ゲームを作りたいけど、何から始めたら良いのかわからない…。
面白いゲームになるか自信がなくて、新しい一歩が踏み出せない…。
新しい一歩が踏み出せない人は、こちらの記事を読んで行動マインドを手に入れましょう。
こんにちは！コンじゃぶろーです！
新しいゲームを作りたいと思った時、多くの人は足を止めて挑戦をあきらめます。なぜなら、ゲーム制作には多様な技術やアイデアが必要だからです。ゲームは総合芸術なので、グラフィック、サウンド、プログラミング、企画、設計、ディレクションなど、一つのゲームを作るためには様々な能力が必要になります。
もちろん、スタート地点だけでなく、開発途中でも予期せぬ挑戦や困難に直面することがあります。そんな時、多くの人は悲観的な思考になり行動を止めてしまいます。しかし、この悲観的な思考こそが、私たちの可能性を広げ、成長への道を開く鍵となります。
私自身、過去には学生時代、特に秀でていたわけではなく、気分屋で、三日坊主で、怠け者でした。しかし、毎日ゲーム企画の草案を5本作るという習慣を3年間以上続けることで、行動の力を体得しました。この経験から、どのようにして行動の鬼に変わったのか、その方法を記事にまとめました。
この記事では、悲観的に考えても、それを楽観的な行動へと転換する心理戦略を理解し、具体的な行動のヒントを紹介します。悲観的な思考は未来へのリアルな懸念から生じるものです。それを否定するのではなく、そのエネルギーをポジティブな行動へと転換する方法を見ていきましょう。
行動する前に諦めてしまう人や、行動しても三日で辞めてしまう人は、特にネガティブ思考が強く行動に繋がりにくい傾向にあります。この記事では、あなたが持っているネガティブなエネルギーを行動に繋げるヒントを紹介しています。
悲観的な思考を受け入れ、それを力に変えて前に進む勇気を持つことで、私たちは自分自身の可能性を最大限に引き出し、より良い未来を切り開いていきましょう。
ネガティブ思考の正体とその影響
まずは、悲観的思考のメカニズムを理解しましょう。
人間の心理は複雑で、私たちの思考や行動には数多くの要因が関わっています。特に、悲観的な思考は、過去の経験、現在の状況、未来への不安など、多様な心理的背景に根ざしています。このセクションでは、なぜ人は悲観的になりがちなのか、そのメカニズムと心理的背景を探ります。
悲観主義の心理的メカニズム
悲観主義は、否定的な出来事や困難に直面したときの人間の自然な反応です。これは、過去の失敗や挫折から学んだ経験が影響していることが多く、人は同じ過ちを繰り返さないように、悪い結果を予測する傾向があります。また、不確実な未来に対する不安や恐れも、悲観的な思考を助長する大きな要因です。
これまでの人生経験の中で、苦しい事が2度と起きないように、脳が身体がコントロールしているという事です。脳や身体は、健康第一に考えているので、「もうそれくらいでいいんじゃない？」と自分自身に呼びかけることで人の行動をやめさせようとします。
また、ストレスを受けた体験を繰り返そうとした際に、その行動を必死に止めようとするのです。ゲーム企画を考えるストレス、技術的困難からくるストレス、これらは非常に苦しいものですから「逃げたい」という指令が飛んできても不思議ではありません。
ネガティブ思考からの脱却法
脳や身体が拒否するからと言って、素直に従っていたらゲームは一生作れませんよね。
悲観的な思考から脱却するには、まずその根底にある原因を理解し、それに対処する必要があります。以下に、悲観的思考を和らげるための具体的な方法をいくつか紹介します。
- 現実を受け入れる悲観的になる原因は、現実と期待のギャップにあることが多いです。現実をありのままに受け入れ、コントロールできないことに対しては受容の姿勢を持つことが大切です。自分ができることとできないことに分けて、できないことは人に頼りましょう。
- ポジティブな側面に焦点を当てる: どんな状況にもポジティブな側面は存在します。意識的にポジティブな面に注目することで、悲観的な思考のパターンを変えることができます。好きな事は「楽しい！」という感情が湧いてきます。それを見逃さないようにしましょう。
- 問題解決能力を養う: 悲観的な思考は問題に対する不安から生じることが多いため、問題解決スキルを向上させることで、これらの不安を減少させることができます。たくさん失敗して、立ち上がる練習をすると、自然にこの能力が育ちます。
- 感謝の気持ちを持つ: 日々の小さな幸せや成功に感謝の気持ちを持つことで、心の状態が改善され、悲観的な思考を和らげることができます。あなたに嫌がらせをしてくる人でも、「あの嫌な人がいたから、それ以外の人のありがたみを知ることができた」くらい感謝の気持ちを持ちましょう。
- 社会的サポートを求める: 友人や家族からのサポートは、悲観的な思考を和らげる上で非常に効果的です。自分の感情や考えを共有し、他者の視点を得ることで、物事の見方が変わることがあります。無理な時は、助けてもらう！そういうマインドを持っておく事です。
悲観的な思考は、自分の事を守るためのメカニズムです。しかし、それが過剰になると私たちの成長や幸福を妨げることになります。上記の方法を通じて、悲観的思考のサイクルを断ち切り、よりバランスの取れた、建設的な思考へと切り替えていきましょう。
ポジティブ行動の力とその恩恵
ゲーム開発は、難しく考えれば考える程手が止まってしまいます。
私は、その状態の事を「デッドロック」や「フリーズ」と読んでいます。簡単にいうと思考停止して「ぼーっ」としてしまうということです。プランナーには非常に多いんですよ。
楽観的な行動は、単にポジティブな考えを持つこと以上の影響を私たちの人生に及ぼします。行動を起こすこと自体が、自己効力感を高め、周囲の環境や人間関係にも好影響を与えることが科学的に証明されているからです（「アルバート・バンデュラ」の自己効力感に関する論文など）。
楽観的な行動が私たちの心理に及ぼす効果と、それがどのように影響を与えていくのかを学んでいきましょう。
楽観的行動の心理的メリット
まずは、「なんとかなりそうだな」と声に出して言ってみてください。深く考えずに、声に出すだけで問題ありません。その場で、軽くジャンプするのも良いでしょう。
しかるべき行動の前に、楽観的な行動を取り入れることで、まず私たちの心理状態に以下のようなポジティブな変化が見られます。
- ストレス耐性の向上: 楽観的に行動する人々は、困難な状況に直面しても、それを乗り越えるための解決策を見つけ出す傾向にあります。これにより、ストレスに対する耐性が高まります。私も、「もうこれ以上良いアイデアを思いつかない…」と苦しんだ夜が何度もありましたが、なんとかなってきました。
- 幸福度の増加: 楽観的な行動を取ることは、幸福感と直結します。目標に向かって積極的に行動することで、達成感や満足感が得られるからです。ずっとストレスで苦しんでいると、脳や身体を壊してしまいます。
- 関係性の改善: 楽観的な人は、他人との関係構築においてもポジティブな影響を与えます。人は自然とポジティブなエネルギーを持つ人々に惹かれるため、より良好な人間関係が築かれやすくなります。ずっとため息ばかりついているメンバーは、遠ざけた方が良いでしょう。
小さな行動が引き起こす大きな変化
どんな偉大な事業も、最初は小さな一歩からスタートしています。とんでもなくヒットしているゲームやそれを作った人を神格化しすぎて見失ってしまう人は少なくありません。どれだけ小さくても構わないんです。まずは１歩踏み出す事が大事です。
楽観的な行動は、小さな一歩から始めることができます。そして、その小さな一歩が、予想外の大きな成果をもたらすのです。
- 自己効力感の向上: 小さな成功体験は自己効力感を高めます。たとえば、小さな目標を立ててそれを達成することが続くと、より大きな目標に挑戦する勇気が湧いてきます。ゲーム開発の世界では、「天狗」や「うぬぼれ」、「根拠のない自信」こういうものが大事な時もあります。
- 波及効果:チームでの楽観的な行動は、会社内や社外のチームにも良い影響を及ぼします。例えば、健康に対する楽観的な行動が、仕事先の人間関係にもポジティブな影響を与えることがあります。苦しい時に弱音を吐くのは当たり前です。ポジティブに対応すれば、その変化に気づくことができるでしょう。
- 社会への貢献: 楽観的な行動は他者にも影響を与え、社会全体の雰囲気を明るくします。一人一人の楽観的な行動が集まることで、社会全体がよりポジティブな方向へと進みます。他人を責める組織では心理的安全性が下がり、極端に生産性が下がってしまいます。
楽観的な行動を取り入れることは、自分自身だけでなく、周囲の人々や社会全体にも良い影響を与える可能性があります。小さな行動から始めて、その波及効果を実感してみましょう。そして、楽観的な行動がもたらすポジティブな変化を自分の人生に取り入れ、充実した毎日を送りましょう。
行動を促す心理テクニック
ゲームを作ろうと思ったなら、すぐに取り掛かることができる。そういう人になりたいですよね。
行動を起こすための心理学的アプローチは、私たちが目標に向かって一歩を踏み出すのを助け、成功へと導く重要な手段です。「行動を促す心理的トリガー」と、「日常生活で実践できる行動促進テクニック」について深掘りしてみましょう。
行動を引き出す心理的トリガー
行動を促す「きっかけ」作り、自分と約束してしまいましょう。行動に繋がるには「約束」するということがとても大事になります。誰かと約束した場合、人はそれを裏切れないという気持ちが湧いてくるものですから、自分と約束する形にしてしまいましょう。
1. 成功への確信
行動を起こす最初のステップは、自分が目標を達成できると信じることです。自己効力感が高い人は、困難な状況でも諦めずにチャレンジし続ける傾向があります。「開発したゲームが、爆発的ヒットする」そういうイメージを強く持ちましょう。
2. 具体的な目標設定
具体的で達成可能な目標を設定することは、行動を促す強力なトリガーになります。目標は明確で具体的であるほど、行動への動機づけが高まります。最初は、「５分考えてみる」みたいな簡単な目標で十分です。
3. 周囲のサポート
友人や家族からの支援は、行動を促す大きな力となります。他人からの励ましや承認は、自己効力感を高め、目標に向かって努力を続けるモチベーションを与えます。開発したゲームを誰かに見せる約束をしてしまいましょう。開発したゲームを発表できるイベントに登録するのも効果的です。
日常で実践できる行動促進法
どんなに些細なことであっても、行動さえしていれば実力が鍛えられます。なので、最優先すべきなのは「行動すること」です。内容の大小など関係ありません。ここでは、いくつか行動を促す具体的なテクニックを紹介します。
1. 小さな目標の設定
大きな目標を小さなステップに分割し、一つひとつ達成していくことで、自信と達成感を積み重ねます。これは、大きな目標に対する圧倒的な感覚を減少させ、継続的な行動を支援します。ゲーミフィケーションでは、こういった取り組みが非常に多いです。
↓こちらの記事を参考にしてみてください。
2. 環境の最適化
行動を促進するためには、物理的な環境も重要です。目標達成に必要な道具を準備し、邪魔になる要素を取り除くことで、行動のハードルを下げます。机の周りを掃除したり、細々とした仕事を片付けてしまうのが効果的です。
3. 目標の可視化
目標や進捗をビジュアル化することで、モチベーションを維持しやすくなります。目標達成ボードや進捗グラフを作成し、達成した小さな目標ごとにマークすると良いでしょう。
4. 習慣形成のコツ
一度に多くの変更を試みるのではなく、小さな行動から習慣化を目指しましょう。例えば、毎日10分だけでも良いので、新しいスキルを学ぶ時間を設けるなど、小さな習慣が積み重なって大きな成果につながります。
5. 自己報酬の活用
小さな目標を達成したら、自分自身に何らかの報酬を与えることで、次の行動へのモチベーションを高めます。この報酬は、好きな映画を見る時間を設けるなど、シンプルなもので十分です。
行動を起こすための心理学的アプローチとテクニックを活用することで、目標に向かって着実に前進し、自分自身の可能性を最大限に引き出すことができます。今日からこれらのアプローチを試し、新たな一歩を踏み出しましょう。
まとめ 悲観から行動へ、一歩を踏み出す
いかがでしたでしょうか？今回は、ゲームクリエイターとして、数多くの困難に直面してきた私が「行動」についてまとめてみました。
私の考え方が変わり始めたのは、何度も何度も壁にぶつかり、社会的に実績が蓄えられてからでした。「どんなに大きな成功であっても、最初は驚くほど小さな一歩から始まっている」そういう経験を何度も繰り返す事で、最初の一歩から未来の成功を想像できるようになってきたんです。
悲観的なエネルギーは、とても素晴らしいエネルギーです。
あなたも、この記事を読み、行動することで未来を変える一歩が踏み出せる事を願います。素敵なゲーム開発ライフを！
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