早くいきたければ、一人で行け
遠くへ行きたければ、みんなで行け
そんなこと言われたら、どっちがいいんだよ!って思いませんか?
僕の答えは、集団で早く遠くに行くです。
こんにちは!コンじゃぶろーです!
SNSの波は、私たちの生活に静かに忍び寄り、今やその影響は避けられない存在となりました。このデジタルの海において、一人で立ち向かうのか、それとも仲間と共に航海するのか。それが問われています。「一人で戦うか、仲間と共に進むか。SNS上での集団形成戦略」というテーマで、今回はSNS上での集団形成の重要性とその戦略について掘り下げていきます。
私たちが日常で使うSNSは、単に情報を共有したり、友人や家族とのつながりを維持する手段以上のものです。それは、共通の目的や興味を持つ人々が集まり、自立したコミュニティを築き上げる場ともなり得るのです。この場所では、個々の力が合わさることで、想像もしなかった大きな成果を生み出すことが可能になります。しかし、そこには落とし穴も存在します。一人で全てを背負い込むことの危険性、そして、それが他者の成長機会を奪うことにもなりかねないのです。
本稿では、自立した集団がなぜ強力なのか、そしてその力をどのようにしてSNS上で最大限に引き出すことができるのかを探ります。個々の才能が集まり、一つの目標に向かって努力することの価値、そしてそれを実現するための具体的な戦略について詳しく見ていきましょう。
さて、SNSがもたらす新しい集団形成の可能性に目を向ける時、私たちは何を見出すことができるでしょうか?それは単に数の力ではなく、多様性、創造性、そして持続可能な成長の力です。この力を理解し、活用することで、私たちはSNS上で新たな価値を生み出し、社会に貢献する集団を創造することができるのです。
この旅は、一人ではなく、仲間と共に進むことの美しさを再認識させてくれるでしょう。共に学び、共に成長し、共に成功を分かち合う。SNS上での集団形成戦略を通じて、そんな未来を目指していきましょう。
本日の記事、重要なポイント
- 「ひとりでやる」落とし穴
- 集団の力
はじめに:ひとりか、集団か?SNSでの新たな挑戦
個人の力と集団の力
ひとりで出来ることには限界があります。
全ての作業をひとりで出来るわけではありません。
でも、当事者になると、全部自分でやっている意識はなく、結果的にやってしまっていることはあります。
というのも、世の中には、ひとりでやった方が早い事が多数存在するからです。
特に、僕が主戦場としていたガラケー(フューチャーフォン)ゲームの舞台では、短期間でゲーム開発ができました。
ガラケーのゲームは、3ヶ月くらいで作れるゲームが多いので、1人でできちゃったりします。昔のファミコンやMSXと呼ばれるゲーム機で作る場合も同様ではないでしょうか。
しかし、今のエンタメコンテンツは、1本でも1年や2年かかることも珍しくはなかったりします。そういう時代だからこそ、集団の力を使える人が増えた方が、素晴らしい業界になると思います。
個人行動の落とし穴:SNS時代の独り立ちの問題点
自分の若い頃もそうですが、少し自信過剰気味の人にとって「自分がやる」という選択は、とても簡単な方法です。
アイデアを出したり、仕様を考えたりと、頭を使う仕事に関しては、あまり時間換算せずに考えてしまうからです。考えるのに時間がかかることもありますが、一瞬でアイデアが閃くこともある為、簡単に自分でやると判断してしまいがちです。
目先の利益をとる選択も時には大切かもしれませんが、常習的にその選択をとり続けると大きな利を失うことになります。
どんな場合でも、大きな利益を得る為には、短期ではない中長期の計画が必要だからです。
自分一人で全てをこなすリスク
目先の利益ばかりを優先した結果どうなるかというと、僕のようになります。
脱サラして、自立すると判断した時に、同じ目線で協力してくれる仲間がいない。そういう状態になります。
なんでも1人でやっていると、助けがいのないリーダーになります。
もし、20年前から、もう少し中長期の計画を立てて開発経験を積んできていたなら、もう少しマシな状況になっていたかもしれません。
品質が良くても売れない時代。品質が最優先される時代に、1人で船出するというのはなかなかリスキーです。
メンバーを頼る戦い方をして、一緒に仕事を分散しながら育つ必要があります。
他者の成長機会を奪うことの影響
時々、自分でなんでもやっているのを「人助け」だと思ってしまっている人もいます。
そういう場合、なかなか他の人に仕事をふろうとしない傾向にあります。
「教育機会を奪っている」そういう視点を持たなければいけませんし、メンバーにも持たせないといけません。確かに、自分でやった方がいいことは多いと思います。しかし、そういった仕事を1つやるたびに、本来それをすべきだった人の「学び」を一つ奪うことになります。
ゲーム開発に限らず、どんなサービスでも開発ボリュームはどんどん大きくなっていて、職種は分業化が進んでいます。
集団の力を、効率よく動かすには、然るべき役割の人に作業の責任を与えるべきです。
そうすることで、適切に学び、強い組織になっていきます。
- 一人でできることには限界がある
- なんでも一人でやると、助けがいの無いリーダーになる
- 人助けは、時にその人の教育機会を奪ってしまう
集団の真価:共に成長し、成功を掴む
何度も言いますが、1人でできることには限界があります。
疲れず眠らない体を手に入れたとしても、1日は24時間しかないので、3倍までしか働けません。その中で効率化を図り続ければ、いずれ3倍以上の成果を出せるかもしれません。
しかし、行き着く先は、先に述べた通りです。
リスクを背負い体を壊す。あるいは、他のメンバーの教育機会を奪い、集団の力を弱めることになります。
集団の力をうまく引き出すことができれば、人を足した分だけ作業量を増やすことが可能です。
1ヶ月に3人分しか働けないのと、人を足せばいくらでも作業量を増やせる集団どちらが強いかは明白だと思います。それだけ人がいれば、1人だけで苦しむということもありません。
自立した集団の未来像
ただ、集団にも落とし穴があります。
責任の所在が曖昧になるという部分です。
人の悩みのほとんどは「人間関係」ですから、人が増えればそれだけリスクが高まります。なので、単純に人が増えれば良いというわけでもないです。
このあたりが難しいので、ついつい「自分でやる」という判断をしてしまうリーダーも多いんじゃないでしょうか?
ではどういう組織が良いか?というと、僕個人の意見ですが「自立した組織」が良いと考えています。
それぞれの人が、自分の責任を明確に持ち「依存しない関係」が望ましいです。これがないと、「誰かが頑張ってくれるから」と働かない人も出てきてしまうからです。
集団の中で、「働かない人が出る」というのは悪いことではありません。集団が生き残る確率を高める方法として、素晴らしいシステムだからです。
「働き蟻の法則」というのがあります。組織の中で上位20%が積極的に働き、60%がそこそこ働き、20%はサボっている。蟻の生態系の話ですが、それを会社に当てはめたモノです。
会社の中でサボっている人は必ず出てくると言った意味に使われていたりしますが、必ずしもそうではないと僕は思います。
うろ覚えですが、サボっているアリを全滅させると、巣ごと崩壊したという実験結果があった気がします。だとすると、会社内のサボっている人を辞めさせて解決はしません。
働かない人も込みで、集団の力です。
ただ、集団の中で作業量に格差が生まれるのは、時代に合っていないと思います。極力格差をなくすためには、全員に均等に責任と報酬を分配するような、そういう組織形態が良いのではないでしょうか。
以前紹介した、ティール組織は、一つの答えだと思います。
才能を引き寄せ、育てる環境の作り方
集団の1番のメリットは、才能が集まるという部分です。
同じ集団でも、才能が逃げる場所になるのもよくないです。これまでであれば、才能の無い人でも効率よく仕事を捌ける組織というのがとても強かった背景はあります。
しかし、日本のお多くの企業が、海外勢に飲み込まれようとしている現実を直視しなければいけません。
古いやり方では太刀打ちできないと、ほとんどの人は気づいているかもしれません。まだ言語化できていない人でも、焦る気持ちはあると思います。
同じ志を持った人が自然に集まる場所になれば、集団の力は無限大になります。
そういう才能が集まる場所を作る必要があります。
- 一人だけで苦しむ状況は良くない
- 集団は、依存しない関係が望ましい
- 集団には、才能が集まる
結論:SNSを活用した新しい集団の形成
新たなSNS利用のパラダイム
ひとりの力に頼る落とし穴と、集団が持つ力に関して解説してきました。
しかし、この記事では、ひとりの力を軽んじるものではありません。専門的な知識が必要なこの時代で、個の力は絶対に必要です。
個の力を活かす集団作り。そういう組織が必要です。
集団の力、集合する知性によって、求められているモノを作り出す。そういう建てつけをするのが、これからの世界を支えるエンタメになっていくと思います。
僕は、SNS(twitter、インスタグラム、TikTok)にその可能性があると信じています。
SNSは、自立した個性を伸ばすツールで、さらに、同じ志を持った人が引き合わされるようになっています。価値観が同じ人同士でなければ、会社を作っても100%うまくいかないので(経験済み)、価値観があった人と集団を作れるというのは、これからの時代で大きな力になるでしょう。
以上、さしあたり、今思う事でした。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
皆様の良い人生の一助になれば。
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