早くなっていきます。
一番良くないのは、見る前から思考停止して「後回しにすること」です。日頃から頻繁に割り込みの処理をしていると、脳の切り替えも早くなるので、効率よく作業モードと休憩モードを切り替えられるようになります。
- 作業の途中で通知が来たら、今の作業をメモして通知を確認する。
- 1時間おきに通知を巡回する。作業の途中でチラチラ見ない。
- 通知の処理にかかった時間を記録する
まとめ: 通知は溜めずに、思考はクリアに
通知を溜めるデメリットと、通知を処理する具体的な方法に関して解説してきました。
わかっちゃいるけどやめられない。そういう人は非常に多いと思います。
ゲーム開発をしていても、通知のような些細な事を後回しにしている人と仕事をすると、トラブルが多くなります。一時が万事と言いまして、1つその人の行動を見れば、その人の全体が分かるものです。
通知や割り込みに対して、自分がどういう態度をとっているのか、客観的に観察してみると面白いかもしれません。
ここに、人の本性が現れていると思います。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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