プロジェクト立ち上げのスタートダッシュ!初心者向けスケジュールガイド

プロジェクト立ち上げのスタートダッシュ!初心者向けスケジュールガイド さしあたり、いま思う事
この記事は約11分で読めます。

スケジュール管理が苦手…。

何から考えたらいいか分からない…。

スケジュール管理の最初の一歩に悩んでいる方は、こちらの記事をどうぞ。

コンじゃぶろー
コンじゃぶろー

こんにちは!コンじゃぶろーです!

個人でゲーム開発する場合に、ほとんどの人はスケジュールを立てずに進行してしまいます。スケジュールを立てずに進行すると、行き当たりばったりの進行になってしまう為、失敗しやすくなります。また、記録も残りづらく改善しづらい状態になってしまいます。

日本は世界のトップグループから大きく引き離されてしまっているので、生産性の低下は大きな課題です。失敗したとしても、それを次の開発で活かせるように、(記録の意味でも)スケジュール管理を取り入れるようにしましょう。

私自身も、学生の頃は「なんとなく」で進行してしまっていたことが多々あり、その都度大失敗していました。

とはいえ、スケジュールが大事だということは誰もが理解しているところだと思います。問題は、どこから手をつければ良いのか分りづらいということでしょう。

この記事では、プロジェクト立ち上げ部分の注意点をまとめました。スケジュール作成が初めての方は、こちらの記事を参考に進めてみてください。

本日の記事、重要なポイント

  • スケジュールの悩みを「いつ」「誰」に聞く?
  • 何にでも必要「いつ」「誰」に聞く力

スケジュール作成の初歩:迷ったあなたへの第一歩

スケジュール作成の初歩:迷ったあなたへの第一歩
スケジュールが、作れない理由は?

1つの仕事環境から出てくる問題って、同じような問題ばかりです。

みんな、同じ事で悩んでるんですよ。でも、本人は気づかない

ちょっと意見交換したら解決できる事は、山ほどあったりします。

仕事をスムーズに進めるには『いつ』『誰に』聴けばいいか?が、分かるようになっておく事が重要です。

昔であれば、飲みニケーションというコミュニケーションツールを使って(ただの飲み会です)、ちょっとした意見交換で、解決したりしました。

でも、最近は、リモートワークが広がってきたり、飲み会や食事会等も敬遠されるようになり、皆が何に困っているのか、話をする機会が少なくなっているように思います。

このあたりが、リモートワーク状態でも「どう対応するか?」が分かれば、悩む人も少なくなりそうですね。

趣味を通じて広がる世界!コミュニケーションの鍵

最適なタイミングと相談相手の見つけ方

最適なタイミングと相談相手の見つけ方
誰に相談する?

スケジュールに関して人に相談するタイミングは、「分かる作業」と「分からない作業」を洗い出したタイミングです。

スケジュールで、分からない時は、どんどん人に聴くのがいいのですが、それがいつなのか分からないから、多くの人が悩みます。

まずは、「いつ」聴くか?に絞って考えてみましょう。

「いつ」に絞れば、「何を」聴くか見えてきます。

スケジュールを立てる前のアドバイス収集

スケジュールを立てる前のアドバイス収集
スケジュール立てる前に聴く?

不安であれば、スケジュールを立てる前に聴いていいと思います。

でも、スケジュールを立てる前から、誰かに相談したら、あなたがスケジュールを立てる意味がないですよね。

全部、相談相手がやった方が早くなってしまいます。

相手の時間を奪ってしまうのは、なんだか悪い・・・」そう思ってしまう、心の優しい人もいるんじゃないでしょうか?

じつは、この心理的な圧力「相談できない」を生んでしまっているのです。

このストレスは、良いストレスです。

誰かの時間を無駄遣いしないようにする為のストレスなので、誇りをもってください。

そして、正しく恐れて「正確なスケジュール」を立てられるようになりましょう。

聴かない事が、相手の負担軽減になるのは事実ですが、案件が炎上して尻ぬぐいするなら、どんな状況でも「先に相談してほしい」

それが、相談される側の意見かなと思います。

なので、不安に思ったら「聴く」が正解な気もします。

「聴くは一時の恥、聴かぬは一生の恥」ですね。

5分でできる情報共有!チームを強くする「一石三鳥の問いかけ」

スケジュール立てる前の相談に関して大切な事まとめ

  • 不安に思ったら相談する
  • 相手の時間を「奪ってしまう」と考えすぎない
  • 炎上されるくらいなら、先に相談が欲しい

完成したスケジュールへのフィードバック

完成したスケジュールへのフィードバック
スケジュール立て終わってから聴く?

スケジュールを立て終わってから聴くのは、半分正解だと思います。

相手の時間は奪ってないんですが、自分の時間をかなり奪ってしまっているからです。

きっと、「分からない事」に関して、あれこれ調べたりしてしまったと思います。

分からない事新しい技術を調べて予定を立てるって、結構時間がかかってしまいます

「新しい技術の習得」も絡んでくると、「スケジュールを立てる」と「勉強する」が、ごちゃまぜになって、いつの間にか何しているのか分からなくなります

ゲーム開発や、システム開発になると、ここに「設計する」も入っていたりするわけですから、まさに大混乱です。

何日かして上司から、「スケジュールいつできるの?」と、言われたら・・・

「ドッ、キーン!」てなって、ショックのあまり寝込んでしまうかもしれません。

なんだかんだ、アレコレしてスケジュールを全部立てたとします。

すると、その状態で見せられた上司は、「ちょっと困る」気持ちが出ます。

完成してしまっていると、変更しづらいんです。指摘もしづらい

全て出来ている状態で、見せる事ができるので「あなたの考え」が形になっているのはいいと思います。

でも、この状態で相談された時、相手は「やってみなはれ」にしかならないです。

まめな人であれば、細かくレビューして問題がある箇所を見つけてくれるかもしれません。

上司の中には、「失敗してこけるのも勉強」と、とらえている人もいるので、相談されてもスルーされたりしまう

これは、あんまり相談に乗ってもらえてないって事です。

上司と呼ばれる人達は、基本的に時間に余裕がありません。自分よりも忙しいからです。

なので、深く見る時間も無いって事ですね。

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スケジュール立てた後の相談に関して大事なことまとめ

  • 相手の時間だけじゃなくて、自分の時間も大切に考える
  • スケジュールが出来上がってから相談すると、変更しづらい
  • しっかり相談に乗ってもらえない事が多い

明確なゴール設定:「分かる部分」と「分からない部分」の区別

明確なゴール設定:「分かる部分」と「分からない部分」の区別
分かる部分と、分からない部分を、明確にする。

分かっている部分だけ出して、分からない部分は「分からないです」と意思表示して相談するのがいいです。

相談される側も、「分からない部分」が出ている状態で相談されるので、解答しやすくなります。

「分からない部分」が分からない時、どうしたらいいの?

「分からない部分」が分からない時、どうしたらいいの?
何が分からないか、分からない人へ

「分からない部分」が何なのか「分からない」という人もいると思います。

仕事をしていると、こういう不思議な事が起きるんです。

料理を知らない人に、「タンドリーチキン作って」というのに似ていて、何から手をつけたらいいかが分からない場合、特にややこしいです。

そういう場合に、自分で気づく為のコツがあります。

「分からない部分」をあぶりだすコツ

「分からない部分」をあぶりだすコツ
分からない時は、細かく分類する。

「1つの作業が、1時間~30分以内になるように細かく分解する。」です。

1時間~30分以内にできない作業は、「あんまりよく分かってない」作業です。

もっと、細かくてもOKなんですけど、あまり時間をかけない事も大事なので、「1時間以内にできないなぁ」と思ったら、次々に飛ばしていきましょう。

この時、ちょっと調べて分かるようなものなら、調べた内容をどこかにメモしてみましょう。

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実践!料理を通じたスケジュール作成の細分化

実践!料理を通じたスケジュール作成の細分化
料理は、スケジュール作成のヒントになる。

日頃から、作業を分解するトレーニングをすると、スケジュール作成に役立ちます。

そんな時、僕は、「料理」をおススメします。

「料理の段取り」って、めちゃくちゃスケジュールの組み立て練習になるんです。

社員の面接や、研修に取り入れてる会社も多いみたいです。かなりおススメな訓練方法です。

例えば「タンドリーチキン」を作る場合

タンドリーチキンの作り方
タンドリーチキンを作ってみよう。

①タンドリーチキンの作り方を知らずに考えた手順

①タンドリーチキンの作り方を知らずに考えた手順
人と同じで、スパイスには、それぞれ個性がある。
  1. スパイスを作る
  2. 肉を付け込む
  3. 焼く

分からない事は、「スパイスって、どんな調合をすればいいんだろう?」とか、「肉って何時間つけこむ?」くらいでしょうか?

②タンドリーチキンの作り方を調べてみる

②タンドリーチキンの作り方を調べてみる
レシピは、ネット上に山ほどある。

少し、タンドリーチキンの作り方を調べて手順を分解してみました。

  1. 肉の下処理(調べて新たに追加した作業)
    1. 4等分に切る
    2. 塩・コショウを振ってもむ
  2. スパイスを作るスパイスの調合レシピは種類多すぎ!「あの味」が分からない)
  3. 下処理した肉を、スパイスに付け込み冷蔵庫で1時間付け込む)
  4. 焼く
    1. 皮目をパリっと焼く(★何分くらい?)
    2. 皮目じゃない方に焼目をつける(★何分くらい?)
    3. フタをして、弱火で4分蒸し焼き

緑文字の部分は、追加したり分解した箇所です。「★」の部分が良く分からなかった箇所ですね。

ここを、料理の詳しい人に聴いてみればいいんです。

料理の場合は、ネット上に詳しく書いてあったりするので、たいてい誰かに聴かなくても分かったりします。でも、そんな状況でも上記の「★」の場所は「あいまい」な部分だったりします

最新の技術であれば、詳しい記事がない事や、全部英語の記事の場合もありますが、

実際は、色んなパターンがありすぎて、結局答えが分からない事の方が多いです。

料理も、ゲームも、作り方は、たくさんあります。

できれば、同じ組織内のやり方でやった方がいいですよね。

気軽に聴いていきましょう。

作業を分解して「聴くべき場所」を、明確にしたら、相談される側の人も答えやすくなります。

社内の人に聴くハードルが下がりますね。

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「誰に」聴く?最適なアドバイザーの選び方

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誰に相談しますか?

スケジュールを細分化しました。

あいまいで、よく分からない作業もあぶり出しました。

さて、それを誰に聴けばいいでしょう?

誰に聴いたらいいのかが分からなければ何でも相談できる人に聴きましょう

相談されやすい人は、よく相談されやすいので、「誰が」「どんな情報」を持っているかを知っています。知らなくても、知ってそうな人が分かるんです。

徐々に、誰に何を聴いたら、いいのか分かっていくようになるので、分からなければ聴きやすい人に聞けばいいんです。

会社であれば、直属の上司でしょうか。

いつでも聴ける相手を、1人や2人作っておくと、とても便利です。

聴かれた人も、勉強になるのでとてもいい事だったりします。

どんどん活用しましょう。

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「いつ」「誰」に聴くスキル:未来への展望

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未来を明るくする人脈作り

ここまで、スケジュールの立て方に対して、『「いつ」「誰」に聴くチカラ』の解説をしてきました。

ただ、これって、スケジュールを立てるだけに使うのは、もったいなかったりします。

例で出した「料理」もそうですし、「旅行」にも使えます。

普段の生活にどんどん取り込んでみて下さい。

空気を吸うように、自然にできるようになれば、人生が楽になります。

そしていつか、見た事も無いような未来の技術を使った「新規事業」を手掛ける時。

必ず、専門家の知識が必要になります。

「いつ」「誰」に聴くマスターになっているあなたは、誰が「未知の技術」に詳しいか熟知している事になります。

自然と、リーダーをまかされる事にもなるでしょう。

社内の誰が、どんな情報を持っているか一番よく知っているのは、きっと、あなただからです。

そういう人は、どんなトラブルが起きても最速で「答え」を出せます

なぜなら、誰が知っているのかが分かるからです。

未来が広がりますね。

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まとめ:スケジュールの悩み、日常のコミュニケーションの中で解決へ

まとめ:スケジュールの悩み、日常のコミュニケーションの中で解決へ
スケジュールの破綻は、人間関係の破綻

スケジュールの悩みに関して、「いつ」「誰に聴くか」という視点で紐解いてきました。

これは、実は「聴く」が楽しくなるマインドなんです。

人間関係の悩みで「聴く」って、中々ストレスだったりします。

だから、もしこの「聴く」が、楽しくなれば人間関係の悩みが減ります

スケジュールが破綻する時は、コミュニケーションが破綻した時です。

便利なツールや、テクニックは、あったら便利です。

でも、会話がなくなってしまった瞬間に、どんなスケジュールも崩壊してしまうという事を覚えておいてください。

重要なのは、普段からの会話

たとえ、ささいな事であっても、会話のある組織はとても強いです。

人は、不安になりやすい生き物なので、会話をしないとどんどん人間関係が悪化します。

こんな時代なので、コミュニケーション大変ですよね。

こんな時代だからこそ、一緒に料理を作るなどして、会話の回数を増やしていきましょう

以上、さしあたり、今思う事でした。

ここまで読んでいただけてありがとうございます。

皆様の良い人生の一助になれば。

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