8割の人が諦める「ゲームクリエイターは、特別な人がやる職業」という幻想(ゲームクリエイターに本当に必要なスキル)

ゲーム作り
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コンじゃぶろー
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こんにちは!コンじゃぶろーです!

偶然通りかかった駅で、燕の巣に大きな燕が5匹いて、巣立つ瞬間に立ち会いました。親鳥は、少し離れた電線でじっと見ていて。巣立つ燕と巣立てない燕のドラマを目の当たりにして、親目線で応援してしまいました。

身体は小さくても親の暖かく包み込むオーラっていいですよね。自分にも、そういうモノがあるのか考えさせられました。

自分の子供が成長した時、進路に迷っている時は、寄り添ってあげたいなぁと思いました。

今日は、そんな進路に関係する内容です。

8割の人が諦める「ゲームクリエイターは、特別な人がやる職業」という幻想(ゲームクリエイターに本当に必要なスキル)

今日は、ゲームクリエイターになりたいと思っている人に向けて記事を書きたいと思います。

ゲーム業界には、独特な幻想があって、クリエイターに必要なモノ、求められてるいるモノが、霞がかっていて分かりづらくなっています。

その為に、多くの才能が埋もれてしまっているように感じます。

ゲームの専門学校でも、40人クラスのうち32人くらいはゲーム以外の進路に進んでいるし、ゲーム会社に入ってからも、ゲームとは関係無い仕事を担当している人は多いです。

この記事を読んで、ゲーム業界を正しく目指そうと思ってくれる人が増えるとなによりです。

ゲームクリエイターのイメージ

ゲームクリエイターって、今の子供達にとってどんなイメージですかね?

今は、YouTuberの方が人気かもしれないですが、私の子供の頃は、かなり人気の職業でした。その為、特別な才能を持っていないと就けない職業と言われていました。

この業界に入ろうとした頃も、友達全員から辞めておけと言われましたし、親からも猛烈に反対されました(笑)

もし、まだ雲の上の職業だ!ひと握りの天才しかなれないと感じている人がいたならば、それは幻想です。

必要なのは、業界の事をよく知り、自分の気持ちに向き合う事です。

どうして、ゲーム業界で働きたいのか?という問題に、しっかり向き合っていないと、入ってから後悔する事も多いです。(実際、やりたい事と違う事してる人はかなり多く、悩んでいる人も多いです。)

では、まず業界について紐解いてみましょう。

ゲーム業界ってどんな感じ?

今は、登り調子です。

イケイケのIT業界とも近いので、引っ張られる形でとても元気です。リモートワークと相性が良いのも追い風ですね。

でも、お金持ちは少ないです。夢のある華型職業なので、応募も多く(代わりはいくらでもいる感によって)比較的に単価の安い職種が多いです。まぁ、お金使いの荒い人も少ないので貯金は多いと思います。

少し前まで、かなりヤバイ状況(ゲームする人が減っていた)でしたが、在宅ワークや、休日の自宅待機が増えてゲームの需要は増して盛り返してきています。スマートフォンで遊べるゲームも、課金ガチャ関連は盛況です。

ただ、昔ほど冒険出来ない状況で、職種も驚く程増えています。色んな職種が増えすぎてゲーム全体の仕様を把握している人は、ほんの一握りという状態だと思います。

「面白いゲーム作りたい!」を目指す人が1番多いのに、それが出来る職業がかなり限られてるのが、今のゲーム業界です。

会社によると思いますが、新人はまず携われないでしょうね。

個人でゲームを作る環境や、販売出来る場所が整ってきているので、「面白いゲームが作りたい!」と思う人は、会社に属さないというのも選択肢として良いと思います。

私が、ゲーム業界の門を叩いた頃は、ゲーム会社に入らないとゲーム作れないと言ってもおかしく無い状況でした。

あの頃も、フリーの人はいましたが、今程では無かったように思います。

どういう人が、ゲームクリエイターとして求められてる?

幻想を抱きやすいポイントとして、「特別な才能」が求められてると勘違いしてしまう事かと思います。

「売れるゲームを作れる!」とか「人とは違うアイデアが思いつく!」とか

それ、幻想ですよ!

そんな幻想を見て諦めるのはもったいない!

1番求められているのは、グループ作業が出来る人です。

会社で作るゲームの規模は、ハリウッド映画並みに大きくそして人員の数もかなり増えている為、1人ではどうしても作れません。

人と関わらない仕事を探す事の方が難しいですよね。そういう意味で、他の職業と何もかわりません。

人付き合いが苦手な人も結構多いですが、根本的に辛そうです。

どういう人がゲームクリエイターしてる?

ズバリ言うと

休みの日もプログラムしてる人(絵を描いてる人)です。

実は、こういう人は、かなり少数派です。でも、凄く頼りになるというか、「キーメンバー」となる人は、こういう人です。

そんなに毎日プログラムしてるのに(毎日絵を描いてるのに)、どうして休みの時もやってるの?

特別な才能というより、本当に好きでやってる的な感じです。

プログラムをする、絵を描くという事が、生きるのと同じくらい好きみたいです。

こういう人には、不思議と重要な役割が任せられていきます。ゲームバランスを左右する部分に携わるようになるという事です。

嫌いではないけれど、好きでも無いという人の方が、実は多かったりしますが、ドライに仕事として、ゲームの根幹とは関係の無い部分を担当していくようになります。(業界にとっては、重要な役割の人です。大好きです。)

仕事としてはやってますが、もし「面白いゲーム作りたい」と思っていたら、ちょっと不幸かもしれません。悩んでいる人も多いです。稀に、天職だと感じる人もいます(なんでも、やってみるもんですね)。

やってる時間が多いので、年々その技術差は開いていきます。前向きにやってるから、吸収力も異常に高いです。

それって、やっぱり特別な才能なんじゃ?

ここまで読んでいて、いや、それが特別な才能ですやん?と思った人も居ると思いますが、どんな人も最初は、そこまで技術的にも差は無くて、どんぐりの背比べみたいな物です。

大事なのは、「好きな事」だって事です。

これって、全ての業界に必要の事ですよね?

エンタメ業界には、特殊な幻想が邪魔して見えづらくなってしまっていますが、どの業界でも同じ事です。

スポーツ界、営業、法律、医療、農業、漁業、・・・などなど、どの業界も同じです。

ゲーム業界で言えば、「ゲームを作る事」が好きだと分かってから入った方が良いのですが、ゲーム作った事も無いのに応募する人が多いおかしな業界だったりします。

自分が好きかどうかも分からないのに、入るって怖くないですか?野球やった事の無い人がメジャーリーグのトライアウトに応募するのと同じなんです。

そりゃ無謀な・・・って話です。

でも、それでも出来るのがゲーム作りの怖い所で、勉強さえすれば、好きでなくても特別な才能や能力が無くても出来てしまうので、ゲーム作りをせずに門を叩くゲームクリエイターは多いです。

もし、そんな人が本当に好きな事を自覚し、その業界へ突き進んだならば、日本はもっと発展すると思いませんか?ゲーム業界も、もっと才能が集まると思いませんか?

今、コンじゃぶろーは、ゲーム業界に才能の停滞が起きてると感じています。

ゲーム作ってみると分かる

自分が「ゲーム作り」が好きかどうかは、ゲームを作れば分かる事です。

いやいや、コンジャブローさん!そんな簡単にゲームが作れる環境なんて・・・

あっ・・・

「はじめてゲームプログラミング」があるじゃないか!?

紹介動画
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はい、あるんです!しかも、簡単に公開出来る!他の人に遊んで貰う喜びを味わうと、本当にヤバイですよ

他にも、unity、アンリアルエンジン 等、個人でも本格的に作る環境が出来ています。

一回作ってみて下さい。そうしたら、好きかどうか確認する事ができます。

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コンじゃぶろーが選んだゲーム業界

好きかどうかは、作ってみれば分かります。時間を忘れて夢中になって取り組めたならば、ゲーム業界は確実に向いています。

ゲーム業界は、サービス業です。誰かを喜ばす為に存在している業界です。

誰かを笑顔にする事が出来るって最高じゃないですか?あ、これも、ゲーム業界だけに限らない全ての業界に共通する事ですね。

特別なアイデアが無いとなれないと思っている人へ朗報です。実は、特別なアイデアを出すって事は、才能では無くて技術です。たいてい才能で片付けられてしまう事は、全て技術です。(本当に空から突然降ってくる系の人もいますが99%技術です。)勉強すれば、食べていくには困らない状態になります。ここらあたりは、また時間を見つけて記事にしたいと思います。

皆様が、将来の仕事を決める一助となれば幸いです。

長々とご清聴ありがとうございました。

ではでは、また。皆様のよいゲーム作りをお祈りしております。

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