こんにちは!コンじゃぶろーです!
NintendoSwitchソフト「なびつき はじめてゲームプログラミング」の、7つのレッスンが終わったので、ひとまず1つゲームを作ってみました。
はじめてゲームプログラミング 「マグロ集めゲーム」紹介
コンじゃぶろー公開ゲーム「マグロ集め」
ナニコレ?
はい、私にもよく分かりません。マグロにあてられたのか・・・興奮しながら作ってるうちに、こんな感じになっちゃいました。
マグロ集めゲーム概要
このゲームですが、最初は別のゲームを作っていったんですけど、途中でバグが出まして、そのバグをうまいこと利用したら面白いものができたので公開しました。
操作方法
Lスティック:キャラクターの移動
Bボタン:ジャンプ
コース概要
スタート地点付近です。黄色いボタンを押すと、大量のマグロが降ってきます。
2つ目のボタンです。少し大きなマグロが降ってきます。
少し道幅が狭くなってきて、難易度があがります。
そして、3つ目のボタン これを押すと超巨大マグロが降ってきます。
このステージくらいの大きさのマグロが降ってきますが、運が良ければ何もせずに落ちます。
テクニックで落とす事も可能です。
最後の細道です。ここでラストのマグロを吸引して、渡り切ればゴールは目前
ゴールラインを割ればゲームクリアです!
できるだけたくさんのマグロを集めてゴールしましょう。
基本ルール
ステージ奥の、ゴールラインを越えたらゲームクリアです。
マグロは、近づくと吸い付きます。(たくさんのマグロを引き寄せすぎると動きづらくなります。)
途中、3つの「マグロぼたん」をすべて押してゴールラインをクリアすると完全ゴールとなります。
それでは、どうやってこのゲームが生まれたか紹介します。
はじめてゲームプログラミング「マグロ集めゲーム」ができるまで
気負わずに、心のおもむくまま作ったのでそんなに大した目的のあるゲームではありませんが、「振り返る」事は大切なので解説します。
「何つくろう?」で、悩んでいる方がおられたら参考にしてもらえたらと思います。
今回のゲームに関しては、ほとんど一筆書きのように、ぱぱぱっと作っちゃったので、自分でも整理しながら描いてます。(意外と、こういうの大事なんですよ)
作業順序をおおまかに分けるとこんな感じでしょうか
- とっかかり
- 調査パート
- 検証パート
- 制作パート
- テストパート
このあたりの作業順序は、開発者によって違ってくるとは思います。
いろいろと試して自分なりに探していきましょう。私自身、今回振り返ってみて、たまたまこのような手順かなぁ、という感じです。型にはまりすぎずにやってけばいいと思います。
はじめてゲームプログラミング ゲーム作り とっかかり
まず、何作ろうかなぁ?と考えていたら、家族からリクエストがありました。
「吸い込んで、竜巻みたいになりながら進むゲーム作って」
今回は、お題をもらえるケースです。0の状態から提案する場合もあるんですが、今回はちょうどよいなぁと思って「吸い込む 竜巻」のゲームを作ろうと思いました。
「とっかかり」で大事なのは、いろいろあると思うんですが、その一つに「シルエット」があると思います。ゲーム画面のシルエットを想像してみて、竜巻がぐわんぐわんと動いている(操作している)そういうのは、なんか良いなぁと思いました。
ゲーム作りの「とっかかり」に悩んだ時は、シルエットから考えてみよう
コンじゃぶろー語録
ゲームランキングとか、ぼーっと眺めて、ゲームのシルエット(見た目・コントラスト・操作感等の大雑把な印象)でとらえると、いろんなパターンが見えてきますよ。
はじめてゲームプログラミング ゲーム作り 調査パート「引力ノードン」
とっかかりが決まったら、次にするのは調査です。
「引力」として何かを吸い込むのに使える「ノードン」はあるかなぁ・・・と、リストを眺めていると
「モノをワープ入口(出口)」「引力ノードン」このあたりが使えそうだとわかりました。
はじめてゲームプログラミング ゲーム作り 検証パート
さっそく、引力ノードンを使ってみました。
検証①まずは使ってみる
すると、いきなりドンピシャで、イメージ通りの状態になったので少しテンション上がりました。
しかも、なんだか吸い付いた後の移動にクセがあったので、これは「ゲームになるかも」と感じました。マグロをたくさん吸い付いたら、移動しづらくなる(難易度が難しくなる)のでは?
さっそく検証してみました。
検証②マグロの数を増やしたら、移動しづらくなる?
思った通り、移動しづらくなりました。
ここで、思わぬ副産物が見つかりました。マグロを大量に吸い付いた状態でジャンプすると・・・
どこまでも空高く飛んで行ってしまったのです。
正直、心の底から笑いました。少し、夜中でテンションがおかしかったというのもありますが、これは面白いと思いました。
検証から導きだした結果としてまとめた方向性は、以下の通りです。
- マグロがたくさん吸い付く絵面(えづら)
- マグロがたくさん吸い付くほど難易度が上がるステージ構成
- ぶっとんでいく時に笑える演出
はじめてゲームプログラミング ゲーム作り 制作パート
ここまで、くればあとは一番楽しい部分しか残ってないです。
楽しい!と思う感情を、その熱量をそのままプログラムにぶつけましょう!この時点で「うーん」となったなら、最初からやり直すのも手ですが、つまらないと感じているものでも作れば作っただけ「力」になるのがプログラムです。やっていきましょう!
マグロがたくさん吸い付く絵面
まず、作り始めたのは、最初のステージです。
一応、猫の肉球をイメージして広いステージを作って、魚を降らせようと考えました。
最初は、スタート直後に自動でぼたぼたとマグロが降ってくる感じでしたが、とても難しくなりすぎてしまったので、ボタンを押して降ってくるようにしました。
「マグロあります」って書いておけば、押したくなりますし、初見で見過ごしても、後で必ず踏む位置にボタンを用意しておけば「黄色いボタン=マグロが降ってくる」と「意味づけ」は出来ると思いました。
何か所か、マグロが降ってくる場所を用意して、マグロが吸い付く様を楽しめるようにしました。
マグロがたくさん吸い付くほど難易度が上がるステージ構成
マグロがたくさん吸い付いた状態だと、色んな方向の力に引き寄せられて移動が難しくなります。なので、後半にいくにつれてステージの幅を狭くしました。
ここはそれくらいです。
シルエット的に変化をつける為に、少し高低差をつけたりしました。
せっかく、マグロがたくさん吸い付いたら難易度が上がる要素ができたので、すべてのスイッチを押した場合(すべてのマグロを開放して吸い付かせた猛者)には、ゴール地点で祝福する仕組みも加えました。大切ですよねこういうバカっぽい要素。
ぶっとんでいく時に笑える演出
マグロが、キャラの下に来た時はジャンプができる事は分かりましたが、なぜかジャンプを繰り返すとマグロのツルツルの効果なのか、ものすごい勢いで宇宙まで吹っ飛ばされます。
なので、ある程度の距離打ちあがったら、叫び声や爆発エフェクトを入れました。
何で爆発するかって?
そりゃぁ・・・あれですよ
マグロって全身筋肉みたいな感じでエネルギーがすごいじゃないですか
あれが寄せ集まって、その・・・爆発するんですよ。芸術は爆発です。
はじめてゲームプログラミング ゲーム作り テストパート
最後のパートは、テストです。
実は、ゲーム作りでは、一番大事かもしれません。
実際にプレイ(確認)してみて、最初狙っている印象が与えられない場合は「調整する」
この「確認」と「調整」をどこまでやったかで、ゲームのクオリティを大きく変わります。このパートが一番時間使いますね。
ただ、ひたすら「地味」です。
私は、ここが結構好きな人なので、向いてると思ってます。
少し、自己暗示に近いですが。。。
ゲーム作りは、結構「地味」なのよ。自分は「地味」なの結構好きです。と、毎日自己暗示かけて行動すべし
コンじゃぶろー語録
今回は、マグロとともに打ち上げられた時の、カメラワークの調整や、効果音、エフェクトのタイミング調整に時間をかけました。
プログラム部分も見てもらえればいろいろとごちゃごちゃやってるなぁと思ってみてもらえると思います。
長々とご清聴ありがとうございました。
最後に、ここまで読んでいただいた方へ特別に「マグロ集め」の攻略情報を
最初落ちてる、3匹のマグロをゲットして、降る前の待機マグロの下で数回ジャンプするとマグロが飛散します。飛散したらゆっくりとボタンを押して攻略してください。
ただ、すべてのマグロを正攻法で吸着させてクリアした事もあるので、いろいろ楽しんでみてください。「引力ノードン」と「マグロ」の思わぬ特性に気付けるかもしれませんよ。
ではでは、また。皆様のよいゲーム作りをお祈りしております。
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