話がうまく伝わらない…。
説明しても、納得してもらえない…。
プレゼンテーション能力に関して、悩みを抱えている方は、こちらの記事をどうぞ。

こんにちは!コンじゃぶろーです!
プレゼンテーション能力に自信がないとと、仕事や生活などあらゆる分野で生産性が下がってしまいます。特に、対面でのコミュニケーションにおいては、言葉よりも見た目の部分で印象が大きく変わってしまうので、自分が相手にどのように見えているのか?に関しては、気をつけなければいけません。
私も、30歳も半ばを超える頃から、自分の印象について考えるようになり、仕事の姿勢も大きく変わったことを覚えています。
見た目の印象によって相手に伝わる情報は、言葉以上に多いです。それを解明するカギが、「メラビアンの法則」に隠されています。
この法則によると、言葉以上に見た目や声のトーンが大きな影響を与えていると言われています。では、どのようにしてこの法則を活用し、自分の「伝える力」を最大限に高めることができるのでしょうか?
この記事では、話す力、聞く姿勢、見る表情、これらすべてを総合して、伝える力を高めるための具体的な方法をまとめました。録音や録画といった自己チェックのテクニックを駆使し、自分でも気づかない伝え方の癖や改善点を見つけ出しましょう。
この記事が、あなたがより魅力的で、影響力のある人へ成長するための一助となれば幸いです。
本日の記事、重要なポイント
- 伝える時の印象で、相手の理解度は大きく変わる
- 伝える時の印象を確認する方法
「メラビアンの法則」を活かした強力な「伝える力」の秘密

あらゆる提案事には、伝えるチカラが必要です。
伝えるチカラを鍛える事で、普段の生活でも自分のしたい事してほしい事がまわりに伝わり、円滑に物事を進ませる事ができるので、おススメの能力です。
考えを伝えるには、相手と同じ条件で見聞きするのが一番です。
今回は、何かを伝える時の印象のお話と、印象をチェックする方法を紹介したいと思います。
初印象が決め手!メラビアンの法則で伝える力を倍増させるテクニック

伝えた時の印象と、伝えようとしている事の内容にギャップがあると、誤解を生みやすくなります。
そういったギャップを、極力減らす為にプレゼンのリハーサルをしたりすると思います。
資料の見た目をキラキラにしてよく見せる努力をするのも大事です。
しかし、僕は印象と内容のギャップの確認の方が重要だと考えています。
メラビアンの法則を理解し、印象のギャップをなくす

メラビアンの法則というのをご存じでしょうか?
初めて人と出会った時に、ほとんどの印象(第一印象)は決まると言われています。
メラビアンの法則とは、第一印象で重視される要素のパーセンテージを表した法則です。
● 視覚的な印象が 55%
● 聴覚的な印象が 38%
● 言語的な印象が 7%
第一印象によって、その後の印象もかなり影響を受けるので、この印象を意識しなければいけません。
この法則で、勘違いしてはいけないのは、見た目だけ気を付ければいいというわけではないという事です。
①言語的な印象②聴覚的な印象③視覚的な印象の順で、注意すべきだと考えています。
それぞれを、確認に必要な労力で考えた時に
①言語的<②聴覚的<③視覚的
の順に労力が増えていくからです。
言語の修正はすぐにできますが、音声や動画、画像の修正には時間がかかってしまいます。
テキスト(スピーチ内容)ができて、プレゼン資料が出来上がってから内容の変更は辛いですよね。
なので、①言語→②聴覚→③視覚の順に作成しましょう。
伝えたい事と、印象のギャップを見つける方法

伝えたい事と、印象の「ギャップ」は、言語、聴覚、視覚でチェックすると上手くいきます。
何かモノを買ってもらうのに、それが分からない文章(言語)になっていたら伝わらないですよね。
文章が伝えたい内容と違うって事は、ほとんど無いと思いますが、伝えたい内容と音声のギャップは、自分では気づきにくい要素だと思います。
買ってほしいのに、暗くてうらめしい声をしていたら購買意欲がそがれますよね?
また、視覚的なギャップも重要です。
高いモノを買ってほしいのに、プレゼンターの服装がよれよれで高級感が無かったら、大丈夫?と不安になってしまいます。
だから、 自分のプレゼンは、言語、聴覚、視覚 の3点で確認しなければいけません。
ギャップって悪い事だけじゃないんじゃない?


ここまで、ずっと「ギャップ」は敵!みたいなコトを書いてきたので、中には「ギャップ」ってそんなに悪い事なの?と思った方もおられるかもしれません。
「ギャップ萌え」というキーワードが話題になったくらいなので、あえて「ギャップ」を用意しても良いと主張する人もいるくらいです。
ギャップは大事ですが予測を下回る、「ギャップ萎え」に、ならないようにしなければいけません。
自分の伝えたい内容や表現を、客観的に見れていないと、「ギャップ萎え」になっている事にきづけないので。自分の姿を客観的に把握した上で、「ギャップ」を有効利用するようにしましょう。
自分の印象を正しく判断できるようになろうというお話です。
あなたの声が鍵を握る!効果的なコミュニケーションのための声の活用法


さて、それでは伝える時の印象を確認する方法を説明させていただきます。
①言語→②聴覚→③視覚 の順番にチェックするようにしてください。
実際にやってみて体験すると、チェックの出戻りが少ない事に気づいていただけると思います。
声に出して文章を読む


文章を声に出して読むと、おかしな箇所に気づきやすくなります。言い回しがおかしいと、読んだ人や聞いた人に違和感を生んでしまいますので、声に出して読み上げます。
自分ひとりで出来ますし、特別な機材もいらない方法です。
録音した声を聴く


文章の問題が解決したら、次は、その文章を読み上げて録音しましょう。
別の人のプレゼンを聴くつもりで聴いてみて下さい。
話の内容と、声の大きさやトーンがあっているか確認してください。
あっていなければ、合うまでやり直しです。
声の録音は、スマホがあればできるので、こちらも簡単にチェック可能な方法です。
録画して見聞きする


文章と声の印象に問題がなくなれば、次は全体の印象をチェックしましょう。
少し難しいですが、目線、表情、身振り手振りに注意して印象を確認します。
もしかすると、カメラを意識して声色が変わるかもしれませんが、そこは1つ前のステップでチェックしているので、もう一度録音した声を聴きなおしてみるといいと思います。
こちらもスマホがあれば確認できますが、チェックする箇所が比較的多くなりますので、文章と声の印象は先にチェックしてからやった方が効率がいいと思います。
極力、実際にプレゼンする環境に合わせて録画するようにしましょう。
プレゼンに限らず、何かおねだりする時も録画してチェックすると、おねだりの確率があがるかもしれません。(TikTokで公開したらバズるかもしれませんね。と思って調べたら結構あるみたいですね。最近の若い人は進んでる)
誰かの前で、プレゼンする


ここまでこれば、あとは仕上げです。
実際に、相手を想定して誰かの前でプレゼンしてみて下さい。
これはもう最終調整です。
1人だけではできないので、最後の調整の為に誰かに協力してもらいましょう。
もし、これまでのステップをせずに、いきなり見せても「質が悪い」と言われるだけでしょう。
相手の時間も奪ってしまうので避けたいですね。印象の差を見つけることが大事です。
余談 チェックの応用方法


印象チェックの手法に関して説明してきましたが、実はもっとよくする裏技もあります。
それは、「1晩寝かせる」です。
各パートで、1晩おいて翌朝確認すると、より客観的に判断する事ができます。
声に出して録音したものを、翌朝聴く
撮影したプレゼンを、翌朝見る
こうするだけで、かなり質を上げる事ができます。
ゲームの提案や、シナリオのセリフ(脚本)に関しても、この手法で質をあげる事ができます。
まとめ コミュニケーションの極意は、自分を魅力的に見せる技術


いかがでしたでしょうか?「相手と同じ条件で見聞きしてみる」という事が理解していただけたでしょうか?
今回は、主にプレゼンを意識した内容になっていましたが、広く「提案」に関する事であれば何でも当てはまると思います。
録音や録画を使って、自分の印象への気づきに関して紹介させていただきましたが、録音や録画を使うメリットは他にもあったりします。それは「アーカイブ」です。
あとで見返してみると、より深い気づきが得られたりしますし、YoutubeやTikTokなんかにアップして、収益化に利用するという方法もあるかもしれません。
色々試して、自分の印象をよくしていきましょう。
自分の印象をよくするメリットには、「仲間が集まる」「仕事が集まる」「知識が集まる」があると思います。どれも持っていて損するものはありません。
たまには、客観的に自分を見て、相手からどう思われているのかをしっかり観察するのもいいんじゃないでしょうか?
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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